2022年7月 プエルトガレラ旅行記

2022年7月 プエルトガレラ旅行記 その1

最後にプエルトガレラに行ったのは、パンデミック前の2020年の2月だった。

あれから2年以上経ち、コロナ渦で予約していたチケットが何度もフライトキャンセルで延び延びにされたけれど、遂にプエルトガレラに行ける時がやってきた!

フライトはセブパシの成田ーマニラ往復、フライトスケジュール変更の為、
帰りが1日伸びてしまった。
休みの調整もあり、行くのを迷ったけど「行きたい気持ち」に素直に従う事に。

事前準備

2022年7月現在、フィリピン入国には
ワクチン完全接種+ブースター(3回目)接種完了者の私に
必要な条件は

① フィリピン到着の時点でパスポートの残存有効期限が 6か月以上 あること② フィリピン到着日から30日以内にフィリピンから帰国・出国するための航空券
③ 有効なワクチン接種証明書(日本の市区町村で発行したワクチン接種証明書は現在有効です)※③はスマホに入っている接種証明で問題なし
④「One Health Pass」というものに事前登録

このOHPに宿泊先の記入欄がある。

タイランドパスのようにagodaと連携して予約IDを打ち込むのと違い、住所などのディテールの記載が必要

これらのフィリピン入国準備はそれほど問題ないのだけど、
日本帰国時に必要な、「帰国便搭乗72時間前のPCR検査の陰性証明」が面倒くさい

いろいろと検索してみるが、わかりやすい情報がなかなかヒットしない。
そんななか、
Philippine Airport Diagnostic Laboratory(PADLAB)という、マニラのニノイ・アキノ国際空港(通称NAIA)の第4ターミナル(国内線)近くの検査場があるのを発見!

価格もそれほど高くなさそうなので、帰国2日前の検査の予約を予約した。

宿を確保し、OHPをパソコンから登録し、PCR検査の予約をして、いよいよ出発
でも、やっぱり簡単に行かないのがフィリピン

成田のチェックインカウンターで、OHPの登録をいつ終えたのか質問される。
どうやら、登録は現地到着の48時間だか72時間だか、それ以前に登録した分は無効になるとの説明を受ける。

(帰国後あらためて確認したが、そういった表示はなかった)
いつ登録したか覚えていないと告げると、再登録したほうが良いとのこと、

面倒くさいが現地で再登録なんて嫌だったので、再登録しようとするが、スマホでの入力は得意でないので、かなりてこずった・・・

そんなこんなで、かなりギリギリになっての出国手続きになってしまう。
航空機に乗り込み、ようやく出発と思っていたら、誘導路に入る前に機体が停まる。
なにやらトラブルがあったようだ。

操縦室に、CAさんが出たり入ったりしている。
そのうち、外部からエンジニアらしき人たちがタラップを上って機内に入ってきた。
まだかまだかと思っていると、約2時間経過したころ、遅延のお詫びにカップラーメンが配られた。

結局出発は3時間遅れとなってしまう・・・

マニラ到着、OHPのチェックは問題なく通過
入国審査も無事済ませるがここで大問題、困ったことに、楽天のSIMがまた繋がらない・・・(これは、自分のミス、今一度接続手順を確認すべきだった)

トラベラーズSIMを買おうか迷うが、どうにかなると思い空港から外に出る。

ひさびさに感じるクラクションが鳴りまくるフィリピンの喧騒に心が騒ぐ。
第3ターミナルは以前に来たとき、エドサ駅横にあるバスターミナルまでのループバスがあったので、
確認するが、当日の営業は終わってしまったらしくスケジュールの確認できず。

空港の外の大通りに出てタクシーと交渉、マラテロビンソンまで行ってもらう。

場所が便利な安宿「Stay MALATE」に着くと、
エアコンの部屋を予約したはずが、扇風機の部屋だという、戦う気力もないので追加料金を払いエアコンの部屋に(まあこんなもんだ)

スマホの楽天ローミング接続にチャレンジするが、どうしても繋がらない・・
仕方がないので、翌日空港でトラベラーズSIM
を買う事にする。

「最悪の2日目」

翌日空港に戻って、トラベラーズSIM(P500)を購入しネット環境を確保

出口を出たところにUBEエクスプレスのバスが停まっているので、マラテに行くかと聞いたところ、行くというので乗車(P150)
20分弱待って出発、ところがMOA経由したりと、すごい遠回りのルートとなっていて、マラテまで1時間近くかかってしまう(タイムロスパート1)

部屋に戻り荷物を持って、LRTヒルプヤット駅前のブエンディアのバスステーションに向かう。

そして、バタンガス行きのバスに乗った”つもり”でいたが、
なぜか隣の違う目的地行きのバスに乗ってしまっていた。

車掌に促され、荷物を持って走行中のバスの入り口に行く。

どうしたら良いかと聞くと、ドライバーは「グラン・ターミナル」の一言。どうやら、この先にバスターミナルがありバタンガス行きのバスに乗り換えられるらしい。

大きな交差店でバスが停まり、ドライバーがそこのブラックビルディングだ、と教えてくれたので、下車しターミナルへ。

とにかく大きなターミナルで、バタンガス行きのバスを探し乗車(タイムロスパート2)

ここまでで、かなりテンパった。
ところが、まだまだ終わらない・・・
この時点で午後1時

バタンガスピアーは以前の港の駐車場の中ではなく、フェリーターミナル手前の横の細い通路のような道の前がバスストップになっていた。

相変わらずの、やかましい口利きさんたちの間を、同じバスに乗っていた乗客の後についていくと、掘っ立てのテントの場所で、ワクチン接種証明確認とP50の徴収があった

ワクチン証明チェックポイント

そこを抜けると、以前のチケット売り場の横に、新しく巨大なフェリーターミナルビルが建っていた。


その中に、チケットブースが何社か並んでいる。

プエルトガレラ行きを探すが見当たらない。総合受付の女性に聞いても、首をかしげている・・・

いろいろ聞いてみると、どうやら今日のプエルトガレラ行きの船の最終便(14時発)は終わってしまったらしく明日の6時が最初のボートとの情報を得る。

口利きさんたちからプライベートボートのオファーがあるが、
10人集まれば1人P1000ペソだが、1人だとP8000とのことらしい、人数は集まりそうもないので諦める。

仕方がないので、近くに宿がないかと思いagodaで検索するが、今日の宿は全て売切れの表示。
この時点で午後3時半過ぎ。
ここでかなり追い込まれた状態になるが、宿を探すためバタンガスの街中に行こうと思い、ピアーのバス停に戻り、街中行きのジプニーに乗る。

しばらくして出発するが、少し行ったところでドライバーが俺を見て「ホテルだ」と言ってくる。

ジプニーの前に「COME INN」というホテルがあったのでジプニーを降りて宿の受付に行き料金を確認。

Come inn

10時間P900とのこと。
まあこれならと思い、今から明日の朝5時までの11時間だと聞いたところ、P100プラスのP1000だというのでここに決める。

ここは、いわゆるモーテルで、そういう場所ではあったけど、エアコンも効くしテレビもあるので良し。
寝る場所が決まれば一安心なので、翌日の為に宿から港の距離を確認する。

宿の前のお店でビールは買える。
港までの道にフィリピンBBQや揚げ物の屋台があるので、食べ物確保もOK。

朝一の船で行けば、ダイビングができそうかなと確信はないまでも、陥った窮地からはかなりリカバリーできたので、ちょっと安心。

部屋に冷蔵庫はないので、ホテル前のお店で買ったビールをホテルのフロントで冷やしてもらい、都度取りに行くことにした。

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