見出し画像

【絵本書評】電車好き 必見⁉︎『でんしゃにのったよ』

こんにちは。
今月から絵本書評を担当する、
みっちゃんです。

今回ご紹介する絵本は

岡本雄司 作
『でんしゃにのったよ』
福音館書店

です。

電車好きなお子さんを
お持ちの方は
お子さんのために、
電車の本を
読んであげることが
あると思います。

我が家の2歳の息子も
電車が大好き。
電車の本を読むように、
毎日のように、せがまれます。

ただ、
電車の本って、
電車の絵・写真と
名称・路線名が書いてある、
図鑑のようなものが多い
のですよね。

どの本も似ているなあ
なんて思っていました。

読んでいる側としては
ちょっと、
つまらなかったり、ね。

ところが、
この絵本は、
ストーリー仕立て。

読み聞かせている側も、
楽しいですし、
読んでもらう子ども側も、
図鑑形式とは違う、
新鮮な楽しみがあるような
絵本なんです。

▪️絵本の内容

この絵本のストーリーは
ある男の子が
お母さんと、
電車を2つ乗り継いで
いとこの家へ遊びに行く
というもの。

自宅から車で駅に行き、
ホームで
お父さんに手を振って、
電車に乗り込みます。

運転席の後ろに陣取って
景色を楽しみ

電車を乗り換え
鉄橋を渡り
貨物列車とすれ違い

新幹線に乗り換え
駅弁を買い
駅弁を食べ
車窓からの眺めを楽しみ
車内販売で飲み物を買い

終点の東京駅で
いとこに再会

という
電車に乗るワクワク感を
自宅にいながら味わえる
絵本になっています。

▪️この絵本の一番の魅力

私が
この絵本の
どこに一番惹かれたか、
というと、
絵、
なんです。

細かいところが
ものすごく、
丁寧に描かれているんです!

電車やホームはもちろん、
乗務員さん、
他の乗客、
電車の周りの景色、
ホームにいる人、
川、山、商店街
などなど、
細部へのこだわりが
すごい!

かといって、
読んでいて
しんどくなるような
ゴミゴミした感じはなく。
さらっと読み進められます。

作者自身も、
楽しんで描いたのだろうなあ
って
すごく伝わってくるんです。

もしかすると
作者も、
電車好き
なのかもしれません。

▪️絵本を通じた親子のやり取り

息子は
読み聞かせの途中で、
景色として描かれている
タクシーやバス、郵便車
を見つけると
嬉々として
私に、その発見を
報告してくれます。

商店街の中に
分からないけれど気になるお店
(例えばラーメン屋さんや理髪店)
があると
「これなあに?」
と聞いてきたり。

読み聞かせしながら
親子のやり取りも楽しめる
そんな絵本です。

電車好きな子どもは必見!
電車好きでなくても
読む度に、
絵の中に発見があるので、
読むとワクワクできる一冊です。

(写真をクリックすると、
Amazonのサイトに飛びます^ ^)

執筆:たにみつえ


〜小田桐あさぎ オンラインサロン 魅力ラボ 〜
仕事も、恋愛も、遊びも。
「自分らしさ」で全てを手に入れる
 
◆オンラインサロンのご案内
http://adorable-inc.com/miryokulab/
 
300人以上の女性が
自分らしく楽しんでいます!
 
次回の受付開始時期をお見逃しなく💫
 
 
◆小田桐あさぎメールマガジン
https://55auto.biz/adorable-asagi/touroku/entryform2.htm
 
◆公式Instagram
https://www.instagram.com/miryokulab
 
◆公式Twitter
https://twitter.com/miryokulab
 
◆読書部Instagram
https://www.instagram.com/dokushobu1
 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?