CTOの重要性

会社に務めている人であれば、必然的に組織に所属することになる。

そして、毎日の業務は基本的に組織内でコミュニケーションを取り、進めていく。

私もその一人で、社内のある組織の開発グループに所属している。

7/2 にデベロッパーサミット2019Summerがあり、開発組織についてのカンファレンスを聞いてきた。

テーマは、「エンジニア組織とアーキテクチャ」

組織のあり方、日々の業務の改善、品質向上、新しい取り組み、不具合対応など、テーマは様々たが、要はいい組織をどう作り上げていくか。

聴講して私が感じたのは、ズバリCTOの重要性だ。

そして、何をやればいいかではなく、なぜ今それが組織としてできていないのか、これが本当の問題。

そして、組織内で解決できない問題も出てくる。

自分の所属している組織で解決できない問題が増えていくと、ストレスやモチベーションの低下が進み、生産性が落ち、品質も下がっていく。

そのような問題を解決するには、CTO、または開発マネージャーによる、組織の運用改善が必須になる。

しかし、ただCTOがいればいいわけではない。

社内での立ち位置や、発言権、信頼がないと誰も従わないし、相談にも来ないだろう。

どんな組織も、意識しないとルールが曖昧になる。
そして、コミュニケーションコストが大きくなっていく。

CTOに求められることは、技術的な知識や改善案と同じくらい、エンジニア組織を円滑に運用させる能力が求められるのではないだろうか。

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