ポップになるには

田島ハルコです。

ここ数日、考えごとや自分語りみたいなやつをツイッターでやりまくってたら30人くらいフォロワー減った(若干増えもしたが)し、そもそもそういうのは長文でやりたいのでnoteを始めることにします。

…というのも最近、とりあえずできた音楽をアルバムという単位にまとめようとしているのですが、「作ったものを客観的にみる」というあんまり楽しくないタイプのエネルギーを注いでいるので、反動で自分について思いを巡らせまくるみたいなことがやりたくなっているのです。

実はここ数ヶ月、ツイートの数を減らしたり、ツイッターのタイムラインをダラダラみるのやめたり、人のホーム画面に行ってツイートを遡るのをやめたり、友達に愚痴るためのサブ垢をやめたり…など、少しツイッターからは離れていました。近況はインスタのストーリーを更新するようにしてました。しかし、主婦(というか旦那のヒモ)の私は、ほとんど家にいるから画像がなくてストーリーは結局あまりやらなくなり、ツイッターに舞い戻ってしまったわけですが…。

それと、数日前からYouTuberもどきみたいなことを始めました。今は音源制作と並行して、動画も楽しくやっております。YouTubeはこれからどんどん更新したいと思います。

田島ハルコの【視えるラジオ①】お悩み相談に答えてみた結果… https://youtu.be/qbSssh8Fx5s

↑こんな感じでこのままYouTuberもどきになり、私の「逆張りポジティブ」や「逆張りポップ」はもはや逆張りではなくて普通の「ポジティブ」や「ポップ」になっちゃうんじゃないの!?っていう淡い期待を抱いたりしています。いや、別にそもそも最初から逆張りですらないんだけどね。でも、みんなの印象では「逆張り」なんじゃないのか?これは私が、ちょっと違うなとは思いつつ、「トラックメイカー」って自称してるのと同じ感じです。逆張りって言われても別にいいんです。分かりやすければ。

ただ、本当の「分かりやすい存在=ポップ」になるのは、今の私にはなかなか難しいことだと思います。本当のポップとはグロテスクなものでもあるから。無数の屍の上に根を張る新自由主義の中でこそ花開くものがポップなのだから。
しかし、死屍累々な世界に入っていかなければ、私に血を流させてきた新自由主義に報いるすることはできない。
私は、ポップに取り込まれようという覚悟ならあります。音楽ではとことん好きなことをやりますが、私が好きなことには「売れること」も含まれているのだし。

人がポップになるための選択肢は、「個人が持つ歪さを脱臭する」か、「歪さを前面に出してピエロになる」の2種類あるんじゃないかと思っています。
私は、かつては後者をやっていたように思います。しかし、今はそういうのを面白がるような時代じゃないですよね。弱者だけではなく、誰かの歪さを笑うこと自体がタブーになりつつあります。いじめられて悔しい思いをしてきた私は、この風潮にはとても安心しています。
なのに今までの私は、ギャグで地下アイドルになったり、すごく嫌いな仕事をしたり、実は真面目で強迫性格な人間性が伝わるはずと思いながら「奇抜にみえる」パフォーマンスをしてきました。全ては私の血を吸って花開くポップへの復讐心からです。でも、あまりにもしんどくて疲れたからもう辞めました。

そこで、今の私は前者である「個人が持つ歪さを脱臭する」というスタンスに力を入れています。それは例えば、声に(クセがあるから)オートチューンをかけるとかそういう事です。スタンス的には、とにかく世の中の風潮を、文化のトレンドを、受け付けるというシンプルなものです。これを始めてからかなり人生が楽になりました。
しかし、果たして本当にこれでポップになれたのか?とふと立ち止まると、有名になるどころかむしろ、誤解されながら突き進んでいた頃に比べると失速した印象すらある。何故かというと、「個人の歪さ」というものは脱臭しきれるものではなかったから。というか、そもそも歪さを完全に脱臭してしまったら私には何も残らないでしょう。

しかし、ポップの中にも「個性的」という枠があることに気がつきました。「個性的」は抽象的で便利なワードです。つまり、個性的枠にうまく嵌まることができれば、中身はある程度なんでもいいし、妥協せずにやりたいことをやりながら売れることができるということになる。身もふたもなく言えば「個性派YouTuber」「個性派シンガーソングトラックメイカー」みたいなポジションを目指すのです。個性派が浮き立つのはインディーズではなく、何らかの資本のパワーによってであるから、「個性派」こそ死屍累々の中に花開くポップなのではなかろうか。
また、個性的とは、明らかに一度誰かが通った道を思いっきり踏みながら、自らのオリジナリティであるかのように振る舞うという矛盾したスタンスでもあると思います。私はそこまで面の皮が厚くなれるのでしょうか…。いやいや、やってやろうじゃん。

というわけで、資本のパワーを少しでもかっぱらいたいのです。だから、これからもいろんなオーディションに応募します。本当は音楽家とか表現者じゃなくて読モになりたかったんだけど、実はそれだって諦めてないんだよ。

もし、私が面の皮のヤバい奴になったら、叩くなら叩け。その挙句、やがてオリジナリティで勝利してやる。
それが私の復讐なんだから。

おわり。

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