見出し画像

プラスチックスプーン有料化はみんなの将来のため

これね、なんで話すのかって言うと、職場のラジオで聞いたんですけど、
コンビニで無料提供されているプラスチックスプーンを有料化するという発言をして、小泉進次郎さんがバッシングされていましたけど、
これって、コンビニでいちいちスプーン入りますか?みたいなことを聞くのが面倒だし、プラスチックスプーンを作っている会社が潰れるということもあるだろうし、結構みんないろんなこと言って、批判しているんですけど、
多分こうゆう人たちって小泉さんがなんで、プラスチックスプーンを有料化しようと考えたか、意図が読めていないんですよ。
確かにね、今現在無料になっているスプーンにお金を払うなんて嫌だから、ただのままにしてよ、っていうのはわかるんですよ。
でもなんでプラスチックゴミを減らさなきゃいけないのか、っていうことを考えないといけないんですよ。

今世界で問題になっている、海洋にいっぱいプラチックゴミが流れている問題があるわけですよ。
多いのが中国とかベトナムとか東南アジアの方なんですけど、日本もプラスチックゴミが流れているんですが、中国とかに比べるとそこまで頑張ることはないんですよね。

ただ日本ってプラスチックを燃やして処分しているから二酸化炭酸が出ているわけですよ。
みなさん二酸化炭素は出さない方がいいっていうのはなんとなくわかるじゃないですか。
CO2ね。

日本もやっぱりCO2いっぱい出すのやばいよねっていうので、京都議定書っていうので日本もやっているんですけど
京都議定書っていうのは、温暖化防止のための国際協定のことね。国際会議で決められた世界で初めての協定のことなんですけど。

日本でもいっぱいCO2を出しているから、対策しないとやばいと。
世界を見た時に、
ヨーロッパの方って、CO2排出取引権っていうのがあって、
CO2をいっぱい出す国はお金を払って、CO2をあんまり出していない国からCO2を出す権利っていうのを買うことができるっていうものを作ったんですよ。
つまりCO2を多く出す国にはお金を払わなければいけないという、ペナルティがついているんですね。

要はCO2をみんなでなくしましょう、みたいなことを言っても誰も守らないから、罰則にしたんですよ。
一つの国で出せるCO2の量っていうのが、決まっていて、それ以上を越えるCO2を出したら、他の国から買うしかないんですよ。
逆にCO2をあまり出さなかった国は、CO2を出さずに余った部分を他の国に売ることができるんですよ。
てゆうふうに、お金を動かすことで、EU内でCO2の全体の排出量っていうのを減らそうぜ、っていうことを国単位でやっているんですね。

そのCO2の排出取引権って、中国も「俺もやりたい、仲間にいーれて」ってきたんですよ。
申し訳ないけど、中国って大体嘘をつくじゃないですか。だから中国が参加しちゃったら
「俺たちCO2減らせました。お金頂戴」みたいなことをやりながら、蓋を開けてみたら、
「お前ら全然CO2減ってねぇじゃん」みたいな問題が起こりそうですけど、まぁそれは置いておいて。

とはいえ、表向き、CO2を減らそうっていう動きが世界中で進んでいるんですよ。
こうなると、日本ってヤバくて。
日本は「プラスチックなんて燃やしちまえ」みたいな考え方をしていると、
当然CO2がどんどん増えてくるわけですよ。

で、ヨーロッパとか中国とかがCO2排出取引権っていうのがどんどん進むと、
世界中にそうゆう仕組みを作って、先行者有益を得ることができるんですよ。
確かねアメリカも、トランプ前大統領はCO2排出権をやらないって言っていたんですけど、バイデン大統領はフランス議定に戻るって言っているので、アメリカ、ヨーロッパ。中国でやることになるんですよ。
先にCO2を減らす運動っていうのをやっておけば、優先的にお金を動かすことができるわけですよ。
要は、CO2をいっぱい出す国は、ペナルティとしてお金を払ってくださいね、っていうのを合意として作れちゃったりするんですよ。

で、日本ってCO2排出取引権をもうすでに買っているんですよ。
合計でCO2排出する権利を1600億円とか支払って買っているんですよね。
毎年40億円から120億円ぐらいCO2を燃やすために、お金を払っているんですよ。
それをロシアとかから毎年買っているんですよね。

で、その金額って今後もどんどん増え続けるんですよ。
だからその金額を少しでも抑えるために、小泉さんはプラスチックスプーンを有料化して、
プラスチックゴミを少しでも減らして、CO2の排出量を減らそうとしているんですよね。

ヨーロッパとかだと、プラスチックのスプーンの代わりに木のスプーンを使っているんですよ。
だから日本もそのうち木のスプーンとかを配布するようになると思うんですよね。
木だったら、そのまま植えれば肥料になるから、なんの問題もないし。

つまり小泉さんの言った、プラスチックスプーン有料化って日本の生産を守るために、もしくは少しでも今よりも良くするために発言したことなんですよ。
簡単にいうと皆さんの生活を守るためであり、未来の子供たちのための発言なんですよね。

でも残念ながら、小泉さんをバッシングしている人たちは馬鹿だから、それがわかっていないんですよ。

小泉さんは皆さんの未来のために、自分を犠牲にして、みんなから悪口を言われることがわかっているんだけど、
それを選んだわけですよ。

皆さんのためにね。
別に僕は小泉さんのことを好きでもないし、支援者でもないですけど、ただ僕らのためにね、もっと言えば皆さんの子供たちのためにね、前線に立って、行動してくれている人を叩くのは僕は違うんじゃないかなって思ったわけですよ。

なのでプラスチックスプーン有料化って、きちんと皆さんのことを考えた政策なんだよ、っていうことをお伝えする話でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?