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雨の森に咲く@いつもの森

今日は雨でいいと思っていた。
というかむしろ雨のほうがいいと感じた。
先週であったユウシュンランを思い出している。
ネットでみつけたユウシュンランの開花は可憐だった。
ネットのように咲いていれば、晴れで乾いた感じよりもしっとりと濡れた花のほうが絶対に絵になる。
だから雨を望んでいた。
そして雨になった。
花には雨があう。
ユウシュンランでなくても、やはり雨があう。

駐車場ではやくも藤にとめられた。
それが表題の写真。
森の花も少しづつかわりつつある
コバノミツバツツジは終わりにむかい、それにかわりコバノガマズミがいたるところで花束をみせていた。

1輪 2輪が開花の花束を選んでみた

意外と花期のながい春蘭もすこしづつシミがふえつつある。
さて、ユウシュンランは、開花とはいえないかな。
すこしづつ膨らみつつある。

もうすこしかな

マクロでも写してみたが、やはりまだ咲いているとは言い難い。
ユウシュンランも蘭特有の両腕を大きく開き、なにかを抱え込むような独特の花が咲くはず、ネットでは咲いていた。
来週か、1週間後では遅いのか?それとも春蘭のように花期が長いのか?まったくわからない。

そんなことを考えながら歩いているとチゴユリがすでに咲いていた。
結構な数がさいている。
そんななか一番開いた花を選んだ・・・

チゴユリ

雨で虫は飛ばないが、鳥は鳴いている。
行きずりの老夫婦にオオルリの鳴き声を訊かれたが、分かるはずもなく苦笑してしまった。鳥屋ではないのだ。
でも、キノコ屋にはなりつつある、笑
キノコに出会うとつい撮ってしまう。

同定はできないけどね
う〜んいいねぇ〜 これは7本ぐらい群生していた。

そして雨の林道を歩く

ショウジョウバカマはすっかり終わってしまった
花筏はちいさな花が咲いていた

鳥たちはわりに複数鳴いていて、森のなかではタゴガエルが合唱している。雨の音やせせらぎの音も重なり、結構おもしろい音が収集できそうと、動画にもチャレンジしたが、どうもイマイチだった。
ひとつは傘をさしたまま撮ったのが不味かった。
雨が傘を叩く音はおもいのほか大きく、鳥やカエルの声がまけてしまう。
仕方がないので、傘をたたみ濡れながら撮ったが絵がイマイチだった。
動画も少し考えながらチャレンジしてみようかな。

さて、里の近くまでやってきて思い出したのが、タンザワウマノスズクサ。

つぼみでした。

そして、先週みつけたアケビ。

これは雨が似合う
マクロで水玉を撮ってみる

雨の日のもうひとつのテーマは雨に耐え忍ぶ虫を撮るってのがある。
これはずっと前からのテーマなんだけど、なかなか虫にであえない。
特に雨にぬれたトンボを撮りたいのだけど出会わない。
今回はてんとう虫に出会ったが、あまり雨に耐えているを表現できてないかもしれないな。

雨に耐えるてんとう虫

意外に時間は過ぎていて、すでに3時間ほど経っていた。
でもこのまま駐車場に戻るのももったいないので少しだけ回り道をしてムベが咲いているの場所によってみた。

さいていました。
少し印象的に撮ってみる。

最後に写真集にものせた藤の大木がどうなっているか確認をしたら、いまが盛りと咲いていた。
ワタシの好きな藤です。

天然の藤

いい感じの雨の散歩を楽しみました。


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