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24年初夏 山括弧塾について(事務局からのお知らせ)

山括弧塾事務局です。講座をあらたに3つ、お届けいたします。みなさまのご参加お待ちしております。

※①③の両講座とも、塾長の永井も参加いたします。みなさまもふるってご参加くださいませ。
※①谷口先生ご講義にまだ若干名の余裕がございます。先着順となりますがご希望の方は下記詳細の応募フォームからお申し込みください。

開催概要:

3講座いずれも自由が丘での開催となります。

①キルケゴール『不安の概念』を読む(講師:谷口一平先生)
5/10~6/28まで毎週金曜夜20時~開催。全8回(予定)。

②ヘーゲル『精神現象学』を読む(講師:永井均)
6/8~6/29まで毎週土曜14時~開催。全4回(予定)。
※4月からのヘーゲル講義の続きとしての開催となります。
基本的に受講されている方が優先で、空き枠が出た場合のみ追加公募いたします。

③続・極端に不幸にならないための瞑想入門(講師:うぱさま先生)
6/8~6/29まで毎週土曜10時半~開催。全4回。

全講義共通の要項が下記となります。日程、テキスト等についてはそれぞれの要項をご確認ください。

・料金は一括払い(月額。アーカイブ受講なし)
・①②③とも申し込み多数の場合は抽選となります。すべての講義に重複して申し込まれても構いませんが、希望者多数の場合、重複申し込みの方に優先順位をお伺いすることがあります。あらかじめご了承ください。
・開催は東京都目黒区自由が丘にて。 ※詳細は参加者の方にメールでお知らせします。
・録画等の公開予定はありません。またご都合により欠席された方へのアーカイブ受講や返金のご対応もいたしません。予めご了承くださいませ。
・コロナ再拡大や天候等の理由で、期中のZOOM講義への切り替えの可能性があります。あらかじめご了承ください。


①キルケゴール『不安の概念』を読む(仮)

▼講義要項:

本講読では、キルケゴール(筆名ウィギリウス・ハウフニエンシス)『不安の概念』を第一章から、みなさんと一緒に読んでゆきます。本書はキルケゴール「原罪」論の重要著作であるのみならず、哲学史において「性的自己」が着目された、もっとも早い研究でもあります。例の『情況』論文の中で私自身の一定の解釈の方向性を示した『不安の概念』なのですが、原文にはそのさまざまなキー・コンセプトがどのように織り込まれているのか、また他の解釈の可能性や、キルケゴール自身の実存の問題とはどのようなものであったのかを、テクストから探究してゆきます。
メインで使用するテキストとしては(独語からの重訳ではありますが)入手しやすく、私がなんとなく訳文を気に入っている斎藤信治訳 岩波文庫を想定しますが、デンマーク語原典からの村上恭一訳 平凡社ライブラリーの新訳や、「世界の名著」収録の田淵訳 等を持参されてもかまいません(必要な箇所では、講読中にも対照します)。

▼日時・場所

・5月10日(金)20時~21時半を予定。以後毎週金曜に同時刻にて開催。
・定員18名。(最小開催人数5名)

▼受講料:

社会人8000円 学生4000円 (月額/4回分)

▼申込方法:

下記申し込みフォームよりお申し込みください。応募締め切りは5月2日(木)24時まで。応募多数の場合は抽選となります。5日(日)中に当選者の方へのメールを以て発表に代えさせていただきます。

申し込みフォームはこちら 

▼テキスト:

※要項をご確認ください。

▼講師紹介:
日本大学大学院文学研究科博士前期課程修了。専攻は哲学。十代より哲学討論NPOの運営に携わり、現在は独立哲学者として活動。主な論文に「存在と抒情――短歌における〈私〉の問題」(『未来哲学』第二号)、「オスカー・ベッカーにおける非本来的根源性」(未公刊)、編著に『遺稿焼却問題』『独自成類的人間』(以上、ぷねうま舎)がある。

②ヘーゲル『精神現象学』を読む

▼講義要項:

現在開催中の春講義(ヘーゲル)の、基本的に続きとして『精神現象学』から関連箇所を読みます(基本的に受講されている方が優先で、空き枠が出た場合のみ追加公募いたします)。

▼日時・場所

・6月8日、15日、22日、29日。いずれも土曜日、14時~15時30分を予定。
・定員18名。(最小開催人数5名)

▼受講料:

社会人8000円 学生4000円 (月額/4回分)

▼申込方法:

※空き枠が出た場合のみご案内いたします。

申し込みフォームはこちら 

▼テキスト:

講義要項をご参照ください。

③続・極端に不幸にならないための瞑想入門ーウィパッサナー、夢、独在性を手がかりにして

▼講義要項:

この講座では、放っておくとなぜかどんどん不幸になってしまう人のために、瞑想を用いて内なる静寂にアクセスする方法を紹介したいと思います。講義の全体的な流れとしては、独在性を手がかりとして、まずウィパッサナー瞑想の基本原則と自己同一化解除の重要性を学びます。その後、発展的な話題として明晰夢や体外離脱の引き起こし方、並びに、それらを前提条件とした瞑想を通して、瞑想は起きている間だけでなく眠りの中にも持ち込み、深める事ができ得ることを紹介します。
瞑想は本来は苦の滅尽に至るための道ではありますが、思いの外さまざまな使い方が可能です。社会人として働き、瞑想を続けている立場から、色んな瞑想の楽しみ方をお伝えできるといいなと思っています。
※講座内における時間配分としては、お話の時間と瞑想時間の比率を5:5程度と想定しています。全体として少し長めの瞑想時間となるため、パニック発作やフラッシュバックが時々出る方は、主治医と相談の上ご参加ください。
また、当日の実践時には細心の注意をいただき、つらさを感じた時には実践を中止いただくようお願いします。(うぱさま)

▼日時・場所

・6月8日、15日、22日、29日。いずれも土曜日、10時30分~12時を予定。
・定員12名。(最小開催人数5名)

▼受講料:

社会人8000円 学生4000円 (月額/4回分)

▼申込方法:

※申し込み開始までもう少しお待ちください。

申し込みフォームはこちら 

▼テキスト:

未定。また、座布団はご用意いたしますが、坐蒲などをご持参いただいてもOKです。

▼講師紹介:
1993年生まれ、徳島県出身。中学まで地元で暮らした後、高校は京都の有名進学校で寮生活を送る。東京理科大学を卒業後、名古屋大学大学院に進学するも中退し、ミャンマーで一時出家を経験。その後還俗し、現在は東京のコンサルティング会社に就職して多忙な日々を送っている。
・うぱさま先生のインタビュー記事はこちら
・Xアカウントはこちら(https://twitter.com/pannindriyap


事務局から:

4月のオンライン講義に引き続き谷口先生と、前回は応募者多数でご参加いただけなかった方も多かったうぱさま先生の瞑想講座の続編をお送りいたします。塾長の永井ももちろん参加いたしますのでご期待ください。多数のご参加お申し込み、お待ちしております!(山括弧塾事務局)


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