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【参戦記20】乃木坂46 アンダーライブ2020(2日目)in日本武道館

参戦記の第20回目は2020年12月18日(金)〜20日(日)に日本武道館で開催された「アンダーライブ2020」(2日目)になります。

2020年春以降、新型コロナウイルスの感染拡大が本格的となり、感染者数の急激な増加や緊急事態宣言の発令など今までに類を見ないウイルス蔓延社会となりました。様々な所に打撃を与えたコロナウイルス、乃木坂46も例外ではありません。3月に予定されていた2期生ライブ、白石麻衣卒業コンサートの無観客配信、握手会からミート&グリートへの変更など、イベント関係のものは全て中止・延期・形式の変更が相次ぎました。個人的に毎夏楽しみにしていた「真夏の全国ツアー2020」がなかったのが残念でしたね。

夏以降は感染者数に波はあるものの、徐々に舞台やイベント等の制限が緩和され、乃木坂46は12月にアンダーライブ(客数制限の有観客+配信)の開催を発表しました。自分は関西圏に住んでいるので正直このライブへの応募はかなり迷いましたが、今後イベント等に行けるかどうか不明瞭かつ、自分は学生という身分で時間に余裕がある状況の中で、みすみす参加できるチャンスを手放すのは惜しいと思い、応募するに至りました。モバイル1次先行にて2日目と3日目に応募し、2日目が当選しました。普段ライブで遠方に行く際はライブ前日もしくは前々日入りして、各地を転々として観光していましたが、そこをグッと堪え、出来るだけ最低限の移動を心掛ける事を意識して1泊2日してきました。

そんなコロナ禍の中、1泊2日で東京に行ってきた際の参戦記になります。ちなみに撮影端末はiPhone 12 miniです。




2020年12月19日(土)

この日は朝からアルバイトがあったので6時に起床。7時〜10時まで働き、家に一時帰宅。軽く軽食を取ってから荷造りをして、家を出発しました。久々のライブに向かう感覚、内心かなりワクワクしていました。

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11時半頃に新幹線最寄駅である京都駅に到着。実はコロナ禍になって以降も大学の関係で数回新幹線を利用していたので、あまり久々ではない新幹線ホーム。ですが、個人的な楽しみで今回は利用するため、景色の見え方は変わりますね。土曜日の昼間ですが、ホーム上の利用客はまばらな感じでした。

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11時半過ぎののぞみ号に乗車。いつもの感じでこだま号グリーン車を利用して、約3時間近くの旅路をのんびり楽しみたかったのですが、出来るだけ乗車時間を少なくした方がいいかなと思い、のぞみ号を選択。自分が利用した車両は全体の2割ほどしか座席は埋まっていなく、ガラガラでした。

すでに軽食は済ませていたので、コーヒーを飲みながらゆったりとDisney+で映画を楽しんでいました。何を観ていたかはハッキリ覚えていませんが、唯一HSMドラマシリーズのクリスマス特別編を見たのを覚えてます笑。この日は天気も良く、日差しが適度に入ってくるので、心地良くなって少しウトウトしちゃいましたね。

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14時前に東京に到着!こだま号の3時間半をしばらく体験していると、2時間で着くのはあっという間に感じますね。「もう着くの!?」みたいな感じで笑。到着後は東京メトロ半蔵門線に乗り換え、今回のライブ会場・日本武道館の最寄駅である九段下駅に向かいます。

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日本武道館に到着!武道館には過去に何度も来ているのですが、乃木坂46のライブ目的で来るのは実に約4年振り。2016年12月、当時高校3年生18歳で父親と共に来て以来です。今は22歳、1人で難なくここに来れている事に時間の流れを感じ、親の力が無くとも足を運べる事に少し寂しさを感じたかな。何というか、大人になっちゃったのかなーと。だからといって親と来たいという訳でも無いんですけどね笑。

九段下駅の出口を出た瞬間にテンションが上がりましたね〜。武道館に向かうまでの道のりも久々で、ついに来たなって感じでした。ただちょっと臭かったかな笑。武道館前はすでにファンの方が各々に時間を過ごしていました。ライブ会場とファンが集まっている光景に少し懐かしさを感じましたね。

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今回昼頃に来たのはグッズを購入するため。WEB SHOPにて事前販売もあったのですが、受付期間を逃してしまって買えなかったんですよね。ただコロナ禍になって以降、昼間に物販を利用できるのはチケットを持っている人のみになったので、物販待機列はガラガラ。すでにWEB SHOPで購入した人は改めて物販テントに赴くのはよっぽどな事ですし、そりゃ空くよな〜と。待機列入り口のスタッフにチケットを見せてからは、待ち時間30秒もなく買う事ができました笑。買ったのはTシャツのみ、特に欲しいものも無かったので無駄遣いはせずに撤退しました。

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思ったよりグッズ購入が早く終わったので、その後は武道館近くをブラブラしていました。またこうして武道館に乃木坂46のライブで来れた事を嬉しく思いつつ、次に何をしようかなーと考えながら公園の方まで歩いて行きました。そういえばこの日の宿泊先は武道館近くのホテル。15時からチェックインとの事だったので、まだ少し時間はあるんですよね。

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この日泊まったのは「京王プレッソイン東京九段下」。Yahoo!トラベル経由で予約し、コロナ禍という事もあってか普段より大分安く抑える事ができました。武道館まで歩いて5分ちょっとの立地にあり、かなり便利だったのでここにしたんですよ〜。

しかしホテルに到着してみて衝撃の光景が広がってましたね…。チェックイン待ちをしている宿泊客でフロントの椅子がほぼ埋まってたんですよね。入口で順番待ちの番号札と、チェックイン時間短縮のために宿泊者名簿が挟まったバインダーを渡されました。何とか空いていた座席を確保し、名簿を書いていましたが、まだまだ自分の番号は呼ばれません笑。呼ばれたのは約30分後、やっとの思いで部屋に辿り着く事ができました。ホテルによってはチェックイン待ちがあるのは何となく耳にはしていましたが、まさか今回に限ってその状況に遭遇するとは…。今までチェックインする際は難なく出来ていたので、これもこれで貴重な経験です笑。

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部屋はシングルルームで、コンパクトな印象。ベッドとデスク、最低限1人通れるスペースがある程度なので少し狭いなと感じました。1泊2日であれば、これで十分かなって感じでした。部屋に着いた後は荷物の入ったバックパックを軽く荷解きをし、身軽なトートバッグに必要な荷物を入れ替え、すぐ部屋を出ました。

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良い感じの写真がなかったんで中途半端な光景になってます笑。向かったのは秋葉原。一番の目的は「仮面ライダーセイバー」のコレクションアイテム・ワンダーライドブックのガシャポンで販売されているバージョンの単品売りを買う事。ここに来ればわざわざガシャポンを回さずとも、普通にフックに吊るされて1つ何百円かで売られているので助かります笑。行ったのはラジオ会館内のイエローサブマリン。豊富な品揃えと在庫で、目的のものはしっかりあったので欲しかった物を全てまとめ買いしました笑。思いのほか人が多かったので、購入した後はすぐ撤退。

その後はでらなんなん秋葉原店へ。特にこれといって欲しいものはないのですが、折角来たので目の保養+見ていて欲しい物があれば買おうという事で向かいました。夕方だったからなのか分かりませんが、思いのほかお客さんは少なく、ゆったりと生写真やグッズを見る事ができました。購入したものはありませんでした…。

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その後はライブの開演時間も刻々と迫ってきているので、岩本町駅から都営新宿線を使って九段下駅へ戻りました。ホテルに戻る道中、朝からしっかりとしたご飯を食べていなかったのでおにぎり等を購入し、部屋へ。軽く軽食を済ませた時点で17時過ぎ。

今回のライブは会場時間が席によって分かれており、アリーナ席は16時半〜17時、スタンドの◯ブロック〜◯ブロックは17時〜17時半みたいな感じで、この時間帯にうまく入らないと後回しにされるよという制度だったんですよね。自分の時間帯は17時〜17時半。ダラダラしていられないので、急いでライブグッズをトートバッグに入れ、部屋を出ました。

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もう外は真っ暗。17時台で真っ暗になると「あぁ冬だな」と感じますね。夜の暗さとファンの人が向かっている様子も良いですね〜、これぞライブが始まる直前って感じ。武道館に行くまでの道のりからワクワクが止まりません笑。会場前に着いたのは17時20分頃、ギリギリセーフ。ライブチケット・身分証明者・cocoaアプリのチェックを受け、いざ入場。

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今回の座席はモバイル1次先行当選で、2階南M列でした。1次先行だったのでそれなりに期待していたのですが、少し残念な席でしたね…。でも今回行けるだけでも有り難い事ですし、座席もステージを正面から見る事ができる所だったので、まだ良かったです。

上の写真は開放されていたベランダから撮ったものです。何となく記録用に撮っていました。写っているのは丁度入場列の所ですね。開演20分ちょっと前でしたが、ちらほら入場されていってるような感じでした。その後はトイレで用を足し、丁度10分前。着座してライブを待ちます(ちゃんと1席空けになっていて、座席には特典のスティックバルーンが座面に置かれていました)。

18時ライブスタート。スモークがかかっている雰囲気や薄暗さの中で流れる乃木坂46の曲、約10ヶ月振りの現地ライブでテンションも最高潮!Overtureを聴いた時は何か込み上げてくる物がありました。1曲目は『13日の金曜日』、センターは今回のライブの座長であるたまちゃん。スタートからアンダラ色をぶつけてきてくれますね〜。

今回のライブの中では面白い演出もありました。『乃木坂 恋のメロディー』と称した、カメラを主観視点としてメンバーとの疑似恋愛を体験できるという、いわゆる妄想リクエスト的なやつですね。時期もクリスマスや年末が近かったという事で、それらを連想させるようなシチュエーションでしたね。この日はあやてぃー、でんちゃん、麗乃ちゃんの3人が担当でした。その中で一番驚いたのは麗乃ちゃんでしたね〜。可愛い演技が抜群に良かった!明るいイメージはあったものの、自分の中ではまだ初期の引っ込み思案なイメージが少しあったので、良い意味でギャップがありました。グループ加入からの経過による慣れや、舞台での演技経験が活かされたのでしょうか。とにかく良かったです笑。

今回のライブから初実装されたスティックバルーン。それをうまく使ってもらおうと曲中でも面白い使い方が促されていました。『シークレットグラフィティー』と『自惚れビーチ』にて、太鼓の達人のような譜面がモニターに現れ、それに沿ってリズミカルに叩くという使い方。うまくファンの人と一緒に盛り上がれる方法を考えついたな〜と関心しました笑。

ライブの後半は個人的に好きな楽曲ばかりで卒倒しそうでした笑。『君は僕と合わない方が良かったのかな』ではピンク一色に会場が染まり、『ブランコ』『不等号』では曲調に沿ったエモーショナルな空間になり、『日常』では激しい盛り上がりを見せてくれました。『日常』ってちょっと前からアンダラの定番曲になった感じがしますね。イントロからすでに来るゾワゾワ感や、サビでの爆発するような盛り上がり。この曲は"アンダラの全力感"を体現する1曲ですね。

本編ラストは『口ほどにもないKISS』。今回のライブで初解禁…だったような気がします。キスという行為を通して、恋愛を引いた目線で楽しむ光景を歌詞に落とし込み、センターのたまちゃんに合った優しくも明るいテンポの曲調になっていて、とても耳に残る曲でした。パフォーマンス中、たまちゃんとひなちまが背中合わせで目を合わせる瞬間が何とも…良かったです。新曲に披露も無事終わり、本編は終了。

アンコールは『ガールズルール』『制服のマネキン』と人気表題曲を披露し、『乃木坂の詩』で盛り上がりも冷めやらぬままフィニッシュ。その後は一旦時間を置き、アフター配信パートが始まりました。アフター配信分も現地勢はその場で見る事ができるので、かなりお得ですね笑。メンバーたちはサンタ姿に装いを変え、メンバー同士のプレゼント交換会が始まりました。プレゼントのチョイスってやっぱり人の個性や趣向がかなり出ますよね、見ていて中々面白かったです。全メンバーのプレゼント開封が終わった後は『シャキイズム』の曲披露で公演終了!久々のライブで、本当にあっという間でした!

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そういえば今回のライブも本編は全てアンダー楽曲で構成されていましたね。曲数もかなり増えましたし、今後はこれがスタンダードになっていくんでしょうかね。ライブを終えて会場に出たときに広がる夜空と明るく照らされる会場の外観、こういった所も含めてやはりライブって良いなと改めて感じました。興奮冷めやらぬまま、ホテルに戻ります。

道中にコンビニで買った夕食を食べながら、ライブの余韻に浸り、その日は早いうちに眠りにつきました。




12月20日(日)

この日は朝早く6時頃に起床。なぜ起きたのかというと乃木坂・乃木神社に向かうのと、日本武道館周辺を改めて散歩しようという事です笑。早朝の方が人出も少ないですしね。

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最寄りの九段下駅まで向かう最中、写真のデータを見たら時刻は6時42分になっていました笑。半蔵門線を使って表参道駅で乗り換え、千代田線で乃木坂駅へ向かいます。

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乃木坂駅に到着!発着時に流れる『君の名は希望』の発車メロディーもしっかり聴く事ができました。やはり早い時間で尚且つ日曜日という事もあってか、電車内はガラガラ、ホーム上は自分1人しかいなかったんじゃないかな?

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乃木坂に到着。地上に出てきてビックリ!人っこ1人いないし、車も一台も通っていないという状況!不思議で非日常的な感覚でしたね…。人類滅亡寸前ですか?ってくらいの静けさ、「自分ここにいてもいいの?この辺り立入禁止だったっけ?」と不安になるくらいの怪しさ。この好機を逃すまいと、写真撮りまくりましたね笑。3枚目を見てもらえると分かりやすいんですが、奥へ続く道の先まで人や車が本当に1つもないんですよね。

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一通り写真を撮り終わった後は乃木神社へ。この神社は朝6時から開いていますが、こんな時間に来る人はよっぽどなヤツ(笑)なので、自分しかいませんでした。朝の清々しい空気の中、神社に入るのは中々格別です。しっかりとお祈りをして、少し休憩をして出て行きました。朝が早く、こんなの人気のない乃木神社は初めてだったので、貴重なお参りが出来ました。

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その後は東京メトロを利用して九段下駅まで戻り、徒歩で再び日本武道館の方へ向かいました。着いたのは大体8時前。ライブスタッフやジョギングをする人、乃木坂ファンであろう人など、ちらほら人はいました。武道館をしばらく見た後は、北の丸公園をぐるぐる散歩。もちろんアンダー楽曲を聴きながら笑。思い出補正もあって、やはり『ブランコ』は聴く回数が自然と多くなりましたね。序盤の方でも触れましたが、2016年にここへ訪れて初めて体験したアンダーライブ。生で見るアンダラに感動し、その後も足繁く通いました。気づけば1年の最後は毎年アンダーライブで終わる感じになっていたんですよね笑。高校生活最後の年に来たライブから4年経ち、今は大学生活最後の年にまたこうして来られる事がここまで自分にとって大切に思えるという事は、やはり自分は本当に乃木坂46が好きだったんだなと改めて実感。

そんな事を思いながらブラブラ歩いていました。気づけば1時間ちょっとは経ってましたかね。名残惜しくもその場を後にしました。ホテルに戻ってからは部屋で軽く朝食を取り、荷物をまとめてチェックアウト。

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東京メトロを利用して東京駅まで戻り、9時42分のぞみ号に乗りこみました。普段のように色々観光はできなかったですが、その分"ライブが楽しかった"という思い出が濃く残った気がしますね。これはこれで全然良かったのかもしれない。

お昼過ぎに京都駅に到着。実はこの流れで、度々参戦記で名前が挙がるK君と映画『仮面ライダーゼロワン REAL×TIME / 仮面ライダーセイバー 不死鳥の剣士と破滅の本』を観に行きました笑。丁度12月18日公開で、K君が帰省していてタイミングがピッタリ合ったんですよね〜。今思えば年末のライダー映画はK君と観る事が殆どでしたね笑。

映画を観終わった後は在来線に乗って無事帰宅。その後体調を崩す事も無かったので一安心。てな感じで、1泊2日のコロナ禍におけるライブ旅行は幕を下ろしました。






以上、「アンダーライブ2020」(2日目)の参戦記でした。

最後に参戦した8thバスラから約10ヶ月振りのライブで、かなり久々に現地で楽しめましたね。次のライブまで長くても4,5ヶ月くらいしか空いた事はなかったので、本当に参戦できて良かったなと思いました。そもそもライブが開催されるという事への有り難みに改めて気付かされましたね、本当に。そんな状況下の中でもライブに向けて練習を重ねたメンバー、試行錯誤の上でライブを進行してくださった運営・スタッフの方々には感謝しかありません。また1つ、大きな思い出ができました。

これにて現時点でのライブ参戦記は全て書き切る事ができました。今後は参戦したら随時書いていく感じになりますね〜。そういえば2018年に乃木恋のリアルイベントで東京に3泊4日した事もあったので、その事もEX弾という名義でレポートを書こうかなーなんて思ったりしています笑。ここまで参戦記を読んで頂き、ありがとうございました。

いや〜乃木坂46のライブって、本当に良いものですね。それではまた、どこかの乃木坂ライブで。さよならさよなら。





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