涙の数だけ強くなれるよ! 1 小笠原賢吾 2020年3月10日 08:19 【結論:みんなで、“恩送り”をしよう!!! 誰かが、誰かのために。】 「みなさんは、頑張っている人に、頑張れって言えますか?」これ以上ないほど限界ギリギリで、頑張っている人に、そう言ったら酷ではないだろうか?私も、昨日、一昨日(2019/12/22・23)のスピードスケートショートトラック選手権で、何度もそう言った。そして、また、これからも言うであろうが。人様に、ガンバレ!は、私も、同じくらいガンバリます。または、私は、もっとガンバリます。という宣言であるのがよい。と昨夜、まるで昏睡のような幸せな夢のなかで想った。さて、ここで。選手権でその限界ギリギリまで頑張った選手を3名みなさんにpresentしたい。1人目。小黒 義明 選手(三菱電機)。私が知る限り男子最年長。1,000m。序盤の僅か2周で転倒後、のこる7周を全力滑走した。同走選手に周回の遅れをとりながらも、それら年下選手を追い続けた。2人目。菊池 萌水 選手(KHネオケム株式会社)。500m。ちょうど中盤で転倒後、のこる2周半を、ほんとうに、全身全霊で滑り抜いた。何をおいても、凄いことに、彼女は無心だった。自分がどれだけ周回遅れなのかを知らなかった。そのフィニッシュラインを虚心でやり過ごし、もう1周滑ろうとした。無我夢中であるが為に、周回も分からずに遮二無二、フォワードするアスリートを垣間見たのは私は初めて。3人目。菊池 悠希 選手(ANA)先々月の距離別選手権で左足首を痛めたのち、満身創痍での出場。その左をかばいながらの、肉体の限界でのレースが続く。神経伝達細胞が、最高値の痛みを伝達していたのだろう。脊髄あるいは大脳がこれ以上は、危険と判断。レースの最終盤で、何度も転倒。でも、彼女は起き上がった。何度でも起き上がった。そして、前を向いた。とにかくに、フィニッシュラインまで自分自身とのたたかい。 私は、この3人の勇者を間近で、視神経に焼き付け、自分も頑張ろうと想った。【Pay forward!】【恩送り】【誰かから、受けた恩を、ほかの誰かに、恩送りする。】‘A’という誰かの頑張りが、‘B’という人のハートと化学反応を起こし、‘AB’という勇気となる。その勇気‘AB’がほかの‘C’という人の‘ABC’という頑張りにまた変化する。まさに、【幸せのスパイラル】【Pay forward!】【Pay forward!!】美しい、ことのは。なんと美しいことであろうか.......今期の日本スケート連盟のあいことばは...........【Skate forward】 1 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート