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CAから他社CAへ転職したい人が今すぐやるべき4つのこと

先日スイス航空のCA募集が出て、「スイスいいなー♡」と思っている現役CAのちぎーです。わたしはアジア系CAから今の欧州系CAへトランスファー組(注)ですが(注釈:CAの業界用語で、同業他社へ転職することをトランスファーといいます)以前に頼まれて書いたものがあり、もしかすると今回のスイス航空に応募する人の役にも立つかも!?と思いついたので、noteにアップしてみます。

以下の内容は、わたし自身転職活動をして思ったことと、面接の達人‼︎なCA仲間からの知恵をミックスしています。

CAから他社CAへ転職したい人が今するやるべき4つのこと。


1. 自分に合う会社を選ぶ

まずすべきことは、自分に合う航空会社を選ぶこと。

◎ 大きく分類して、日系が合うのか?外資系が合うのか?

◎ 外資の場合、ベースは日本が良いのか?海外が良いのか?

◎ 海外の場合、その土地に合うのか?また国民性は自分に合うのか?

◎ スケジュールはどのようなものになりそうなのか?

◎ 待遇はどうなのか?正社員なのか、契約社員・派遣社員なのか?

◎ 過去の募集要項を確認し、自分がその会社の求める条件に一致しているのか?

現役のCAであれば、同僚を経由してCAスクールなどの繋がりから他社のCAとも繋がれる可能性が高いと思いますので、希望の会社で働いているCAから可能な限り情報を得るようにしましょう。その際、

◎ いつ頃採用がかかりそうか

◎ 自分はその会社のカラーに合っているかどうか

どうかも尋ねてみると良いでしょう。


2. 自己分析をする

ノートを用意し、

「自分の強み」

「自分が出来ること」

「これまでやってきたこと」

を書き出して、自分の強みの分析する。自分のことをよく知る家族や友人に自分の長所と短所を挙げてもらうなど、第三者に意見を求めることも有効。


3. CAからCAへ、転職したいことの理由を徹底的に考える

なぜ今の会社を辞めてまで、その会社に入社したいのか?

自分で納得した理由がなければ、面接官を説得できないものです。転職したいと思う理由を徹底的に考えてみましょう。単に今の仕事が嫌で、仕事から逃げるためだけの現実逃避の場合もあるかもしれません。隣の芝はいつだって青いものです。冷静に自分の心の中を見つめてみましょう。


4. 書類・面接の準備

外資系航空会社の場合、募集開始から締め切りまでが1週間程しかない場合もよくあります。募集情報をキャッチしたらすぐに応募できるよう、今すぐ準備を始めましょう。

具体的には、

◎ 自分を魅力的にアピール出来る応募写真を撮影する

◎ 書類(英文履歴書・カバーレター)を作成しておく

◎ 必要であれば、TOEIC等の資格を取得する

◎ 面接の準備を進める

などです。

面接の準備に関しては、どこの航空会社を受験しても必ず合格する面接の達人CAからこんなアドバイスをもらいました。外資系を受験する方は是非参考にしてみてください。

◎ 「こんにちは」「ありがとう」等の挨拶程度はその国の言葉を覚えておく

◎ 自分がアピールしたい事柄を大まかに3テーマ程準備する。テーマ毎に楽しいエピソードを交えて面接中に話せるようまとめておく

これは、自分がアピールしたいと思う自分の長所とそれにまつわるエピソードを仕込んでおいて、話の流れ次第でそこにたどり着けるようにいくつか用意しておくということ。

例えば、「チームプレーヤーである」「努力家」「異文化適応力がある」など。なぜそう言えるのか、起きた出来事を引用して説明し、どんな質問がきても自分の魅力をアピールする場に持っていけるように下準備をしておく。

◎ 日本とその国の違い、良い所と悪い所を考えておく

◎ CAはお客様を楽しませるエンターテイメント性も求められるので、1日に大勢の受験生と対面する面接官を、「私が楽しませる!」というぐらいの心意気で楽しい雰囲気で面接に臨む


新卒のときから、たくさんの航空会社を受けて受けて受けて、落ちまくってきたわたしですが、今振り返ると落ちた航空会社すべて入れず、ご縁のあった所に巡り合えて本当にラッキーだったと思っています。

面接は、テクニックも大事かもしれないけど、一番は”人と人との相性”や”ご縁”が大きいと思っています。

「自分らしさ」は存分に出して、志望する会社への想いも全部伝えて、でも素のままのあなたで臨んでみてください。

この記事がこれから転職活動をする方の参考になったら幸いです。


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