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『王国(あるいはその家について)』をより興味深く観るtips①−エンディング曲GRIM「Heritage」について−

『王国(あるいはその家について)』の劇中最後に流れる音楽はGRIMさんの1987年の楽曲「Heritage」です。Heritageは「遺産」という意味です。

GRIMは、伝説のメタルパーカッション・グループWHITE HOSPITL(1983年小長谷氏が桑原智禎氏を誘って結成)を母体に、小長谷淳さんが1985年より活動を続ける異形インダストリアル(1970年代後半にノイズミュージックから派生して誕生したジャンル)ユニットです。

YouTubeのコメント欄には『Domains』鑑賞して再生したという外国の方のコメントをいくつか確認することができます。

Found this after watching the japanese film Domains (2019). Hoping to find the lyrics to this some day

GRIMさんは他にもフォークテイストの楽曲を制作しています。

しかしGRIMさんは元々はインダストリアルバンド、別の楽曲はHeritageを制作した同一グループとは思えないノイズ断末魔のごときテイストに仕上がっています。

これを聞くと『王国(あるいはその家について)』のあるワンフレーズを思い出さずにはいられませんでした。

「静かなのは今だけ。見せかけだよ」

余談になりますが、さやと植野隆司でなる日本のポップユニット「テニスコーツ」さんが「Heritage」をカバーしており、こちらはこちらでまた異なった魅力を放っています。

そして海外の有志の方がリリックを頑張って文字起こししてくれています(公式からのリリックではありませんのでファンアートとしてお楽しみください)。リリックが素晴らしい。

忘れてた歌がいま蘇る
Wasureteta Uta Ga Ima Yomigaeru
言葉は消え旋律だけ
Kotoba Wa Kie Seniritsu Dake
あの時のことはあんまり覚えてない
Anotoki No Koto Wa Anmari Oboetenai
僕とあいつと君もいたね
Boku To Aitsu To Kimi Mo Itane
恋人たちはどこかへ消えた
Koibito Tachi Wa Dokoka E Kieta
僕は一人本を読んだ
Boku Wa Hitori Hon Wo Yonda
明け方になって懐かしい匂い
Akegata Ni Natte Natsukashii Nioi
扉の向こうグリムの庭
Tobira No Mukou Gurimu No Niwa
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It's not official but what I heared, so I am not sure if this is correct...

澁谷麻美 笠島智 足立智充 龍健太
監督:草野なつか
脚本:高橋知由 撮影:渡邉寿岳 音響:黄永昌 助監督:平波亘 
美術:加藤小雪 衣裳:小笠原由恵 ヘアメイク:寺沢ルミ
編集:鈴尾啓太、草野なつか 
写真:黑田菜月 演出助手:神田友也 
手紙文作成:高橋知由、澁谷麻美 
イラスト・タイトルデザイン:さいとうよしみ
エンディング曲:GRIM「Heritage」

エグゼクティブ・プロデューサー:越後谷卓司 プロデューサー:鈴木徳至
愛知県美術館美術品収集委員会・オリジナル映像部会委員:天野一夫、岡田秀則、岡村恵子、酒井健宏 

企画:愛知芸術文化センター 制作:愛知県美術館
配給:コギトワークス
宣伝プロデューサー:村上知穂 
宣伝:大橋咲歩、本多克敏
宣伝デザイン:三浦樹人
予告編:川添彩

2018年/カラー/スタンダード/150分

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