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【ポケモンカード回顧録】親子で歩んだシティリーグベスト4までの道のり

はじめに
本noteは、いわゆる攻略法やデッキレシピをご紹介するものではありません。これまで親子で歩んできたポケモンカードの道のりをただ振り返るだけの自己満足noteです。ご了承の上お読みいただければと思います。
また、本noteは全文無料でお読みいただけますが、最後にサポートと投げ銭のご案内をさせていただいております。いただいた支援については、自主イベント(主にジュニアが参加できる山形県周辺のイベント)に景品提供等の形で全額使用したいと思います。初めての試みなので、どんな反応があるかわかりませんが、是非ご検討ください。
それでは、以下本文になります。


はじめまして。
ドーミー片岡と申します。
普段は小学四年生の息子(ゆふや)と山形県内でポケモンカードを楽しんでいます。
先日、2024年2月23日開催のシティーリーグS3(ジュニア・仙台)にて、息子が念願のトーナメント進出を果たしました。
いい区切りだと思いましたので、備忘録の意味も込めて、これまで親子で歩んできた道のりを振り返り、関わっていただいたすべての皆様に感謝を伝えたいと思います。

初めてポケモンカードに出会ったのは2020年2月、息子が保育園の年長だった時のことです。
もともとポケモンが大好きな息子は、アマゾンプライムで過去作品を全部視聴し、初めて買ったゲームも「ソード&シールド」でした。
その日も初めてポケモンセンタートウホクに足を運んで大はしゃぎだったのですが、たまたまポケモンカードゲームのティーチングイベントをやっていて、「参加してみたい!」と言ったのがきっかけでした。
20分程度のイベントですっかりポケモンカードの虜になった息子にせがまれ、「ビクティニV」と「レジロックV」のスタートデッキを購入して帰ったのを覚えています。


ティーチングをしてくれたポケセンのお兄さんから「また遊びに来てね!」と言っていただき、息子も「頑張って練習してまたポケセン行こうね!」と楽しみにしていました。
ところが、翌月の2020年3月から本格的にコロナの感染が騒がれ始め、ポケモンカードのイベントもすべて無くなりました。
そこからは家でひたすら「ビクティニ」対「イシヘンジン」の対決です。カードもコインも紙のダメカンもボロボロになりました。

2020年7月、「Vスタートデッキ」が発売され、全種類のデッキを購入して妻も含めた家族3人で遊び倒しました。息子のお気に入りは悪タイプの「ガラルヤドラン」デッキだったのですが、特性「はやうちどく」を宣言し忘れて、いつも私に指摘されていました。


ちょうどその時期、「イーブイゲットだぜキャンペーン」というイベントをやっており、じゃんけんで勝つと「イーブイVMAX」がもらえるというイベントでした。息子も「絶対に欲しい!」といっていたのですが、近隣でそのイベントをやっている店舗は無く、当時は県境をまたぐことがあまり良いこととされていなかったため、仙台に行くことも難しい状況でした。
そんな時、鶴岡の「ゲームスペース鶴岡」さんで、そのイベントをやっていることがわかり、思い切って行ってみることにしました。私もイベントの参加が初めてで不安だったこともあり、事前に電話で問い合わせしたのですが、「小さなお子さんでも大丈夫ですよ。ぜひ来てください。」と非常に丁寧に対応いただいたのを覚えています。

2020年8月、「ゲームスペース鶴岡」さんのイベントに参加し、無事に「イーブイVMAX」をゲットすることが出来ました。
また、その時たまたまお会いしたのが茶々さんご夫妻でした。「9月に公認自主イベント(※)をやるので、ぜひ来てください。カジュアルなイベントなので、小さいお子さんや初心者の方でも大丈夫ですよ。」と誘っていただき、また新たな目標が出来ました。
※茶々さんご夫妻が主催している「のほほんポケカ交流会」のイベントの一つで「サクランボスタジアム」という大会。当時発売されていた「Vスタートデッキ」同士で対戦するイベント。

2020年9月、大好きな「悪スタートデッキ」で挑んだ「サクランボスタジアム」は3勝2敗。「ルーキー賞」と「ジュニア賞」をいただき、本人もとても喜んでいました。ちなみにその時いただいた盾は、今でも我が家の玄関に飾ってあります。

「サクランボスタジアム」から数日たったある日、息子が「今度はジムバトルにも出てみたい」と言い出しました。
ジムバトルに出る以上、「スタートデッキ」というわけにはいきません。
当時、1枚1800円前後もする「ボスの指令(サカキ)」を10枚くらい買いそろえました。(今思えばそんなに買う必要無かった・・・。)

2020年10月25日、「シーガル十日町店」さんの「新弾バトル」に初めて参加しました。
使用したデッキは「ダンデリザードン」。
参加者は5人で息子は2敗。対戦相手の方は皆さんとても親切で、店舗スタッフの方も息子の対戦の様子を見守ってくれており、とてもありがたかったです。

さあここからどんどんジムバトルに出ていこうと思っていた矢先、またコロナが勢いを増してきました。会社や学校の都合上、なかなかイベントに足を運びにくい状況になってしまいました。
嘆いていてもしょうがないので、ひたすら親子で対戦の日々。
当時は「一撃」「連撃」「白銀」「漆黒」が発売された時期で、それらのデッキを組んで楽しんでいました。
今思えば、出てきたばかりの頃、「頂への雪道」の恐ろしさを我々親子は何もわかっていませんでした。

2021年5月、およそ半年ぶりに「シーガル十日町店」さんの「ジムバトル」に参加。息子の使用デッキは「ゲンガー&ミミッキュ型の黒馬デッキ」(今でもエクストラで活躍してるデッキですね。)初勝利を挙げることが出来、とてもうれしそうでした。私も同じジムバトルに参加していたため、試合を見守ってくれていた店舗スタッフさんが、わざわざ「息子さん勝ったよ!」等と逐一報告してくださったのがありがたかったです。(最終結果は2勝2敗)
その時出会ったのが、「ムゲンダイナデッキ」を使用していたキムラさん。
相当衝撃を受けたようで、「あの人超強い!!僕も同じムゲンダイナデッキ使ってみたい!」と興奮気味に話してくれました。
そこから息子の相棒はムゲンダイナ。当時先行2ターン目で270ダメージが出て、HPも340は最強だったな・・・としみじみ思います。
その後、週1回程度のペースで県内各地(※)のジムバトルに参戦するものの、大人相手になかなか勝てず。3大会連続全敗なんてこともありました。
※当時は、山形市、天童市、東根市、南陽市を転々としていました。

2021年7月、「シーガル南陽店」さんのジムバトルで息子が初めて3位入賞を果たしました。使用デッキはムゲンダイナ。私もジムバトルで入賞したことは無かったので、先を越された形になりましたが、当時のツイートを振り返ると、私はうれしくて涙していたようです。(この頃から全然変わっていません。)
この頃はムゲンダイナで調子に乗りかけていたのですが、むらさんの「アイアントLO」やあつをさんの「雪道入りスイクンV」等にポケモンカードの厳しさを教えていただいた時期でもあります。

2021年10月、「シーガル南陽店」さんのジムバトルで息子が初めて優勝しました。使用デッキはゲンガーVMAX。ムゲンダイナでは相性が悪く、研究のために練習していたデッキでした。当時出たばっかりのミュウVMAX2回とムゲンダイナを倒しての優勝でした。優勝が決まった瞬間、周りで見ていた皆さんがたくさんの温かい拍手を送ってくれ、本人もとても嬉しかったようです。(私は安定の号泣でした・・・。)


この優勝をきっかけに「ゲンガーVMAXデッキ」に移行するのかと思いきや、「やはり俺の相棒はムゲンダイナだ!」ということで、「ムゲンダイナ」を使い続けていました。
使い続けていると安定して勝てるようになり、ジムバトルでもコンスタントに入賞することが出来るようになっていました。ただ、優勝にはあと一歩届かない状況が続いていました。

2022年1月以降、再び山形県内のコロナ感染者数が増加し、我が家は長女が生まれたばかりという事情もあったことから、自主的に大会への参加を自粛することにしました。
ちなみに、この時期は新レギュレーションに変更されたばかりで、私はステイホーム中に新しいスタンのデッキを25個も組んだようです。頭がおかしいですね。

2022年5月以降、コロナの感染状況も落ち着き始め、再び二人でジムバトルに出るようになりました。「BOOKOFF寒河江市役所前通り店」さんでも大会を開催してくださるようになっていたことから、大会の選択肢も増えました。
この頃は「パルキアVSTARデッキ」が台頭しており、ムゲンダイナはすっかり勝てなくなってしまいました。
そこで新しい相棒に選んだのが、「ヒスイヌメルゴン」。「相手のダメージを80も減らせるなんてすごい!」「アルセウスと組み合わせて【おおきなおまもり】とか【すごいきずぐすり】を入れれば強いと思う」等、どんどん想像が膨らんだようでした。
その後のジムバトルでも「アルセウスヌメルゴン」でコンスタントに入賞することが出来るようになり、本人も自信がついてきたようでした。

2022年9月、ある日息子が「シティリーグに出てみたい。同じ小学生の子たちが集まる大会なんでしょ?」と言い出しました。当時、山形県内ではジュニア専用の大会は開催されておらず、同世代の子の対戦相手も限られていました。(当時は大人ばかりの環境の中で、はやとくん(スプラさん)とりょうくん(Kazさん)の存在があったからこそ、本人も頑張れていたと思います。)
とはいえ、シティリーグといえばこれまで参加してきたジムバトルとは全くと言っていいほど違う真剣勝負の大会。親の私も相応の準備をしなければ、と思いました。
まず、「本気で勝ちに行くのであれば環境デッキを握るべきだ」と勧めましたが、「自分はコレ(アルセウスヌメルゴン)でやりたい」の一点張り。
だったら有識者の方にご指導いただこうということで、ほんさん・キムラさんに助けを求めました。
まずありがたかったのは、お二人とも当時Tier表にも載っていなかったこのデッキを一切否定しなかったことです。本人がやりたいなら、ということで、このデッキでどう勝つか、を一緒に考えてくださいました。
キムラさんからは直接練習にも付き合っていただき、そういうことなら、とムササビさん、ケイトさん、あつをさんも来てくださいました。
練習会では皆さんに容赦なくボコボコにされましたが、息子自身は「あんな強い人たち、本番では絶対にいない!」と開き直ることが出来たようです。


また、当時ともにーさんから、「置ポケ(※)のみんなと練習しないか?」と誘っていただきました。都合が合わず叶わなかったのですが、本当にありがたかったと思っております。
※置ポケ:当時置賜地方を中心に活動されていたポケカプレイヤーの団体。10人以上の大所帯だったと記憶しています。今は分離してみなさん独自に活動をされているはずです。(あやふやな表現で申し訳ございません。)

2022年11月3日、シティリーグS1当日。
当日はとても緊張していた息子でしたが、はやとくんとりょうくんの存在が気持ちを落ち着かせてくれました。また、当日の「いいね」や応援コメントがとても励みになったようです。
結果は3勝1敗の10位。予選敗退でした。(参加枠32名)


はじめてのシティにしては立派な成績だと思ったのですが、本人は「あんなにたくさんの人に応援してもらったのに勝てなくて申し訳ない・・・。」と大号泣でした。(私は「いや、お前どんな一流アスリートだよ」と心の中で突っ込んでしまいました。)

2022年12月 その後は次回のシティに向け、「ヒスイヌメルゴン」の練度を磨き続けていたのですが、ある日息子が、「次のシティはムゲンダイナで出たい。もうレギュ落ちしちゃうから最後だし。」と言い出しました。
私としては、ムゲンダイナは「引退間近の昔のスター選手」といったイメージでしたので、厳しいんじゃないかと思っていたのですが、直近のシティでムゲンダイナで結果を残された方がいたため、すぐにDMを送らせていただきました。唐突な申し出にも関わらず、現環境におけるムゲンダイナの使い方を懇切丁寧に教えてくださったミナミさん、本当にありがとうございました。

2023年1月14日、シティリーグS2当日。
結果は2勝2敗の14位。予選敗退でした。(参加枠32名)


最終戦勝てればトーナメントというところで、宿敵ガラルサンダーに一蹴されました。最後は泣きながらトーナメントに進出した8人を見つめていました。

2023年2月5日、シティーリーグS3当日。
使用デッキはモココ型ミライドン
結果は2勝2敗の12位。予選敗退でした。(参加枠32名)


前半2連勝からの2連敗で、三回戦であとサイド1枚取れていればトーナメント進出という結果でした。

シティリーグS3以降は、再び相棒を「ヒスイヌメルゴン」に戻し、初のCL(CL宮城)を目指すことにしました。

2023年3月25日、TENDO八文字屋で開催されたトレーナーズリーグ(オープン・参加者22名)で初めて優勝することが出来ました。本人は相当自信がついたようで、私も翌週のCL宮城は期待できるんじゃないか?と感じていました。


2023年4月3日、CL宮城当日
結果は1勝3敗の惨敗でした。昼食等を含め、当日のスケジュール管理については私自身も至らなさを痛感しました。


大会後、初めて息子から「ポケカは当分いいかな。少し休みたい。」と言われました。「勝ちたい、勝てない、楽しくない」そんな心情に陥ってしまったようでした。そんなこともあり、シティリーグのS4・CL新潟はエントリーしませんでした。

2023年5月28日、BOOKOFFイオン山形北店さんが開店するということで、名越ローソンさんのポケカイベントに参加しました。楽しいイベントが盛りだくさんで、たくさんの景品をいただいて、本人も「今日は本当に楽しかった。またジムバトルとか行こうかな」と前向きになったようでした。
ポケモンカードの楽しさを思い出させてくれた名越さんには本当に感謝です。

2023年6月10日、茶々さんご夫妻主催の「のほほんポケカ交流会」に参加しました。同世代の子たちも何人か来ておりカジュアルな対戦を楽しくできたようでした。また、「ここでルーキー賞とジュニア賞もらったんだよね」と、初心に戻ることが出来たようでした。

2023年6月17日、シーガル十日町店閉店に伴い、「ありがとおかまち杯」に参加しました。初めてジムバトルに参加した思い出の地でしたので、本人も感慨深いものがあったようでした。また、「ここで優勝したかったね」というのは親子共通の思いでした。

2023年6月~8月、トレーナーズリーグにずっと出ていなかったこともあり、CSP30ポイント獲得は非常に厳しい状況になっていました。ただ、息子から「去年30pt獲得できたんだから、今年もあきらめたくない」と申し出があったため、必死でトレリ完走に向けて走り続けました。
そのかいあって、何とか8月ギリギリで30ptを達成することが出来ました。
また、トレリを必死で走っているうちに少しずつポケカに対するやる気も戻ってきたようでした。

2023年9月から、新シーズンのシティリーグS1に向け、新たにロストギラティナを握るようになりました。「アルセウスヌメルゴン」のように、相手が誰であろうがやることが決まっているデッキよりも、その場その場で判断が求められるデッキの方が今後の成長のためには良いと考え、私から提案しました。本人は意外とあっさり「ギラティナ強いからいいよ。」と受け入れてくれました。
最初は慣れずに苦労したものの、もともと環境TOPクラスの強いデッキですので、徐々に勝てるようになってきました。息子本人は、「何より雪道のストレスがなくていい。」と言っていました。
また、今シーズンからはやとくん、りょうくんがジュニアを卒業し、大切な仲間がいなくなると不安に思っていましたが、この頃から、ひゅうぶいちゃん、ばんくん、アサヒくんとの交流が始まり、本人も喜んでいました。

2023年10月9日、シティーリーグS1当日。
結果は3勝2敗の26位。予選敗退でした。(参加枠64名)


昨シーズンは32名中8名がトーナメント進出だったのに対し、今シーズンから64名中8名がトーナメント進出となり、より厳しい戦いを強いられることとなりました。それでも本人は「ロスギラはいい感じだから、まだまだ強くなれる気がする」と、トーナメント進出の希望は捨てていませんでした。
また、ちょうどこの時期にBOOKOFFイオン山形北店さんでもジュニア専用の大会が開かれるようになり、本人は習い事等の関係で月一回くらいの参加となるものの、同年代の子たちと対戦できることが毎回楽しみになってきたようでした。

2023年12月23日、BOOKOFFイオン山形北店さんのジムバトル(ジュニア)で優勝することが出来ました。年明けのシティに向けて、また一つ自信をつけたようでした。

2024年1月7日、シティリーグS2当日。
結果は2勝3敗の48位。惨敗でした。(参加枠64名)
前回のシティから少しずつ自信を積み上げてきて臨んだ本大会でしたが、午前中3連敗でその自信は粉々に打ち砕かれました。午後から何とか持ち直して2勝したものの、これまでで一番自信をもって臨んだシティだっただけに、相当ショックを受けたようでした。

2024年1月13日、アマイさん(ひゅうぶいちゃん、バンくん)主催のイベントに参加しました。ポケモンカード初心者の子たちがたくさん集まった対戦イベントでロスギラを使ってしっかり全勝し、「やっぱり俺は弱くないんだ、強いんだ」と大人げない独り言をブツブツ言っておりました。(ちなみにアサヒ君もしっかり全勝していました。)何だかんだ言っておりましたが、彼らとの交流はとても楽しかったようです。
また、3人からはシティリーグ前の直前練習会にも誘っていただきました。
当初はシティリーグ参加もどうしようか迷っていたのですが、「誘ってもらったのに行かないと悪いし。」と素直じゃない反応を見せ、練習会後は、「みんなで頑張ろうって約束したから、次のシティまではとりあえず頑張るわ。」とひねくれた反応を見せてくれました。

やる気になってくれたのは喜ばしいのですが、シティリーグS3はレギュレーションが変わったばかりでしたので、環境も大きく変わることが予想されました。また、「頂への雪道」がレギュ落ちした以上、ギラティナにとって不利になったことは否めませんでした。
そこで新しい相棒を検討していたところ、「アルセウスヌメルゴン」が「アローラロコン」という仲間を連れて結果を出しているらしい、ということがわかりました。これを息子に伝えたところ、「もう一度アルセウスヌメルゴンで戦いたい」となり、気持ちを新たにシティリーグへ挑むこととなりました。
色々と練習を重ねる中で、「ロストスイーパーは必要なんじゃないか」とか、「リククラゲを入れたほうがいいんじゃないか」等、迷走に迷走を重ねましたが、結局今回の形に落ち着きました。また、直前のCL福岡のコロコロルギアVSアロヌメロコンのバトルは2人で何度も見ました。

本番使用したデッキリスト


また、2週間前に私のシティがあったことから、息子の使用予定デッキを使うこととし、直前のジムバトルでは、有識者の方々にこのデッキについていろいろと教えていただきました。(はやとさん、やなぎさん、だいふくさん、コンパックさん、コメットさん他、直前の寒河江と嶋北で対戦いただいた皆さん、本当にありがとうございました。)あの時私が学んだことは、確実に息子のシティまで繋がっていると感じています。

2024年2月23日、シティリーグS3当日。
予選一回戦 リザードン○
予選二回戦 アルギラ〇
予選三回戦 アルギラ〇

午前中は3連勝で折り返すことが出来ました。
しかも、じゃんけんで負けて後攻になったり、サイドを先行されていたにもかかわらず、粘り強く戦って後半巻き返すような立派な戦いぶりでした。
「今日はいろんなものが味方してくれている。今日こそは行ける!」そう感じさせるものがありました。

午後からの対戦は、
予選四回戦 リザードン○(お相手事故、種切れ)
予選五回戦 ロスギラ×

トーナメント進出は最終戦の結果に委ねられたのですが、
予選六回戦 パオジアン×
粘りもむなしく敗退しました。

最後まで高い集中力で戦っていた息子ですが、私の所に戻ってきてからは、糸が切れたように号泣し、その場でうずくまって立ち上がれなくなっていました。
しばらく泣き続けた後、吹っ切ったように涙をふいて立ち上がり、「アサヒに頑張れって言わないと(※)」と席に戻りました。
※ アサヒ君は5勝1敗でトーナメント進出を確定させていたため。

その時ちょうど、運営のスタッフさんより「最終結果発表しました。ご確認ください」とのアナウンス。私が確認するより先に、ゴラッソさん(アサヒ君のお父さん)から、「ゆふや君も通過したよ!」との声が。
息子は何が起こったのかわからず放心状態、私は涙腺が壊れました。
あとから確認したところ、4勝2敗のうち、2敗が予選1位通過の選手と予選2位通過の選手だったこと等から、ギリギリ8位に滑り込めたようです。

初めてトーナメント進出者に呼ばれ、誇らしげながらも照れくさそうに立つ姿が印象的でした。
ここまで来られたら大満足の私に対し、「ここまで来られたんだから絶対に優勝するから。」と息子は言い放ち、改めて自分の甘さを反省しました。
とはいえ、予選8位通過ということは予選1位通過の選手と一回戦で当たるわけで、しかもその選手には予選5回戦で惨敗しているわけで・・・。などと考えている親父の心配をよそに、トーナメント一回戦では見事に勝利をおさめました。(ななおくん、とももくんの兄弟はプレイングの姿勢も含めて本当にしっかりしており、まさしく仙台が誇る最強兄弟だな、と感じております。)
準決勝では、ひなた君のカビゴンLOに惨敗しましたが、「エネが3個もサイド落ちしたら殴れないし、しゃーない!頑張った」と晴れやかな表情でした。


最終結果(ベスト8のうち7人が東北の選手という結果に)

改めまして、当日対戦いただいた皆様、交流いただいた皆様、ジャッジの皆様、イベント設営いただいたドラゴンスタースタッフの皆様、そして、これまでポケモンカードを通して関わっていただいた全ての皆様に深く感謝申し上げます。
余談ではありますが、当日の夜、息子が
「月曜日、学校で友達にBEST4になったことを話しても、あまり伝わらないだらうな…。」と言うので、
今回皆さんからいただいた、たくさんのコメントや「いいね」を見せ、
「ゆふやが今回成し遂げた事の凄さを、こんなにたくさんの人達がわかってくれてるよ。」と伝えました。
「そうだよね。本当に嬉しいね。」と喜びを噛み締めていたようでした。

最後になりますが、今回ここまで来れた一つの大きな要因として、ジュニアの子達が参加できるイベントを開催し、交流の場を提供してくださった方々の存在が大きいと思っています。
私自身がそういった場を提供できれば一番良いのですが、中々難しいため、微力ながらこれからもそういったイベントを積極的にご支援させていただきたいと思っています。
この記事をサポート、投げ銭(有料記事としての購入)をいただいた場合、そういった自主イベント(主にジュニアが参加できる山形県周辺のイベント)に景品提供等の形で全額使用したいと思っています。ご検討いただければ幸いです。

長文になりましたが、最後までお付き合いいただき、大変ありがとうございました。

※本記事は以上になります。有料エリアに本文はありません。

※2024年2月27日追記
たくさんのご支援をいただき、大変驚いております。
たくさんの方がジュニアの活動支援に力を貸してくださっていると思うと本当に嬉しく思います。
支援をいただいた事については、いずれ「X」上でご紹介したいと思っています。(ハンドルネーム、XのIDを紹介/支援金額は公開しない予定です。)
紹介、公開されたく無いという方がいらっしゃれば、本note支援の際に、もしくは私のXのDM(@domingo_kataoka)までご連絡いただけますと幸いです。

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