「うん」という相槌

4月14日(日)

金曜日に社内でコンサル講座初級編が開かれた。
参加人数は15~20名くらいで、日頃は営業やSEをしている人たちが集まった。

コンサルティングに必要な3つの能力として

①現状把握力
②進化力
③コミュニケーション能力

が挙げられた。
非常にわかりやすく、すらすらと話が頭に入ってきた。

ただ、また一つある出来事を思い出した。
コミュニケーション能力を向上させるためには良い相槌が大切という話のとき。

「相槌は、『うん』ではなく『はい』です。」

あ、これ前に母から注意されたやつだ。

母と一緒にインタビューに行ったとき

教員時代、人権教育の中で同和教育を取り上げることになった。
そこで、小学校の教諭をしている母にお願いし、知り合いの有識者に話を聞く機会をつくってもらった。

母が同和教育に力を入れている学校に赴任したときに知り合った方で、学校や公民館でよく講演をされている。
母は人に可愛がられやすく、何かを教えてもらうのが上手い。

有識者に話を聞いた後、御礼を言って車に乗り込んだとき、真っ先に母からこう言われた。

「あんた、いつもあんな相槌を打ちよると?『うん』じゃなくて『はい』やろ。」

「うそ。私『うん』って言いよった?『なるほど』の意味で言っとったかもしれん。」

自分では全く気づかなかったけど、相手に不快な思いをさせたかな…。
当時社会人2年目。
相槌すら正しく打てないなんてと思ったけど、今も同じ相槌を打っている気がする。

という感じで、コンサルティングに必要な3つの能力以上に、自分の失礼な相槌について考える機会になった。

#コンサル #相槌 #母から教えてもらったこと

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