教員免許を持っている人
7月14日(日)
「私も教員免許を持っているんです」
最近人前で話すことが増えた。
そうすると、私の話に興味を持ってくれる方がいて、その中で多いのが教員免許を持っているけど教師にならなかったという人だ。
「どうして教師にならなかったんですか?」
「教育実習に行って、私には向いてないと感じましたね。」
「人の命を預かる仕事だなと感じて、私には荷が重いと思いました。」
「社会人経験もない私に何が教えられるんだろうと思って、今じゃないと思いました。」
大体この3つの答えが返ってくる。
でも、何か生かしたいと思っているんだと思う。
ちなみに、私は実態以上に、話すのが上手いとか教えるのが上手いというイメージを持ってもらえることが多く、まあまあ得していると思う。
教師をしたのはたった3年なのに。
教員免許更新制
教員免許を持っている人は真面目な人だなと思う。
だって、教員免許を取得するためには多くの時間を費やして免許科目を履修しなければいけない。
さらに、介護等体験と教育実習という2つの実習に取り組まなければいけない。
使わない免許のためにそこまでの労力を割くなんて。
平成21年4月1日から教員免許更新制が導入されたため、一度教員免許を取得しても10年で切れてしまう。
教師にならなかった人のうち、どれくらいの人が更新するんだろう。
ちなみに、私は高校教師に戻ることはなくても更新すると思う。
最新の教育事情を知るためと、久しぶりにあの独特な教師の文化を感じるために。
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