おやすみ前の夜の音楽を、ネタが尽きるまでほぼ一日一回紹介する企画です。

今回はこちら。

sleepy. ab「エトピリカ」です。

sleepy. abは札幌を拠点として活動しているロックバンド。
このマガジンでは、以前に2回ほどアコースティックバージョンを演奏するときのSleepy. ac名義の作品をご紹介しています。

(他のアーティストはほとんどアルバム単位でご紹介しているのに、なぜか一曲ごとにご紹介したくなるsleepy.ab。
自分でも理由はわかりません。)

「エトピリカ」は、2011年にリリースされたアルバム「Mother Goose」に収録されている作品。

僅か1分の短い楽曲です。
その1分の中に、小さな想いと願いがぎゅっと凝縮されているかのような、小さいけれどやさしい輝きを放つ宝石のような作品です。

セルフライナーノーツ(https://sleepyab.info/cd/mother.html)の、「エトピリカ」についての記述を抜粋します。

道東や北方領土に生息してる貴重な鳥です。根室のおみやげさんには、幸せを呼ぶ鳥としてキーホルダーとかが売っています。日常のささやかな願いを込めた曲。
ちなみに本物のエトピリカは見たことはありません。（成山）

この曲、個人的に狂おしいほどに好きなのです。
ヴォーカルの成山剛が、ソロで演奏している動画がYouTubeにあって、それもとてもよいので、リンクを埋め込みます。

ギター弾き語りの方は「メロディー」「エトピリカ」の2曲を歌っています。

美しい。(ボキャ貧)

あまりに心を打つものに出逢うと、言語化するのが難しくなりますね。
そこを言語化するのが物書きのしごとなのでしょうが。精進します。

そんなわけで。

よろしければ、夜のリラックスタイムのおともにどうぞ。

おやすみなさい。