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世界はじぶんが生んでいる

世界はじぶんが生んでいるのだ、ということが、今日、いきなり腹落ちしたのだった。


ふと、誕生時の記憶が蘇った瞬間に、その腹落ちの感覚はやってきた。

胎児の時の記憶によると、じぶんは暗いところにいるかんじがしていて、その時点では物質的身体の感覚はなかった。
ただ、既に「外側」に自分とは異なる「他者」の存在は気配として感じていた。


動きが起こり、何かに吸い込まれるような/押し出されるような感覚がやってきた。

ある瞬間、ゴムのように伸縮するテクスチャーの輪っかの内側と外側が「ぶりん!」と反転するような感覚があって、いきなり三次元物質世界が目の前に現れた。


それが所謂「誕生」の瞬間だったのだが、自分の感覚を中心にすると、

自分が生まれたというよりは、じぶんによって世界が生み出された

という感覚のほうが腑に落ちるのだ。


誕生の瞬間より前、じぶんは形のある何かではなかったし、全てを形のある何かとしてではなく、バイブレーション、或いは情報として捉えていた。


誕生の瞬間、形のある世界が現れたのだ。


何かが反転する感覚とともに。


その体感覚を思い出した瞬間、ああ、全部じぶんが生み出したんだな、と深く納得して、暫し、その腹落ちの感覚に身を委ねた。

そうか。

母も父も、他の誰かも、勿論この肉体を持つ存在としての自分も、ここにある全ては、そうやって創造されたのか。



宇宙は神秘に満ちている。

この腹落ちした感覚が、今後の自分の意識状態にどう影響していくのだろうか。

ちょっとたのしみです。









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