おやすみ前の夜の音楽を、ネタが尽きるまで紹介する企画です。週3回、月・水・金曜日更新になりました。

今回はこちら。

石川征樹「Solo Guitar Works」です。

石川征樹は、金沢在住の作曲家、ギタリスト。
10代からギターを始め、ハードコアバンドで活動した後、20歳ごろからジャズやボサノヴァなどとの出逢いからアコースティックギターに傾倒。
現在では主にソロのギタリストとして活動しています。

このマガジンの8本目の記事では、Kan Sanoとの共演作品「共鳴」をご紹介しています。

さて、今回ご紹介する「Solo Guitar Works」は、2015年に発表された石川征樹にとっての2作目のアルバム作品。
クラシックギターのインストゥルメンタル作品集です。

どこの国の音楽とも知れない、不思議な無国籍感に満ちた音楽。
渡り鳥たちから伝え聞いた異国の風景と音楽、その土地の自然や人びとの生活を、ギターの音色に託して紡ぎ出したものがたりのよう。
自由に舞い踊るように鳴る、やわらかなギターの音色が印象的です。

ゆったりと身体をゆるめながら聴いていると、見知らぬ国へ連れて行ってくれそうな、不思議な「旅」感のある音楽です。

よろしかったら、夜のリラックスタイムのおともにどうぞ。

やすらぎに満ちた夜を。

おやすみなさい。