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【キャンピングカー】そもそもキャンピングカーにTVはつけるべきか?問題

日本海側の大雪凄かったですね。
肝心な長野県北部はそれほど降らずスキー場にとっては痛手と言ったところでしょうか。

前回の記事はこちら↓

さて本題。

キャンピングカーにおいて、付けるか?付けないか?問題のひとつにTVが挙げられます。

キャンピングカー上級者さん達も意見は真っ二つに分かれてるみたいで…。

1.「必要派」の意見。

  • 夜はやっぱりみんなで地上波を観たい

  • 現地の天気や情報を収集したい

  • 配線繋げばゲームもできる

  • TV付いてないなんてキャンピングカーじゃない

2.「不要派」の意見

  • そもそも旅先でTV観ないです

  • 観たいけどTV電波が届かない所が多いので観れない

  • オプションだと20万円くらいして高額

  • 自分で取り付けるのが難しい

といった感じ。

結論から言うと我が家は「必要派」
ただやっぱりネックなのが金額とオシャレな室内にマッチしてない事。

さてどうしましょう。

3.オプションで取付られるテレビはどんなの?

それではオプションのTVをざっくり検証していきましょう。


ビルダーオプションのTVは設置場所もアームのゴツさもモニターの厚さも個人的にちょっとなぁ的な感じ。スタイリッシュさにも欠けるしなぁ。
メーカーはSHARPの19インチのTVのようです。

アームで多少上下左右動かす事ができますがセカンドシートに座る人は観づらそう…。
この写真だと冷蔵庫を開けるにはモニターを動かす必要がある様な…。

ベゼル(画面を覆っている枠)も分厚いですよね。

うーん。納得いかないなぁ。
選択肢としてフリップダウンモニターなどもありますが、それだとウチの車内レイアウトを考えた時運転席の後ろのセカンドシートは進行方向の逆を向いておりその次にテーブルその次が進行方向を向いたサードシートでその奥がベッドというレイアウトな為、実質セカンドシートに座っている人は観れなくなってしまうので選択肢から外しております。

要はテーブルを囲んで皆が観れる状態にする必要性が。

そこでふと思ったのは モバイルディスプレイ(モバイルモニターとも呼ばれている)を設置するのはどうだろうか??という考え。

4.モバイルディスプレイとは

モバイルディスプレイはパソコンやゲーム機の画面を投影することに特化したアイテムです。 OSを搭載していない分、薄く軽量なのが特徴。 画面サイズも大きいので、パソコンと並べた際の視認性のよさは一目瞭然です。 さらに、タブレットと比べて価格が安い傾向にあるため、気軽に導入しやすいのもメリットです。

とのこと。

デスクトップPCのモニターを持ち運べる様に薄く軽くしたものと思ってもらえばよろしいかと。
パソコンモニターと決定的に違うのはUSB typeCポートが2つ搭載されている事。(この件に関しては後ほど)

これなら好きな所に設置できて観ない時はケースに入れて車のマガジンラックに収納できそう。

設置も撤収もストレス掛からない時間でできそうな…。

さてモニターは「モバイルディスプレイ」が良さそうです。

さぁココからが問題。
OSもチューナーも無いモバイルディスプレイ。
TVやゲームや動画配信はどうやって観るの?
と疑問が浮かびそうですね。

試してないのでなんとも言えませんがおそらくこれなら出来そうな…的な方法を。
(自己責任でお願いします。笑)

一旦モバイルディスプレイは置いといてカーナビの仕様を確認。
今時のカーナビにはHDML入力端子となるものが付いております。

・HDMI入力端子

こちらの端子何に使えるかというと、お手持ちのスマホやタブレットなんかに繋ぎますとカーナビの画面にスマホの画像を映し出す事ができます。
繋いだ状態でスマホ側で観たい動画などを操作すればカーナビの大画面で観れる仕様になります。

ただスマホやタブレットには基本HDMLを繋ぐポートは無いので変換ケーブルを別途購入して差し込みます。

こんな感じのがネットショップで売られてます↓

ちょっと前から普及し始めているので、カーナビで動画を観られている方は多いと思います。

そして肝心なのが

・HDMI出力端子

ハイエンドクラスのカーナビには最近、入力端子の他に出力端子もついてるのが出始めています。

この出力端子は簡単に言ってしまえばカーナビの画像を他のモニターに映し出すことができる機能。

あれ?
その機能昔からあるじゃん!って思いがちですが、HDMI出力端子が付いたカーナビはまださほど多くないです。

昔からあるのは、いわゆるアナログな仕様で配線やら分配やら…。画像も荒いです。

このHDMI出力端子を繋いでモバイルディスプレイに映そうという考え。

カーナビのHDMI出力のケーブルを天井や壁面の中を潜らせてダイネットスペースまで延長。

そうすれば、カーナビで映ってる映像がそのまま映るって事。
すなわちカーナビ側でTVを映せばそのままモバイルディスプレイにも。的な。

配線はこんな感じ↓

映像は大丈夫そうですね。
音源に関しては車のスピーカーとモニタースピーカーが同期してしまわないかが心配。

まぁなんとかなるでしょう。

あれ?
これじゃカーナビ起動させるためにエンジン掛けてないと観れないじゃん。

と思いがちですが、そこはキャンピングカー。

5.メインサブ切替スイッチ

という物が存在します。

走行中、カーナビの電源はメインバッテリーから電気を供給しています。
エンジン停止中にカーナビを動かしたい場合はサブバッテリーに切り替えることで停車中でも観ることが可能になります。(切り替えシステムスイッチはオプションでつける事ができます)

コレで停車中もモバイルディスプレイで地デジTVが観れそうです。

6.TV以外に動画配信サービスなどを観る方法

こちらは考えると3通りありまして…。
一つは先ほどのHDM I入力端子からカーナビとスマホを繋いでカーナビに映った画像をサブモニターへ。
テレビを観る方法と一緒ですね。

残りの2つはカーナビを使わない方法。
ひとつはWi-Fiを使ってFire TV Stickなどを直接モバイルモニターに繋いで観る方法。
こちらはWi-Fiが必要なのでスマホのテザリング機能などを使わないといけません。

最後はスマホを直接USB Type-Cで直接繋いでミラーリングさせる方法。

iPhoneで操作した画面がそのままモバイルディスプレイに反映されるのでスマホアプリでYouTubeやNetflixなどの動画配信系を観るパターン。

これがいちばんスマートですね。

更に補足として我が家のAV機器はSONYで統一されているのですが、ブルーレイディスクレコーダーなどのホーム機器に録画した番組や放送中の番組を、スマホアプリ「Video & TV SideView」を使って外出先から見ることができます。
同様にnasuneなんかも理論上はイケるはず。

7.電源について


今やモバイルディスプレイもコンセント🔌付いていない時代。

もちろん付属のコンセント→USB Type-Cポートは付属されてますが、ポタ電やモバイルバッテリーからも取れます。

USB Type-Cポートが二つある理由はこれなんですね。
一つは給電用、一つは映像入力用として…。


8.狙っているモバイルディスプレイ

まずは画質
モバイルディスプレイはフルHD(1920×1080)が支流。
最近は4K(3840×2160)も増えてきてますがカーナビのTVはフルHDだし、20インチ程度の小画面ならフルHDで充分すぎるスペックです。

その他に、視野角や液晶の材質(光沢ありか艶消しか)とかも重要。

サイズは大きいに越した事はないですが、それぞれの環境に合わせて選びましょう。

うちの場合だと、
ちょうど使う予定のないシンク上に設置が望ましく、かつ上蓋式冷蔵庫の蓋を開ける時干渉しないサイズで最大のものをチョイスしたいかなと…。

このシンクのガラス蓋を閉めた所に載せたい。


幅的に設置できるのであれば23インチだけど…。
モバイルディスプレイの標準サイズの15.6インチだどパンチに欠けそうで、間をとって17.3インチか18.5インチが良さそうな感じ。

実際に置く場所のサイズを正確に測ってからサイズは考えようと思います。

↑23インチ置ければ最高だなぁ。ASUSスタイリッシュで機能も使い勝手も良さそう。

↑リコーはちょっとオーバースペック気味だがブランドイメージは最高。

↑ここら辺がサイズもコスパも優秀かなぁ。
シンプルな見た目も◎

購入時期もおそらく2024年のBlack Fridayの時期か2025年初頭なので更に魅力的なものもでてきそうですね。
常に情報を追いかけて良さそうなのが出てきたらまた追記してみます。

9.最後に

テレビ要る要らない問題。
ビルダーオプションで取り付けてもらうのが一般的だと思いますが、金額に納得いかない方や取り付け位置に不満な方はこのような方法も選択肢のひとつとして考えてみてはいかがでしょうか?

走行中観れないと子供が駄々をこねるとかだとコレだとちょっとアレですが、停車時など主に車中泊時に観る限定であれ(モバイルディスプレイでもVESAマウント付ければ走行中も観れるようになります)

個人的にはビルダーさんのTVオプションは時代のニーズに合ってないかな。と、正直思ってしまいます。


さて次回は岐阜に打ち合わせもかねてプチ旅行に行ってきたお話でも…。

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