SWAGに虹色とうがらしをとにかく見てほしい
9/5に千穐楽を迎える虹色とうがらし。
大千穐楽は配信がある。
公式サイトから飛んで買えます。
9/12まで買えます。
今回はこの配信を買って欲しくてちょっと書いてみます。
SWAGに見てほしくて書いたけど、全体に向けておすすめしてます。浮論中心ではありません。
おすすめポイントを箇条書きに書いていきます。
①原作の再現度がハンパない!!
まずはこれに尽きます。とにかく原作の再現度がハンパない。
11巻もあり、しかも旅をするという場面転換極まりないお話をどうやってまとめるんだ。出演者を見るにここの部分はあるんだな〜とか、他の部分はダイジェストやオリジナルストーリーになるのかな〜と思ったら…………ほぼ原作通り!!!こんなことできるんですね。
原作と違うところも、基本のストーリーは変わらず、この人がこうすることでこうなるんだ!みたいな、原作のアナザーストーリーを見てるような感覚になります。
原作特有のメタ的なユーモアも舞台版に落とし込んで完璧な仕上がり。原作を知らない人もクスッと笑えるし、原作を知ってる人もニコニコしちゃうと思う。
②ひとりひとりのキャラが漫画そのもの!!
まぁこれも再現度の高さなんですけど。
ビジュアルからして漫画から飛び出てきたようなキャラクターが多くいるかと思いますが(陳皮、赤丸なんかは最たる例)、見た目だけじゃない…というか見た目以上に、ワンシーンワンシーンの表情や仕草が、本当に漫画なんです。
原作を読んでなくても、漫画的な動作とか表情が伝わるシーンが沢山あった。
七味の階段の上り方ひとつとっても、もう七味でしかない。
赤丸の小物感とか無駄に声がでかい感じとかもう赤丸でしかないし、麻次郎の完璧に見えてちょっと抜けてる感じとか、琴姫の破天荒なのに将軍家らしく姿勢がすごく綺麗なとことか…
本当に登場人物全員が漫画から抜け出したような感覚でずっと楽しい。
③セットが凄い!!!
見た目のシンプルさと構造の複雑さ!
誰がどこからでてきてどこに行くのかわかんないワクワクが止まらない構造。
それを見てるだけでも楽しくなります。
④アンサンブルがすごい!!!
「ほぼ原作通り」はこの人たちによって成り立ってます。斬られ役のエキストラみたいなキャスト紹介をしておきながら…完全に騙されました…
え?このキャラも?このキャラも?
マジで凄すぎます。どんだけ着替えるんですか…
⑤殺陣がかっこいい!!!
はい。そうです。殺陣がかっこいいです。
スピードの半蔵、美しさの麻次郎、主人公でしかない七味、剣を楽しむ浮論、非道の省吾、パワーの芥子の坊、元気の菜種、色気の絵美…………
セットを存分に使った殺陣とアクションはどこを取ってもかっこいいです。
推し以外にも推しが見つかる。入れ食い状態。
刀だけじゃなくて、それぞれに合った武器を使ってるのもめちゃくちゃかっこいい。
⑥単純に原作が面白い!!!
めちゃくちゃ大事なことでした。
単純に原作が面白い。
SF時代活劇の名の通りパッと見ではイロモノと思われがちな印象ですが、蓋を開けてみたら、複雑な感情変化を繊細に描いてみたり、現代の抱える問題に向き合ってたり。
考えさせられるテーマがギャグテイストで軽妙に繰り広げられることで、見やすさと展開の面白さを両立している作品です。
そしてそれをほぼ再現している舞台!これは見るしかない!!
チケットはここからですよ(2回目)
さて、ここからはSWAG向けの私信なんですが、観劇したメンバーが口を揃えて言ってたように、見たことのない玲くんが見れます。
そして、玲くんはその日以降も日に日に進化しています。
玲くんがこの舞台に関わってくれたおかげでこの作品を知ることができたことに感謝しかないです。
玲くん推し以外のSWAGさんに配信を見て欲しくてこれを書きました。
買おうか迷ってるSWAGさんの背中を押せたらいいな。買ってください。浮論を目に収めてください。
【追記】大千穐楽を終えて
実際に配信となる公演を見て、さらにその想いが強くなった。
あまりにも完璧すぎたから。
上演中はこの全てがもう見られなくなるんだという思いでひたすら舞台を見つめてたんですが、最後スクリーンに絵が浮かんだ瞬間に、全ての緊張の糸が切れて涙が止まらなくなってしまった。
全員が完全に単行本の中の人だった。
そして、浮論が浮論でしかなかった。今まで見てきた中でも圧倒的に浮論だった。
積み上げてきた努力が全ての集大成となって、舞台上で輝いていた。
絶対にこれを目撃して欲しいと心から思った。
幸運なことにまだ目撃できるんです。
9/12まで。
会場では前方の席の人しか確認できなかったラストシーンの表情。私は席が遠くてしっかり確認できていませんでした。
配信という手段で、まだ何回もそれを見ることができる。
SWAG全員に見届けてほしいんです。
どうか。
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