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試作段階から小さく商売をしよう

忘れたころに書き始める、

「商品開発のコツシリーズ第3回」

です。


過去のシリーズ記事はこちら

第1回 思いつきの破壊力を信じる
https://donabecoffee.ti-da.net/e11159654.html

第2回 商品で自分の理念を表現する
https://donabecoffee.ti-da.net/e11167675.html


で、


第3回は「試作段階から小さく商売をしよう」です。


これはもう読んで字のごとくなのですが。

普通はだいたいみんな


「完璧なものを作ってから販売しよう!」


という風に考えがちじゃないですか。


私もこれ基本的に正しいとは思うのですが…


一方で「時間がかかる」というデメリットも
大きいと思うわけです。


反対に、

「試作段階から発表して事前予約をつのる」

というやり方もかなり浸透してきてると
思うのですよね、最近は。

「こんな商品作ろうとおもってま~す!」

的な投稿だとか、

「実際に作っている場面のPR動画」

だとかよく見ませんか?


こんな風に試作段階から情報発信をしていって、
事前予約を受付可能にしておけば、


商品への信頼や愛着が増しますし、
お客さんも買いそびれることがないし、
売る側も販売促進が楽になる、


から双方うれしいわけですよ。

なにもこれはネット販売に限ったことではなくて。

直接販売のみをしている飲食店などであれば、


「お得意さんに試食してもらう」


とか、


「材料費だけのサービス品として提供」


なんてことでもいいわけです。

この方式だと、


お得意さんという一番新商品を買ってもらえる人から
直接意見をいただくことができる…


ので、モニター調査も兼ねてしまうメリット
ついてきます!

(これ意外と大企業でも難しいことだと思います)

そんな感じで試作をしながらも、

材料費くらいはしっかり回収して、

改善を重ねて…

晴れて正式価格で販売開始!


というやり方がいいような気がしてるのです、
なにかと。


大手企業なら商品開発部署なんかがあって、
膨大な開発費用をかけてじっくり…


なんてことも可能なんでしょうけど。


試作品のための食材の購入とかだって
バカにはできない私のような
小規模事業者としてはですね…


なかなか大きな初期投資はできないわけですよ。

だからこそ!材料費だけでも回収できるように、


「試作段階から小さく商売する」


という意識がとても大事だと思うのです!

結果的に開発コストを回収するのも
早い気がしますよ、つたない経験上ですが。

たぶん昔は今みたいに「動画を上げる」
SNSもなければ、
レシピや部品の情報を集めるネットもなかったし、
そもそも「個人がネット通販」をやるなんてことも
皆無だったわけで。


とにかく開発や販売、PRにかかる、

「商品開発コスト」

が大きかったと思うのですよね。


だからこそ簡単には新商品をリリースすることは
できなかったのではないでしょうか。

それゆえに…

「完璧なものを作ってから販売する」

方法を選びがちだったんじゃないでしょうか?

「完璧なもの」は努力や資金や時間次第で何とか
なりそうな気がしますが…


残念ながら、


「ヒット商品が生まれる確率」


はそれらとは必ずしも比例しません。

「試行錯誤の回転速度を上げる」


ためにも、


「試行錯誤を持続可能にする」


ためにも、


「試作段階から小さく商売してみる」

ってなことを念頭に置いてみてくださいね!


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