だって世間はそんなもん

・胸を張って言えることではないが、努力というものが苦手だ。コツコツ型ではない、と言い換えた方が正しいかも知れない。

・そろそろ資格の勉強をしなければいけないのは頭では嫌というほどわかっている。同期はみんな内定者時代に勉強し、大学卒業前には取っている資格を私はまだ持っていない。
今はその資格がなくても正直なにも困らないが、あと数年したら昇進時に必須の資格だ。でも勉強はしたくない。

・内定者時代、文系学卒の私はなにをしていたのか。

・単位が全く足りず、卒業が相当危うかったのでフル単で講義を受講しながら卒業論文を書いていた。なんなら大学4年時は他の年の3倍くらい勉強した。
周りの人間がバイトに精を出し、旅行に行ったり免許合宿に行っているのを横目に下級生に混じって基礎科目を受講する4年生。私だけはマジの目をして授業を受けていたと思う。

・なんなら、最終的に数単位足りないとかだったら教授に土下座すればなんとか卒業は出来るのではとすら思っていた。これはマジだ。それほど単位は足りていなかった。学生の土下座にそんな価値がある筈ない。でもマジだった。
愛は地球を救うのなら、土下座で単位が取れても良い筈。それが世の中の摂理だ。

・今までギリギリなんとかなっていたが、いよいよ改めないといけない。でも最近は少しはマシになっている。以前の私との比較なのでここには書けない。

・でも思うんです。
真面目に生きた人間から先に死んでいくのでは?と。
※ここで書いた死ぬは電池切れみたいなニュアンスです

・私のダメさは決して正当化してはいけないし勿論してはいませんが、世の中ってどんだけ力を抜いてセーブモードで生きていくかは大切だと思う。
適切にいうと、力をかける配分を徹底する、が言いたいことですかね。

・仕事なんか特にそうで、私は基本そんなに力は入れていない。でも数値管理とトラブル対応は徹底するようにしている。そこには時間もリソースも思考も1番割く。その配分は当分変わらないと思う。

・どこまでが緩くて許されるのか、誤ると取り返しがつかなくなるのか、個人差はあれど自己責任で決めきっちゃった方が楽だと思うんですよね。
たまに何事も割と満遍なくやり遂げようとしている人を見ると大変だな…と思ってしまう。

・そんなあなたのことをみんながみんな超見てる訳ないじゃないですか。世の中って光が当たっている箇所の方が少ないじゃない?どうせ。

・世の中はそんなもんだと割り切りながら生きていくくらいでちょうど良いと、私は思う。

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