DONCAMATIQ

音楽制作の多種多様なあり方を模索する。 インタビュープロジェクト「DONCAMATIQ…

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音楽制作の多種多様なあり方を模索する。 インタビュープロジェクト「DONCAMATIQ(ドンカマティック)」

最近の記事

CASE 9 川辺素(ミツメ)

みなさま、お久しぶりです。DONCAMATIQです。長く続くコロナ禍、様々なことがあったかと思います。私たちの活動も、大変滞ってしまっておりました。前回のCASE8から約1年以上の時間が経過してしまいました。 何はともあれ、また無事活動を再開することができ嬉しく思います! さて2022年の第1段CASE9は、バンド『ミツメ』のフロントマンで、近年はソロ活動でも素敵な音楽を聴かせてくれた川辺素さんです!川辺さんのインタビューもまた2回に渡り行わせていただきました。川辺さんの制作

    • CASE8 ayU tokiO

       明けましておめでとうございます!本年もDONCAMATIQをよろしくお願いいたします! さて、ついにDONCAMATIQは眼鏡からの脱出!(笑)スタート以来、なぜか意図せず眼鏡のアーティストの方々にお話を伺っていましたが、ついにノー眼鏡!そんなCASE8は ayU tokiOさんです。アユさんは、宅録以外にもセルフレコーディングに注力されている方で、今年2020年リリースされたガールズバンドSaToAとの共作では、これまで何遂げられなかったことに挑戦したのだそう。シン

      • CASE 7 東郷清丸 後編

        前編では、その宅録遍歴から音楽制作におけるリズムへのこだわりを聞かせてくれた東郷清丸さん。前編インタビュー時から数ヶ月後、"あるもの"を作ってしまいました。引き続き、お楽しみください! ポップソングメーカーは、"変"にしたい — 前編では主に、初めて手にした機材の話から現在の制作スタメン機材、リズムへのこだわりについて伺いました。その中で、「『Maschine 2.0』はループ再生しながら録音するのに向いているから好きだ」と話していましたよね。作曲する際、リズムの他にはど

        • CASE 7 東郷清丸 前編

           こんにちわ!久々のDONCAMATIQは、良質なポップソングを次々と生み出し続けるメガネと赤がトレードマーク、東郷清丸さんです!コロナ禍のインタビューはリモートで。ついついお話し過ぎてしまい、今回も前編と後編にわけてお届けします〜! モニター要塞。良い環境を手に入れた!—(画面越しに)すごいですね。モニタースピーカーがたくさんあるようですが……。 東郷清丸(以後、清丸) はい、今はたまたまいっぱいあって……。えっと、ちょっとこの設備について勝手に話しはじめちゃっても

        CASE 9 川辺素(ミツメ)

          CASE 6 BIOMAN

           久々のDONCAMATIQ、CASE6はミュージシャンだけでなく、デザイナーとしても活躍するBIOMAN(バイオマン)さんです!今回のインタビューでは、これまで取材をしたミュージシャンやアーティストの方々ともまた異なる、新しい音楽制作の方法や考え方を伺うことができました!お楽しみください。 DAWというものがあるらしい。遊んでみよう ― これまでのインタビューでは、PCやDAWをMTR的な使い方で作曲している方々が多かったのですが、BIOMANさんはどうでしょう。

          CASE 6 BIOMAN

          CASE 5 annie the clumsy

           「ここに来る前にアロママッサージ行っちゃった(笑)」と、清々しく打ち合わせ現場へ登場したannie the clumsy(アニーザクラムジー)さん。今回は彼女にお話を伺います!アニーさんは、十代の頃のイギリスホームステイを期に、ウクレレ弾き語りスタイルのシンガーソングライターとして活動を開始。「私不器用だから」と色々謙遜しがちな彼女ですが……DIYで整えたという自室にこもり、日々新しいことに挑戦している、音楽に対して熱心でとっても努力家な人です。現在では多くのCM音楽を

          CASE 5 annie the clumsy

          CASE 4 imai (group_inou) 後編

          前編に引き続き、imaiさんのインタビューをお送りします。お楽しみください! 日本モニタリング問題― imaiさんはミックスって、どうしてます? imai ミックスは僕結構苦手で……。どうやってやってるかというと、ライブでやる毎に変えてみるんですよ。 ― えっ、ライブ中にミックスするんですか。 imai いや、ライブハウスのデカい音で聴いて、帰って来てからまた直すっていう……。それこそ前に王舟くんと盛り上がった話ですけど、「日本モニタリング問題」。家だとデカい音で

          CASE 4 imai (group_inou) 後編

          CASE 4 imai (group_inou) 前編

          CASE 4 は、2003年に結成された音楽ユニット『group_inou』のトラックメーカー、imaiさんです。グループの休止後、2017年よりソロとなり、新しいことに挑戦し続けるimaiさんの音楽制作の裏側、苦悩や信念をがっつりと聞かせていただきました!会話が弾み、盛りだくさんのロングインタビューとなったため、今回は前編・後編に分けてお送りいたします! 自分にあった最適な装備― 現在使用されているPCは、Windowsだそうですね。 imai そうです。Macは、

          CASE 4 imai (group_inou) 前編

          CASE 3 Coff

           CASE 3 は、ベーシストDaBass改めCoff(コフ)さん。「どついたるねん」脱退後、2019年4月に初のソロアルバム『Tiny Music』の録音環境は、驚きの『THE 宅録』でした。今回は、レコーディングエンジニア(お世話係?)を努めた馬場友美さんにも同席していただきました。 暇さえあったらビート作り− ソロ活動を開始後、初のアルバム『Tiny Music』リリースおめでとうございます!素晴らしかったです。早速ですが、Coffさんは普段、どんな感じで曲を作り

          CASE 3 Coff

          CASE 2 mmm

          CASE 2 は、シンガーソングライターのmmm(ミーマイモー)さん!独特な歌声が素晴らしい彼女。青春時代をアメリカで過ごしたmmmさんは、英語が堪能。プライベートでは日英翻訳を生業とするなど、彼女の音楽にはその影響を感じる瞬間があります。一時は活動を休止し、姿を消すなどもしたmmmさんですが、現在は一体どのような音楽制作を行っているのでしょうか。都内某居酒屋にて、呑みながらのインタビューとなりました。 フリーからの出発− 今日は、mmmさんが普段宅録でデモを作る時の作

          CASE 2 mmm

          CASE 1 菅原慎一(シャムキャッツ)

           CASE 1は、ロックバンド「シャムキャッツ」のギタリスト・菅原慎一さん。菅原さんはシャムキャッツ以外にも、「菅原慎一BAND」でソロ活動を行なっています。バンド活動とソロの違いも気になるところ。多作な菅原さんの制作スタイルについて、たっぷりと伺いました。(※このインタビューは2018年夏に行われたものです) iPhoneでOK!−  菅原さんがどんな環境で制作を行なっているのか、とても興味があって。自宅には、作曲用のスペースや作業部屋ってあるんですか? 菅原 作業

          CASE 1 菅原慎一(シャムキャッツ)

          はじめに

          What is DONCAMATIQ? 『DONCAMATIQ(ドンカマティック)』とは、様々なミュージシャンの「宅録環境」や「使用機材」「制作方法」「音楽に対する想い」等の多種多様なあり方をインタビュー形式で模索していくプロジェクトです。 PCやDAWの進化・低価格化により、“音楽を作る”ということは、ますます身近になりました。さらに、動画サイトやブログでは、あらゆる楽器や機器のレクチャー動画を個人が公開するなど、学ぶことの選択肢も以前に比べて豊富です。そして「音楽配信サ

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