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竹工作 [竹のテーブル]

竹のベンチができたので

竹林整備ボランティアの作業現場で休憩できるベンチができました<前回記事>。そうなると今度は、ちょっと飲み物、食べ物など置けるテーブルがあるといいなぁ。

竹だけで作ろう

考えることは前回同様。釘や針金やプラスチックは使わず、自然素材(竹)だけで作りました。

作り方

作業現場用 [竹のテーブル] の作り方

だいたい分かってもらえますでしょうか。
ポイントは竹の先端を2つ突き出した構造を作り、横方向の丸竹に突き刺す。これだけで、わりとしっかりした門構えができます。横方向の丸竹は中央に長穴を開けておきます。これを2つ作ります。そして長穴には割った竹を通す。垂直の柱と水平の割竹、この間に方杖(斜めに入れた三角構造)がないので左右方向には多少ぐらぐらしますが、倒れてしまうことはありません。ちょっと物を置くには十分です。

竹に竹を差し込む構造

門構えの重要ポイント

このテーブルもベンチ同様、およそのイメージ(大きさ)はありますが図面はありません。現物合わせで作りました。その中で、竹の先端を2つ突き出して丸竹に差し込むという構造がポイントで苦労もしました。現物合わせで正確な門構えをどうやって作るか。考えて実現させることが楽しい。この構造はこの後さらに発展し[竹のやぐら]へとつながっていきます。新たな発想が次の発想へつながる、そんな体験も面白いと思っています。

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