越境研究所第3回説明会&WS開催致しました

学問と社会の壁を乗り越える、越境研究所。その活動や理念をお伝えし、越境の面白さを伝えるための説明会を開催致しました。

説明会&ワークショップとは

現実はあまりに複雑であり、1つの学問分野、1つの専門能力、1つの所属ではそれを捉えることも解決策を提示することもそれを実現することも難しい。

越境研究所は、学問分野を越え、学問と実践の壁も越えて課題解決&価値創造を行う組織として2016年9月に着想され、50名もの仲間と共に立ち上げの準備を行ってきました。

そしてとうとう外部に向けての説明会を開催するに至りました。既に、関西でも同様のイベントを開催しております。

このような背景から、外部向けにイベントを開催しております。説明会パートでは【越境研究所の認知】を広めること、WSパートでは【越境とは何かを考えたり、その面白さや意義を感じること】を目的としております。

説明会

前半に、まずは説明会と質疑応答を行います。上述のスライドを用いながら、研究所の来歴、現状、これからの活動予定などを共有していきました。

それに対する質疑応答では「なぜ類似組織がたくさんある中、わざわざ新しく作るのか?」といった鋭いコメントも飛び出して来ました。

越境研究所は4〜6月の間に説明会とワークショップを通して「自分たちに何が出来るのか」を考えたいとも思っておりこのような指摘を受けることで考えを深めております。

毎説明会の後には新たな知見が多く集まり、その度に研究所の活動が少しずつ明確になって来ました。近々その全体像を共有させて頂きます。


ワークショップ

今回のワークショップでは、前回のワークショップとは異なり事前にテーマとグループを決めて行いました。これはどのような興味関心の人達が、どう分野を超えて話し合えるのかを検証するためです。


1つのグループでは、建築複数名/デザイン/土木系の方が集まって「国際開発における日本の強み」についてディスカッションをして頂きました。

(話し合い全体を、最後にデザイナーの方がまとめている様子)

もう1つのチームには、インド哲学/化学/境界学(歴史)/遺伝子学などかなり異なった分野で集まって頂き「学問は社会とどう関われるのか」という問いについてディスカッション頂きました。

前者が分野の相性が良さそうである程度具体的なテーマ、後者が分野の相性を無視してふんわりしたテーマという形になりました。

70分程度の議論の後に、相互に話し合ったことについて結論やディスカッションの流れを共有してもらいました。簡単な質疑応答を終えて、クロージングへと向かいます。

クロージングでは今回のテーマやグループをどのような意図で決定したのか、実際やってみてどうだったのかということを設計したHayato Nomuraが説明していきます。

(東大博士課程、電気情報工学。やりたい実験が出来て楽しそうな様子)

彼と僕(代表)がそれぞれのチームに入り、全ての議論の流れを追いかけていたのでそこから得られた知見について色々と共有していきます。

ここからはざっくばらんに懇親会へと流れていきました。

得られたこと、反省

毎回何かしらの仮説を持って開催しているので、必ず終わった後には有意義な反省をすることが出来ています。

今回はテーマを事前に参加者から募った上でそれから選んだ点、興味関心に合わせてグループを事前に決めたところがポイントでした。

第2回と比べて、議論が深まる傾向がありました。自分の専門分野に関わるところであることが大きかったのか或いはテーマ設定が前回よりも話しやすかったからなのかは検討が必要そうです。

しかし事前に参加者の興味関心を探った上で同系統の人をグループに入れるというのはおそらく方向性は間違っていないはず。越境研に関心を持つ方々は「自分の研究に役立たせたい」「とりあえずいろんな方と関わりたい」「コラボ出来る相手を探している」「学問と社会の関係を考えたい」などモチベーションが様々だからです。

しかし、分野が近い人達同士で集まることには否定的なコメントもあり、その内容としては「近い人達同士だと新しい学びは少ない」というものでした。かと思うと「近いようで意外と知らないことが多いのでそれも面白い」と真逆の意見も出ており一筋縄ではいきません。

まとめ

今回の説明会も非常に良いものになりました。前回の反省を活かし参加者の満足度も上がり、更に越境研究所の今後の活動の見通しも立ったからです。

これまで散々「もう少し待ってくれ」と言ってきましたがいよいよ次の説明会からは越境研究所がやっている具体的な活動をお話し出来るようになりそうです。

みなさんどうぞこれからも越境研究所を見守っていただけたら幸いです。活動はこれからどんどん活発になっていく予定です。


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哲学者と、知の境を超えていく研究所

社会問題は複雑であり、1つの学問分野ではそれを捉えることも出来ない。複合的な視点を持ち、相互尊重出来る人たちが集まって問題と向き合える場所。そして学問だけではなく実践者達と共に問題解決に向かえる場所-越境研究所-の様々な情報をまとめています。。
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