【創造的協働は生み出せる】tsunagiプロジェクト、第二弾イベント終了

所属を越えて一緒に何かを生み出す、創造的協働を促進していくプロジェクトが無事に第二弾イベントを終えたのでその報告をまとめます。

tsunagiプロジェクトとは

17歳のインターンと一緒に作ったアンテナプロジェクトを前身とし、そこでの参加者を中心に運営を再編して始まったプロジェクトです。

創造的協働を通して、一人の力で達成出来ないことや価値を生み出していくことを目的として掲げています。

活動内容としては1.異分野、異所属の交流を育み、2.そこから創造的協働の案を生み出し、3.実現まで持っていき、4.その協働の方法論を理論化していくことです。

要するに【色んな学生団体やプロジェクトを集めて交流してもらい、相互理解を深めつつ、もしかしてこれ一緒にできるんじゃない?っていうアイディアが出たらそれを実現まで支援し、更にその協働がどう生まれたのかをきちんと理論化していくこと】が目的になります。

第2回kick-offイベント

アンテナからtsunagiへと運営が再編されたこともあり、第2回のkick-offイベントを3月15日に開催致しました。少人数での実験的な要素も高かったです。

参加したのは【東大人工知能開発学生団体 HAIT】さん、【教育の語り場】さん、【リレー・フォー・ライフ・ジャパン】さん、【Microsoft student partners】さん、【日本学生平和学プラットフォーム JSAPCS】さんです。

今回も医療からITから教育から様々な領域、様々な規模感のプロジェクトや団体から人が集まってくれました。

当日はお互いの組織活動紹介→ワークショップ→協働案発表→もう一度ワークショップ→協働案発表という構成を取りました。複数回チーム替えをしたほうが、色んなチームと話せて面白いだろうという判断です。

今回の成果

第2回である今回のイベントでは、まるでモデルケースのような協働案が出ました。3者が関わるプロジェクトです。越境研究所、HAIT,MSPです。

越境研究所は僕自身が立ち上げているプロジェクトで、簡単に言うと【様々な分野の研究者が集まる問題解決プラットフォーム】のようなものです。

HAITは人工知能を使って様々な活動をしています。ただ、技術はあるもののデータベースがなく、何にその技術を使うのかを考えているところでした。また、人工知能に関する高価な機材やソフトなどが使えないこともネックでした。

MSPは、microsoft student partnersです。Microsoftがやっている様々な活動を学生団体として広めたり勉強会をしています。この3つがどのように重なったのでしょうか?

第1ステップ

まず、最初のグループではHAITと越境研究所がグループになりました。そこで出たのは【技術はあるけれど、何に使うのかということと、データベースが無いことがネック】ということでした。

そこで、越境研究所は丁度【様々な分野の研究者がいて、かつ人工知能と絡めそうだけれどまだ活動していない領域】があることを知っていました。そして研究機関なのでデータベースを持っていることも。

そこから話がどんどん進んで【越境研究所のメンバーで人工知能に関心のある人を集めて、ハッカソンみたいなことが出来ないか】というアイディアが出てきました。

学問×ITで、何か出来ないかということです。そこでアイディアを募ればHAITにとってもデータベースと技術の利用先が見え、越境研究所のメンバーからしても人工知能を使った新たな研究が始まるかもしれません。

第2ステップ

更にチーム替えをした後、HAITとMSPが話し合うことになりました。そこで出てきたのがMicrosoft主催でやっている【新しいアイディアを募ったコンペ】でした。

優勝者には多額の賞金が出るのに加え、何よりHAIT側にとってメリットだったのは【そのコンペの参加者は高額の機材やサービスを無償で使えること】でした。

MSPとしてはMicrosoftのイベントが大いに盛り上がることが喜ばしいことに加え、HAITにとっても大きなメリットがある。技術の方向性も定まる。ということでここでもお互いのメリットや不足を補うことが出来る形になりました。

第3ステップ

そこから、当日の協働案としては【越境研究所×HAITでアイディアソンを行い、HAIT×MSPでコンペに参加してレベルの高い技術を用いてアイディアを実装する】というのが日程まで綺麗に決まりました。

第2回にして非常に綺麗に協働案が生まれたので、やっている運営側も感慨深いものがありました。モデルケースとして今後追いかけつつ分析していこうと思っています。

現状

さて、アイディアが生まれるだけではなくその実現までサポートしたいと思っているtsunagiですが、この案は一体現状どのような形で動いているのでしょうか。

HAITとMSPの方に話を伺ったところ、思ったよりも遥かに早いスピードでプロジェクトは動き出しているようです。

それが【学生限定】Deep Leaning勉強会 on Azureです。東大人工知能開発学生団体HAITとMicrosoft Student Partnersの特別企画として、4月29日に開催予定とのこと。

東大人工知能開発学生団体HAITとMicrosoft Student Partners Japan が共同してワークショップを開催します。日本初となる人工知能開発系サークルであるHAITとのコラボレーションということで、Microsoft Azure のGPUインスタンスを利用して、簡単な画像認識のDeep Leaningを実装する予定です。4月9日までに申し込みを行っていただけた方には、無料で参加いただける他、早期特典もお渡ししています。

とのことですので、関心のある方は是非参加してください。今後もtsunagiからどんどんこのようなプロジェクトやイベントが生まれていけばと楽しみに思っています。

まとめ

今回のイベントでは、素晴らしいモデルケースが出てきたので大変うれしく思います。と同時に、まだまだ反省点も炙り出されてきたので今後はこれらとしっかり向き合っていきたいと思います。

どのフェーズに来ている団体同士ならコラボが出来るのか、どんな時には出来ないのか、アイディアが生まれても実現しないときはどんなときなのか、といったことも今後幾つかの協働案をフォローアップすることを通して理論化していきたいと思います。

次回のイベントも準備中ですので、興味のある方は是非お越しくださいね。



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