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よっぱらったった

昨日の晩、あたくし始めてがちで酔いました。

思えば酒の味を覚えてこれまでの間一度もそんな経験がないことに自分自身一番驚きを隠せずにいます。

酒に対してどうも良いイメージがなく、飲み会でも人の迷惑にならないようにと抑えていたわけですがどうも昨晩は飲むペースがどちゃくそはやいものでした。

ふと思うのですが、抑えて飲むような飲み方は少し生意気におもえました。人に迷惑をかけずに酒を楽しむことは確かに節度ある良い行いなわけですが今、振り返るとどうもに小癪に感じています。

楽しい席でも好きなように飲めていない、誰かを気にして生きていることが酒の席にまで現れてしまっているようでなんだか少し不愉快に思えます。

誰からも嫌われないようにと生きていくのがどうも無理だと知って、また親や多くの人から聞いて「嫌われても気にしない」と強がって生きていますがはっきり言って私には人から向けられる嫌悪感を気にせずに生きていられるほどの図太さはありません。

でも、嫌われたくないがために人に優しくしたりすると今度はそれにつけこんでくる輩がいて、嫌われたくないから何でもしてあげることが相手にへりくだる弱さのようにも思えてどうしたらいいのかわからない。

私は強く優しく気高くありたいのに、強くあろうとするほど他人の弱さに厳しい自分が出てきて優しくなりきれず、優しくあろうとすると優しさに嫌われたくない思いが混じって気高くあろうとすることをやめてしまう。

どうにかできそうで、未だに叶わない理想の私を追いかけながら私は生きていくんだと思います。

今度よっぱらったときは5回くらい吐いて宇宙の背中が見えるといいなぁと思います。


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