三色サンマ体験記

こんにちは、兵庫のひよこです(´•ᴗ•⸝⸝ก )

電車の中で天鳳を打つのが若干不安なので、昨日のセットでめちゃくちゃ楽しかった三色サンマの体験記を書こうと思います(´•ᴗ•⸝⸝ก )

まずは基本的なルールから。

・使用する牌は全ての数牌の合計108枚。字牌は使わない

・チーあり、喰いタンなし 

・4枚使いチートイあり

ツモ損

・純チャン6(5)翻

・35000持ち40000返し、順位ウマは20(でやりましたが調整しても面白いかもしれないです。)

・祝儀5000点相当(一般的なルールだと思います。上げても下げてもあんまりピンと来ないのでこのぐらいがよさそう)

・赤6(赤3金3でも面白いようです。下のルールとの兼ね合いでどちらがいいかは分からない)

リーのみの出和了は祝儀10枚(は?????)


使用する牌の枚数は天鳳サンマなど華なしサンマと同じですが、字牌というゴミが最初から除かれているため、テンパイ速度は死ぬほど早くなります。たまたまダブリーは1回も出ませんでしたが、2巡目リーチは山のように出ました。平均先制テンパイ巡目は5~6巡目ぐらいでしょうか。
また、全部数牌かつ相手のリーチが早いため、安牌を持つという概念がかなり存在しません。けっこうあがりから遠い手でリーチにどのぐらい押すかというのは、普通のサンマと違い筋が18本あること、ツモ損なこともあり悩ましい問題です。


手の進みも早いし、基本は世の中の祝儀麻雀と呼ばれるものと似たように、「赤い手をリーチしてツモる、高ければ全部押す」という感じで打てばいいのかな、と思われると思います。しかしそこで立ちはだかるのが「リーのみは10枚」という狂気のルールです。

「リーのみは役満」というルールは、一般的にはもっとドラの多い、というか強制抜きの華がある全赤サンマや東天紅などのルールで多いと思います。とはいえいつか華を抜いてしまうことも多く、自分から狙うものではないというものでしょう。しかしながら、これは自ら狙えるのです。最初に定まっているドラが10枚しかないこのルールなら……けっこう起きてしまうのです。

リーチのみの出アガリに51300点の価値があるため、狙えそうな手はお荷物の表ドラだけでなく赤を切ってでも狙うケースはそれなりに存在します。ツモってしまってはいけないので、リーのみを狙う場合は出やすいような河を作りたいです。つまり赤切りが横行する一億総らんちぇすた現象が起きるわけです。
とはいえ、「リーのみのリーチ」を打った時点で、あがった時にリーのみになる確率は、出アガリ率50%程度?×裏乗らない確率50%≒25%ぐらいになるので、例えば赤赤ぐらいの手なら真っ直ぐリーチツモを狙う方が強そうなんですよね。
あと、当然ながら手牌自体はリーのみなので先制を受けたらめちゃくちゃ押しにくくはなります。あがったら高くなるかもしれないけど自分がドラ0ゆえに周りは高いというジレンマが生まれますね。

また、リーチに対して受ける際も、普通の河ならあまり気にしない(体感)のですが、本来は使いたいはずの赤を切ってる、または手順が気持ち悪め、自分がたくさんドラ赤を抱えている時のリーチなどに対してはリーのみに刺さらない牌を選ぶというケースも存在しそうです。たとえば、 

・赤5を先に切っているリーチの一発目。手牌の都合で3pをいずれ切りたい。安牌はあるものの、放銃率はかなり低いが刺さるとしたらリーのみの可能性がかなり存在しそうな3pを先にぶった切る

・この世のドラとか赤が死ぬほど自分の手or場にある。安そうなので押したいが、これだけドラが見えてるとリーのみもケアしないといけない。でもやっぱりあがりたいので全ツ

といった例が考えられます。


ドラもピンフも赤も拒否してリーのみを打てた時の幸福感、リーのみをツモってしまった時の絶望感は本当にやみつきになります。10枚というのはバランスが崩壊してそうに見えますが、改めてリーのみのリーのみ確率(進次郎構文)を考えてみると意外とこんなもんじゃないかなと思います。リーのみ手順を思い出すだけで気持ちよくなれるのでマジで麻薬です。これヤバい。天鳳サンマの北単騎リーチの10倍ぐらい気持ちいいです。


もちろんリーのみ特例がなくても、山読みが生かせる、押し引きが難しい、などめちゃくちゃ面白いゲームだと思いました。


2ゲーム目ひよこ選手「このゲーム完全に理解したわ~~」
その10秒後ひよこ選手「いや待ってこれマジでわからんwww」


かなり実力が出そうなゲームな気がしました。気持ち良さ効率もめちゃくちゃ高いので、みなさんセットなどで1度やってみてはいかがでしょうか?(´•ᴗ•⸝⸝ก )

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