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77年目の8月6日

77年経ったから、これから78年目に入るのかな?
昨年に続き、今年も丸木美術館へ。

毎年、この日は晴れて暑いのが常でしたが、曇り天気で風もあり、あまり汗をかかずに美術館まで行けました。
来年以降はあまり来れなくなるかもしれないならこそという自身の思いも強く、それでも現地に着いて改めて作品をこの目で見ると、そんなこと言ってはいけない、遠かろうが、やはり折り目節目問わず来れる時に来るべきだと思いました。

図録やネットなどで何度も見ていますが、実際に本物をこの目で見ることの、言葉にしようもない感覚。沖縄戦の図がある宜野湾市の佐喜真美術館もそうですが、ハコモノより先に作品がある。
そこでしか感じられないものがあることの重要性。
作品をつくること。
改めて再認識する1日になりました。

そして、この企画展がすごかった。

原爆の図を見て、三里塚、水俣、アウシュビッツ、南京を見て、さらにこの企画展
衝撃度が久しぶりにでかかったです。
ただ、今だからこそ、その目を逸らさずに向き合うべきかもしれません。

埼玉県東松山市の静かで美しい環境の中にある美術館、重たい気持ちにもなりますが、2階の丸木夫妻の暮らした部屋がそのまま残っている空間や、都幾川をのぞむ屋外など、気持ちがやすらぎます。

企画展は10/2まで、美術館は休館日をのぞけば常に開館しているので、ぜひ一度、足を運んでみてほしいところです。

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