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『回復してくると』

退院して丸2ヶ月を過ぎて、一人暮らしの自宅で淡々とした日々が過ぎ、明確に回復したとわかるのは、勤務中の自転車移動だろうか。
立つだけでもバランスが危うかった状態から、自立して歩き回れるようになって退院して、自転車に乗って移動できるようになってかなり回復したことは確かなものの、ゆっくりの走行、小さく曲がることもまだ行えないことに、まだまだだなぁと毎回感じて、滑舌が以前より落ちたと感じることや、左足の不具合といったことなど、日を追うごとに回復していないと感じることが出てきて、自分への失望感のようなものに苛まれます。
同僚などにそれらのことで、迷惑や何らかの負担をかけていないかということも気にかかってきます。
そのまま気にしてばかりいても、気持ちがネガティブな方へ向かうばかりで、誰にとっても良いものにはなろうはずもないと思う私の記憶の中に浮かんだのが、動かない状態なら動かそうとしてみる、敢えて負荷をかけることで、回復力が上がることを促すことをどのリハビリテーションの中でも、安全に配慮しつつ行っていたし、同様に入院中の日常にもそうしているところがあったなということ。

回復は、毎日の積み重ねでしか結果が出てきません。
足などは、姿勢や足運びに意識を向けて、毎日しっかりと大地を踏み締めて蹴り出すように歩いてみたり、喋りのお仕事の方がする早口などの基礎的鍛錬を行ったりと、やれることはやってみるの考えや姿勢で、沈みがちな心情を改善するようにしています。
生活を供にしている方がいるとまた異なった展開をして、回復が容易になるのかもしれませんが、一人暮らしの場合は、心情まで自分自身で面倒を見ていかないとならないようですね。

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