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母の想いは偽りじゃなかった~いのちが繋がって、わかったこと~

「母の愛は偽りじゃなかった」

これまでより高い視座で
母のわたしにしたことを見た時に
「それは紛れもなく母の愛だった」
「必死の愛だった」と今感じている。
今日はそのお話をしようと思います。

わたしは幼い頃から、母から、
「できなければ生きている資格がない」
「美しくなければ生きている価値がない」
と暴力とともに教えられて育ちました。

成人し、母が他界した後もずっと
その教えの中で生きてきたわたしは
「できないわたしは殺される」
「美しくないわたしは生きる価値がない」
そう思い込んで
高いハードルを自分で設けては、
そこにたどり着けない自分を責め続けて生きてきた。


そんな母からの遺言状を数年ぶりに読み返しました。

そこには、こう書かれていた。

「子どもにとって、親の影響は一生を左右する大事なこと。
私はあなたたち子どもをずっと見守ることができ、
自分自身に大満足している」

先月この手紙を読み返した時は、
「暴力が無かったことにされている」
母の真意はどこにあるの??と戸惑った。

そして、
「母がわたしに向けてきたものは、『愛なんかじゃなくて、エゴだ!』」
という思いを抱くことを
初めて自分に許可した。

母を捨てて、わたしの人生を生きられる扉が開いて、解放が起こった。
マインドの分離ができたことで、
魂が一つになった。愛に包まれた。

そんな感動をシェアしました。
下記の投稿です。


今回新たにシェアしたいことは、ここからです。

さらに高い視座に立った時に、
母が手紙に書いてくれたことは、すべて、嘘でもなく、エゴでもなく、
真実だった、母の真意だったと気付きました。

先週のこと。ふとした瞬間に、
わたしがわたしの過去生のいのちと出逢う
という体験をしました。

いわゆる「障がい」のある身体で生まれたことで、
生きることが許されなかったわたしの過去生がありました。

記憶を思い出し、
過去生のいのちに想いを重ねることで、
そのいのちが癒され、
そのいのちとわたしが溶け合った体験をしました。
下記の投稿です。


その体験から数日して、さらに気づいたことがあります。

「過去生のあの人生の記憶を
母も共通して持っていたんだ」と。

世間の常識・とても偏った一方的な見方で
「『できない』、『美しくない』
そんな自分では、殺される」。
その恐怖・脅迫感が、母の潜在意識にも深く刻まれていた。

わたしは、幼い頃から母から
「美しくないと価値がない」と
厳しく容姿のダメ出しをされ、
元ファッションデザイナーの母から
美意識の教えを叩き込まれて来た。

「これができるまで寝かせない」
「一番になって当然」
「この学校に入学できないと生きる資格がない」と教育されてきました。

母は本当に必死でした。
本当に一生懸命だったから、
その切実さを感じて、
小さなわたしも一生懸命頑張って、
そのハードルを越えてきました。

あの母の必死さは、この過去生の体験から来ているのではないか。
世間的な偏った一方的な見方では、美や優秀とは逆だった人生において、
役に立たないからという理由で、殺された人生があった。

潜在意識下で、深い恐怖と悲しみを抱えた母は
大切な娘には決して同じ目に遭わせまいと
母なりの最大の愛で、わたしをスパルタ教育した。

だとしたら、母は当然、自分のしてきた育児を
正義だと思っていただろう。
遺言状に「子育てに満足している」と書かれていた。
そこに嘘偽りは無く、それは真実だった。
母の人生の誇りだった。

母はわたしを心底愛していたし、
わたしはそれをひしひしと感じていた。

ここに気づいた今
また新たな境地で母の愛を感じている。

わたしと母は、何度も何度も過去生において因縁を重ねているが
同時に、本当に深い縁で結ばれている。

今世では、傍から見たら、絵に描いたようないい母娘だっただろうし、
実際に蓋を開けたら支配構造の虐待が起こっていた。
世間的には親ガチャと言われてもおかしくないかもしれない。

娘時代に反抗期が無かったわたしは、
最近になってようやく反抗を果たした。
「お母さんのしたことは愛じゃなくてエゴだよ!」って力強く言えた。

そうして、母娘のマインドの分離ができたからこそ
その先の、エゴじゃないもっと深いところの
魂レベルの世界が見えてきた。

点と点が繋がった。
そういうことかぁ。

マインドの分離をして、わたしも母も解放されて、
大きな愛を感じていたけれど、
さらに深い深い愛の絆を今感じています。

わたしがこの境地に来るために
演じてくれた母がいた。

母は手紙に、こうも書いていた。
「人生において、心の傷が癒えないなんてことは無い」と。

本当にそう。
心の傷は癒せるし、
そもそも、魂で決めてきたシナリオだから、魂は傷ついていないんだ。

むしろ、
気付いて
癒して
解放していく毎に
どんどんパワーを取り戻していくのを実感している。

わたしが母を選んで生まれてきた。
あの母の下だからこそ経験したこと
そして、自分を丁寧に見つめ続けている先に
こうして気づきがあって
さらにそこから、わたしの今世のお役目が見えてくる。

できる・できないとか
生産性とか
形とか
そんな人工的な概念を超えた
もっと美しいものを
真我を見ている。

わたしの母への愛と
母からの私への愛が
深みを増して感じられます。

母はこうも書いてくれていた
「こんなに優しくて美しい娘に育ってくれて、私は世界一の幸せ者です」
確かに、わたしが苦難を経て、この魂の愛に気付けたんだから
お母さんの育児は大成功だったね。
お母さんは確かに幸せ者だと思う。
お互い様。
わたしも幸せや。

そう、
気づいて
癒して
解放される度に
力を取り戻していく。

今その尊いプロセスを
日々味わっている。

ありがとう。

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#カルマはギフト
#気づくことで力を取り戻す
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#いのちの繋がり
本当は #親ガチャはいない  のかもしれない



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