見出し画像

【江別市】宿屋をやりたいんじゃない。地域を表現する場所をつくりたい 『ゲニウス・ロキが旅をした』

旅人が地元の人と交流しながら、暮らしやまちづくりに触れる場所

北海道江別市の大麻銀座商店街にオープンした一軒のゲストハウス『ゲニウス・ロキが旅をした』。
このインパクトはあるけど覚えづらい名前のゲストハウスは、運営者だけではなく施設を利用するゲストや地域住民など様々な人に支えられています。

泊まるだけじゃない、人と人との交流ができる場所を作りたいと、商店街のお店を閉めることになった洋品店を改装し、2階は客室、1階部分にはワーキングスペース、イベントスペース、キッチンなどを設けています。

この空間のコンセプトは、「商店街の生活を共有することで、暮らすような旅を可能にする」です。

宿泊機能だけではなく、「楽しみの共有」「仕事の共有」「挑戦の共有」という3つの共有機能を用意することで、旅人、ワーカー、住民、学生、チャレンジャー、運営者等が垣根なく交流するコミュニティの場をつくりたいと考えております。

楽しみの共有
旅人も住民もワーカーも、だれもが集えるリビングです。商店街で買い物をしてフードコートのように使ったり、持ち込んだ食材をシェアキッチンで料理してパーティーをしたり、自分の手作り作品を展示したり、思い思いの使い方で、知っている人も知らない人も交流できます。

仕事の共有
仕事の技術を身につけたり、仕事を頼みたい人と頼まれたい人をマッチングします。この機能の利用は、旅人の方々も利用することができるので、旅の資金づくりもできます。

挑戦の共有
お店をやってみたい、プロジェクトを立ち上げたいと思っても、一人ではじめるのは困難です。
ゲストハウスに関わる様々なプロフェッショナルがチャレンジを応援したり、レンタルスペースを用意することで、挑戦者と応援者と伴走者のトライアングルで、イノベーションを生み出すコミュニティをつくります。

挑戦したいが生まれる拠点に
現在いる役員の中には、プレオープン時には宿泊者だった人が多くいます。Web制作、音楽・映像制作者などそれぞれが自分の仕事を持ちながら役員を兼任しています。
リアルに地域をデザインするクリエイター集団なのです。

『ゲニウス・ロキが旅をした』はこうして自分の特技を生かし、増やし、成長していく場所。自分も何かしたい、関わりたいと集まってくる場所。
宿泊客には月に1度、商店街で開催されるイベントを手伝ってもらうことも。宿泊したらまちづくりの最前線に出会えます。

事業主体

合同会社 loci

所在地

北海道江別市大麻東町13−32


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?