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おかえりモネ BGM使用回数ランキング(123)【 気仙沼編 10位⑤ 美のなかを】

美のなかを

3場面で使用
タイトル通り美しく、ピアノソロで寄り添ってくれるような曲です
もっと聴いたことがあると思うのですが気仙沼編のみ
気仙沼編はこのような曲調が多く、ドラマ全体を印象付けている感じです

使用場面 1/3回
99話
りょーちん砲の後
簡単じゃないのよね

9年経とうとしている(ドラマ内)
9年も?9年しか?
時が止まってる人もいる
その人たちに前を向けとか元気をだせとか、単純な励ましは少し違うような気がします
その人たちにできることは何か?
気仙沼編の前半には、この問いかけをいつも感じる

ここでやっていくってもう決めたから

そういうモネを見つめるみーちゃんの姿が心に刺さる

使用場面 2/3回
104話 ずっと言えなくて


一度離れて戻る
だけど新しい場所の方に居たいという人もいる
スーちゃんもそうだった
そういう人達も肯定する
冷たいなどとは言わない
あかりちゃんも決して島が嫌なわけではない
けど新しい場所での生活や友達と離れることは辛かった
けど両親は喜んでいる
だからその気持ちを抑え込んでいた
健気にも
そんな気持ちを家族以外で言える相手、信じられる相手は、気仙沼で唯一永浦先生だけだったんでしょうね
そして言えたことで楽になれた
それにしても伊東蒼さん、やっぱり只者ではないてすね

あかりちゃんが言えなかったことを話してくれて、それが呼び水になったのか、今度は亜哉子さんの心の痛みを痛いと言い始める
それは亜哉子さんは悪くない、そう言えることだった

使用場面 3/3回
118話
「自分に何ができるの?」って
それはもういいんだと思います


これはモネの到達点だと思う
何もできなかった
何か誰かの役に立ちたいという思いで
いわば前のめりでやってきて、気仙沼へ帰ってきた
それがしぶとい人たちや、元に戻れないというような人たちと過ごすことで、同情し寄り添い思うことが救いだと思えるようになった
どこにいても

またここに来たということが大事
それだけでいい

何ができるかとかは考えなくていい
起こって数年は気にかけたけど、10年経つと風化しがち
そんな中で、また思ってくれること思いを寄せてくれることそれでいいそういうメッセージだと思っています

こうして3場面見てみると、どれも「一度離れてまた帰ってきた人」のそれぞれの気持ち・思いを描いているように思えます
偶然なんでしょうか?

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