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おかえりモネ BGM使用回数ランキング(63)【 東京編32位⑬ 幾億往きし 】

幾億往きし

3場面で使用

来光の別バージョンのような曲
使用された場面は少ないですが、心を揺さぶるようなシーンばかりです
何回も何回も往き来した所とは、どこなんでしょう?
ダメだ
それらの場面を思い出すだけで😢

使用場面1/3回
76話
みーちゃんさ
そんなの分かってるよ
こういう時りょーちんが本音言うのはモネだよ
モネ行ってきてよ

単なるおせっかいな友人ではないスーちゃん
76話はスーちゃんの回だったと言えると思う
スーちゃんの存在感が半端なかった
あいつはね
カッコつけるから
バス乗せないでね

ただただベタですが、スーちゃんカッコいいと思った
モネとりょーちんとそしてみーちゃんのことも、ちゃんと理解している
スーちゃんとモネの19対5の19の部分
彼女がモネと一緒に住んでいたのはホント救いだった

使用場面2/3回
78話 
沿岸部出身だって言えない

被災の記憶と周りの人たちへの気遣い

忘れたいけど忘れられないし、忘れないことが復興につながるものかもしれない。

私もともと神戸だから
野坂さんも幼少の記憶が気象予報士に向かわせ、防災をライフワークにしようとしている
忘れないで語り続けることが、被災された方々・場所に役に立つことと言えるかもしれない
私も95年の1月には神戸にいました
野坂さんと違い、十分に大人でした
それがあってか、心に刺さる場面でありました

使用場面 3/3回
92話
なんのためにここまで来たの?

涙をぬぐい一歩踏み出す
この少し内股な一歩は
モネが何もできなかった自分から
あの時感じたどうしようもない断絶感を乗り越えて
後戻りしない覚悟で踏み出した大きな大きな一歩だと思います
迎え入れる耕治さん

モネのただならぬ気配を感じて
同じ表情なのに目の色だけが変わる
内野聖陽 さんさすがです
あの時モネと共に島へ渡れなかった耕治さんだからこそ
橋を渡ってきたモネの気持ちが一瞬で分かった
決して愚かな父親ではないと思います

モネが涙をぬぐう時って、顎や頬からぬぐうんですよね

橋を渡ってきた

生まれたときは橋は無かった
あの時もまだ橋は無くて、大切な人たちのところに帰れなかった
そして、その時できてしまった故郷の島との深い谷のような断絶
それを越えて行く行かないを文字通り幾億回も往来していたかもしれない
そして今、それを越えてここへ来た
「橋を渡ってきた」という台詞に込められる「越えて来たもの」は、言葉で簡単に言うことはできないけど、モネのこの言葉と涙で心には強烈に感じさせるものがある
そういうモネの気持ちに震えるくらい感動しました
しかし、こういう泣き方って演技でできるのものなのかと思いました
清原果耶 さんがモネと完全に同化した場面だと思います
やはり彼女無くしてこの名場面は成立しなかった
静かなのに圧巻の演技でした

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