もっと本を読みます
「最高の教師」
まなちゃんの演技が楽しみで仕方なかったわたしは、まなちゃんのためのまなちゃんを見るためのドラマというくらいにまなちゃんのことばかり考えて視聴。
そう、わたしは芦田愛菜さんのファンだ。
「mother」からずっと彼女の虜。
そんな人は私だけではないだろう。
まなちゃんがバラエティー番組に出ると、紹介で「mother」の一部分が流れたりするのだけれど、それだけで涙が出てくる。
特に施設から電話をかけるシーン。たった1シーンなのにドラマ全話見たような気持ちになる。
そして彼女の魅力は演技だけではない。
同じように思っている人も多いと思うけれど、言葉が綺麗なところも魅力のひとつだ。
綺麗と言っても言葉遣いのことだけではなくて、考えや価値観を伝えるための表現も綺麗ということ。
もっというなら、その考えまでもが綺麗。
まなちゃんは幼い頃からたくさん本を読んできたらしいけれど、あぁこういうところに繋がっているんだと思うと、YoutubeやTiktokばかり見ている28歳の自分の生活が少し物足りなく感じる。
わたしがスワイプする手を止められないまま何時間も経っている間に、まなちゃんは勉強したり本を読んだりしているのだろう。
どうしてそんなにSNSを見る手を止められないの?
と聞かれてもわたしはその理由がちゃんと説明できないし、もしかしたらたいした理由などないのかもしれない。無意識に、息を吸うようにSNSを見ている。
いや、何の話?
こんな調子で文章力もないし、本当にもっと本を読むべき。
これがしたい!と強く思うことを選ぶ余裕を持たなければ。
よくわからない話をしすぎてしまった。
本題、ドラマの話に戻ろう。
鵜久森さんがみんなの前で話すシーンは本当にすごかった。
正直鵜久森さんのセリフはあまりリアルな言い方ではなくて、小説なような表現や言葉遣いだ。でもそれを自然に話すことができるまなちゃん、すごい…。
涙が一度こぼれたらどんどん出てきて止まらなくなって。
瞼が腫れて重たくなってきて、目がしっかり開けられなくなるあの感じ、すごい…。
すごい、以外の言葉が出てこない私は本当にもっと本を読むべきだと思う。
個人的にはお母さんの話をするところで涙がブワーっと出てきた。
「mother」のおかげで、まなちゃんが”母“を語るだけで涙がでる。
だめだだめだ、これは鵜久森さん。
鵜久森さんに集中しなければ。
鵜久森さんのこれからやりたいことの話が沁みたなぁ。
友達といっしょに帰ること、みんなで文化祭の準備をすること。
わたしが当たり前にしてきた当たり前の青春が鵜久森さんにはなくて、なくてというより壊されてしまって。
もしわたしが、あの教室の一員だとしたらどうしていたんだろう。
たいした内容を書いていないのに、ここまで書くのにとても時間がかかってしまった。
というのも、このドラマのテーマが重く、これを書いたら傷つく人がいるのではないかとか悲しむ人がいるのではないかとか、書いては消して書いては消してでまとまらない。
いつかわたしの中にある気持ちを、もっと上手に言語化できるようになったら書こうと思う。それまでたくさん本を読みます(宣言)。
鵜久森さんが当たり前の幸せを感じられる日が来ますように。
どうかそういう脚本であってほしいと願う。
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