清掃員

「うちの社員がやる気がない」と会社は言い、「うちの会社は社員のことを考えてない」と社員は言う。

皆さん、こんにちは!
ドリームマネージャー佐々木です。

あらためて言うことではありませんが、ビジネスを動かすのも組織を動かすのも「人」です。

なので、いかに人をやる気にさせるか?ということが重要になってきます。これも、あらためて言うことでもありません。

では、どうしたら人はやる気になるのでしょうか?

これは、とても難しい課題です。
永遠の課題と言っても過言でないでしょう…

まず考えなければいけないことは、
働く人たちは、なぜその会社にいて、なぜその仕事をするのか?ということです。

一人ひとりの働く動機を把握しない限り、人をやる気にさせることは難しいのはないでしょうか。

会社側は「社員がやる気がない」と嘆き、社員側は「会社は社員のことを考えてない」と言い合っている会社は腐るほどあります。

酷くなると、会社側は「給料泥棒のような社員ばかりだ」となり、社員側は「会社に利用されている」という憎しみ合いに近い関係性になったりします。

本来ならば、信頼関係で成り立っているはずの会社と社員との関係が、お互いを責め合う関係になるということも多くみられます。

ドリームマネジメントでは、「夢」を通じて、会社と社員の信頼関係を深めていきます。

しかし、社員の夢なんて会社には関係ないと考えている経営資源が多いのも事実です。

社員の夢は個人のものであり、会社という組織の中では関係ないとい考え方です。

果たしてそうでしょうか?

書籍「ザ・ドリーム・マネージャー」の中ではこんなことが書かれています。

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企業活動においては、ビジネスを動かすのも組織を動かすのも人である。このことは決して忘れてはならない。取引の両側にいるのは人間なのだ。会社が成功するも失敗するも人間次第だ。

そして、人は夢を見る。夢を見る能力こそ、人間を人間たらしめている大きな特徴のひとつである。

社員の夢と会社とは関係がない、と思いたいかもしれない。だが、わざわざお金を払って雇っている社員の原動力が夢であるなら、会社はそれを無視できないはずだ。

労働者の多くは、自分は会社に利用されていると感じている。だが、もしあなたが従業員のことを本気で考えていることが伝われば、彼らの見方は全く違うものになる。

そして、そのプロセスのなかで、今日の企業社会では滅多にお目にかかれないような忠誠心とチームスプリットが生まれてくるだろう。

人の夢を無視するなら、それなりのリスクを覚悟しなくてはならない。子供の夢、配偶者の夢、社員の夢、顧客の夢、国家の夢・・・

そうした夢を無視するのはあなたの自由だが、無視したツケは大きな代償となってあなた自身が支払うことになるだろう。

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人は自分の夢、大切な人の夢の実現のために仕事をしています。

だとしたら、その夢を会社として応援してあげれば良いのです。

至ってシンプルです。


社員の夢は関係ないという会社もありますが、「社員の夢を実現する」というビジョンを掲げて、経営者、会社の夢を押し付けている場合もよくあります。

会社の目標を社員の夢に設定するということです。

・会社(店舗)売上○○円‼

・店舗数○○店舗‼

・新事業展開‼

・海外展開‼

・売上目標(会社・個人)○○円‼

これは全て、経営者の夢、又は会社の目標です。


確かに今、働いている社員は、会社、経営者の理念、ビジョン、将来像、目標などに共感して入社してきたのかもしれません。

会社としての目標数字があるのは当然ですし、それを達成しようと頑張る社員がいるということは本当に素晴らしいことです。

ただ、これを個人の夢に置き換えるのはかなり強引です。社員側もいずれ気付き「会社のために利用されている」と感じはじめます。

ドリームマネジメントを受講して頂いているある会社の社長は常日頃、こんなことを言っております。

「会社は自分の人生を豊かにするための単なる箱だ

自分の人生を豊かにする、自分の夢を実現することが目的であり、その手段として仕事があるのです。

このことが分からない人が本当に多い。。。

僕もそのうちの1人でした。

仕事の成功=人生の成功であり、その考えを持っていれば、全ては上手くいくと信じていました。この考えのお蔭で、本来大切にしなければいけないものを沢山失ってしまいました。

当然ながら、仕事の成功=人生の成功という考え方で、豊かな人生を送ってる方も沢山いると思います。

仕事の成功はお金の成功に直結するからです。

お金の成功が人生の成功ではない!!

なんていうことを言うつもりはありません。

ここで言いたいのは、経営者という立場の人はごく僅かであり、大多数の人達が経営者以外という立場、価値観で仕事をして、人生を歩んでいるということです。

経営者は社員からすると「スーパースター」的な存在なのかもしれません。

そんな「スーパースター」的な存在に誰でもなれるわけではありませんし、そもそも全員がそこを目指したら組織、チームとして成り立たなくなります。

経営者の視点での夢、人生の目的と、社員各自の視点での夢、目的は全く違うということを理解した上で、社員一人ひとりの夢を実現させることが必要だということです。


夢を持っていない社員が多いと嘆く経営者の方が多いですが、僕がドリームマネジメントを行っている中では夢を持っていない方はほぼゼロに等しいです。

夢を話せるような「心理的安全性」が保たれてないだけだと思います。

会社内でも仕事以外でも色々な夢を語って良いということを伝えてあげるのです。

こんな夢を言ったらバカにされるのでは?

こんな夢を言ったら自分の評価を落とすのでは?

そんな不安を持っているから夢を語ることが出来ないのです。


先ずは社員が夢を語れる環境、その夢を肯定し、共有できる環境が必要です。そして、夢を自分の価値観で判断するのではなく、社員の立場に立って肯定し応援するのです。

社員一人ひとりの夢は、会社で働く動機にも繋がるのですから、しっかりと受け止めて、応援してあげてください。

会社が社員一人ひとりの夢を応援し、実現することに導くことが出来れば、社員一人ひとりの仕事に取り組む意識も変わり、モチベーションも上がってくるはずです。

会社と社員は相反する関係ではなく、夢を通じて共に成長していくものなのです。



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上場企業の関連会社を2社設立し、取締役、代表取締役に就任。2014年、「ドリームマネジメント」の日本初の認定ファシリテーターとなり、日本で最初にドリームマネジメントのセッションを行い、同事業の責任者として現在まで延べ受講者数は4,000人を超える。
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