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多種多様な富んだ人材が生まれない理由とは?

皆さん、こんにちは!
ドリームマネージャー佐々木です。

■ドリームマネジメントという人材開発、組織開発プログラムを広めてます
https://note.mu/dorimane/n/ndbb32a78e5a4

価値観の違い…
よく聞きますよね。

当たり前のことですが、人間関係なくして生きてはいけません。無人島で1人で過ごすのでしたら別ですが、、(笑)

良好な人間関係を築けるかどうかで、人生の豊かさも変わっていきます。

友人関係、家族関係、恋人との関係、仕事上での人間関係、学校での人間関係、地域社会における人間関係、参加コミュニティーにおける人間関係など、様々な分野での人間関係があります。


近年だとネット上での人間関係も注目されてますよね。

ほとんどの人達が、様々な分野での人間関係の中で日々過ごしています。

すごくプラスな気持ちになれる人間関係もあるでしょうし、考えるだけでネガティブな気持ちになる人間関係もあります。


ドリームマネジメントのセッション内でも、こんな発言をよく聞きます。

あの人とは合わない…

気が合う人もいれば、気が合わない人もいます。


ダンバー数では人間が円滑に安定して維持できる関係は150人程度とされています。

■ダンバー数の詳細はこちらhttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%80%E3%83%B3%E3%83%90%E3%83%BC%E6%95%B0


150人が限界??
実際はどうでしょうか?


家族、友人、仕事関係、趣味、スポーツなどの関係、そしてSNSを代表とされるネットでの人間関係も含めると対象人数はとんでもない数になってきます。

ネット社会になってきて、人間関係が飽和状態になってきてるとも言えるのではないでしょうか。

そもそも150人が限界なのに、日常の人間関係にプラスしてSNSで何百人の友達がいたとしたら、人間関係に疲れてくるのも無理がありません。。

浅い人間関係の人も多いかもしれませんが、繋がっていることによって、ストレスや負荷になるケースも多々あるでしょう。

これだけ多くの人達と繋がってる状態となると、多種多様な価値観を持った人達と出会うケースが増えてきます。


多種多様・・・

グローバル社会、ネット社会、個人を尊重する社会において、この言葉はかなり重要なキーワードになってきています。

多種多様な価値観を持った人達と良好な人間関係を築くことが、自分の人生を豊かにしてくれます。多種多様に富んだ人達が、お互いを認め合い、信頼、安心な関係を築くことが出来たら、最高のチーム、組織になることは間違いないでしょう。

多種多様な人達があつまると、価値観が合わない人達も沢山でてきます。

でも、よく考えてみてください。
価値観が合う人の方が圧倒的に少ないはずです。

日常の様々な出来事や会話を通じて、価値観が合う、合わないと感じることがあります。

価値観が合う、合わないは0か100ではありません。

この部分においては価値観が合う、でもこの部分においては価値観が合わない。こんな感じではないでしょうか。

価値観が合わないと思っている人と、ある分野では価値観が合うことがあったとしても、その人を受け入れることもなく、そのまま価値観が合わない人で終わってしまうことが多いのではないでしょうか?

逆に、もの凄く価値観が合うと思っていた人と、ある分野では価値観が合わないと知るとショックを受けたりします。

価値観は皆違いますし、そもそも、自分自身の価値観も変わっていくのですから…

なので、価値観は違うという前提で、多種多様な人達と接する方が良好な人間関係を築くことが出来ます。

多様性を受けいるということは、多種多様な価値観を受けいれることです。

多種多様性な価値観を受け入れることが出来ない組織は、多種多様な顧客ニーズ、多種多様な働き方、多種多様な人材を受けいることも出来ないでしょう。

多様性に対応する組織をつくるには、多様性に対応できる人材を育てる必要があります。多様性に対応できる組織は、新しいものを生み出す、創造性の高い組織となりますし、多種多様な時代に対応出来る組織となります。

ワンマン経営者のトップダウンマネジメントに慣れた組織からは多様性に対応することは難しいでしょう。

多種多様に富んだ人材を育成するためには、多様な価値観を受け入れる組織にしなければならないのです。

では、多種多様な人材育成、組織をつくるためにはどうしたら良いか?

まずは、多種多様な価値観に慣れることです。従業員個人個人が多種多様な価値観をいかんなく出せる場をつくる必要があります。

個人の中にある多様性を出して、その多様性を受け入れる場をつくることによって、多種多様に富んだ人材を育成することが出来ますし、そのような人材が揃うことによって、多種多様な時代ニーズに対応できる組織へと成長することが出来るのです。


ドリームマネジメントでは、夢を語り合うだけではく、お金、性格、エネルギー、身体、知性、感情、精神など様々なセッションを通じて、お互いを知り、お互いの価値観を知る機会を創出します。

夢を書き出し、シェアするセッションがありますが、10のカテゴリーから夢を書き出します。さらに「制限なく」「過去の自分から考えず」「他の人の夢を参考にする」という簡単なルールを設け、夢を書き出して、シェアし合います。

ドリームマネジメントのセッションでは、「肯定思考」「自分の価値観で夢を判断しない」「リラックスした気持ちで」ということを意識するので、自然とお互いの価値観を尊重し合う場となり、多種多様な価値感を認め合う場となっていきます。

ドリームマネジメントが、多種多様な人材、組織をつくるためのベストな手段かそうでないかは一旦置いて(僕はベストだと思っていますが、、)、多種多様な時代ニーズに対応するために、まずは自社の従業員を多種多様に富んだ人材に育成することを真剣に考えても良いかと思います。

そのためには、多種多様な価値観、人材を受けいれる環境をつくることが大事ですね。

最後に…
多種多様に富んだ人材、創造性に富んだ人事、自立した人材、自発的に動ける人材が欲しい!又はそんな人材がいない!と嘆く経営者は沢山います。

しかし、そのような人材が生まれない環境にしているのは、経営者自身だということも忘れないで頂きたいと思います。


■ドリームマネージャー社内ファシリテーター講習開催決定!
https://note.mu/dorimane/n/nba7aad85323d

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