自己紹介

ひたすらGameVKetちゃんだけの改変をおこない、バイクと車の低品質なワールドをつくるばかりのひとです。
期間は1年半程度、プレイ時間はV睡なしで800時間程度です。
会話に興味ありません。特定のコミュニティにも所属していません。ロールプレイイベントにも参加しません。お砂糖もエロも興味ありません。特定のフレンドと過ごすこともあまりなく、Visitor期に案内してもらったこともなく、一人でpublicをうろつくほうです。
PCVR、デスクトップ、Quest単騎、Androidとすべてのプラットフォームプレイ環境を用意し、それぞれの環境でプレイする人の気持ちをわかるようにしています。
話題のワールドを歩いたり、見るからに困っている初心者がいたら案内したりして過ごしています。

立ち位置は明確に「VRChatそんなにたのしくない人」側の人です。 例の記事の内容はすべて同意できる、相当変な人です。

それでも先日VRChat Plusに一年間課金しました。

なんでそんなでVRChat？

明確な理由がいくつかあります。

高品質なVRコンテンツプラットフォーム

パーティクルライブと企業イベントです。企業主催イベントで動くお金と集まるハイクリエイターは世界最先端と感じます。
具体的はサンリオVFesとVKet。特にVFesが大好きです。パーティクルライブの最先端を味わうことができます。

Virtual Market 2024 Summer Welcome to one of the world's largest virtual events! This ma event.vket.com

パーティクルライブはVRHMDでしか、VRChatでしか味わうことができません。VRChatとHMDは、そのためのインターフェースです。
具体的には、CAPSULEが中田ヤスタカがくるVRDJプラットフォームなんて、VRChatの他にありません。最高です。

またプラットフォームパフォーマンスとしても、他のメタバースプラットフォームと比べ、VRChatはPCVRにおいてパフォーマンス上限が無制限という強みがあります。これは直接コンテンツの表現力に結びつきます。VRChatのみの特徴です。

クリエイションプラットフォーム

「Create,Share,Play」トップページにでかでかと出ています。知らないとは言わせません。
Unityを勉強しているあいだずっと違和感を感じていました。 「『ゲームを作りたい』からって作ってどうするの？このAAAゲーム飽和の時代に？ 」
べつに販売したいわけではなく、作ったものを衆目のあつまるところに置ければそれで満足。そういうライトクリエイターもどきには最適なプラットフォームです。

「バイクのハンドル・アクセル操作を実現できる機器」

もとはといえばとあるバイクワールドをプレイするためだけにVRChatを始めました。ですがワールドはなくなりました。さてどうします？ぴいぴいと鳴き求めますか？情けない。嫌なら自分でつくるしかないよね。
だから泣きながら作りました。

そしたら累計来場者数7万人。ほかにもいろいろウンチなワールドを作ったけれどべつにウンチでもいいのです。
またバイクに限らず、VRHMDは特に運転システムとの相性がよいです。飛行機操縦システムも画期的です。

これだけ遊ばせてもらって無料勢ってダメでしょ

VRChatイベントは基本的に無料なので、本当に気に入ったイベントやチケットは可能な範囲で推し課金するようにしています。そうした推し活こそが、メタバースのマネタイズであり、今後の興隆衰退を占うものです。
もう閉店してからお悔やみ並べるの嫌なのです。客が来ないからお金落とさないから閉店するっていうのに閉店行列ばかり、客もどきは恥を知れって思うのです。

一人の過ごし方

アバター盆栽・ワールド盆栽

●アバター観点
GameVKetちゃんkawaii。無料アバター、GameVKetちゃん。この子を使い着せ替えることを目的にVRChatをしています。

どれくらい着せ替えたかって、これくらい。

https://twitter.com/TDontacos/status/1697265101169185252

その後もまだまだいっぱい。

デザインも実装もパフォーマンスもすべてが最高のバランス。
ハイポリベリプ上等アバターばかりの世の中で、明確にMedium達成を要件とされたアバターです。
永続的に使えとは言いません。プレイヤーはもとより、アバターディーラー・衣装ディーラーは一度、GameVKetちゃんを構造解析してみてください。トポロジー、Bone構造、PB構造。ダイエットのためのエッセンスがつまりにつまっています。アバター制作者インタビューを聞き、これらが意図されたつくりであることを確認しました。boothにはいろいろなアバター・衣装・髪がありますが、パフォーマンスの観点でGameVKetちゃんを超えて最適化がなされているものはほぼ見たことがありません。
そのうえで、要件を超えて最高にkawaii。販売ページからは読み取れない隠し機能が山のように盛り込まれています。これはアバタークリエイターのこだわりのたまものです。
唯一の弱点は、完全に最適化されてしまっているため、トポロジー変形などの改造がやりにくいところです。でもそんなことは普通やらないので無問題。

GameVKetちゃんのバランスを超えるのは、fallbackに使えるQuestアバターを持ち現実的な価格でお迎えできるラスクちゃんだけです。

さておき。
特定のアバターに思い入れを持つと、そのアバターで何ができるのかを探求し始めます。具体的にはVRM化すると、VRMモデルアニメーションアプリなど、他のアバターアプリケーションにインポートして可動させることができます。可能性が無限であることに気が付きます。こんなふうに。

人はそれを沼と呼びます。

●ワールド観点
ワールドも、前述のバイクワールドや、形にならない実験ワールドなどをいろいろ作り一人満足しています。
特にチクワカーシステム。これを入れれば即ドライビングワールドになります。満足感がとても高いです。前出のバイクワールドもこのアセットを使用しています。

低品質でもうんちでもアセットポン置きでも二番煎じでも車輪の再発明でも、自分がよければいいんです。
人はそれを沼と呼びます。

●まとめ
これはまさに、アバター盆栽・ワールド盆栽。
松の鉢植え育成には興味はないですが、この盆栽は楽しいです。

そして人はそれを沼と呼びます。大事なことなので３回言いました。

VRと現実の反復横跳び

メタバースという言葉が失敗の代名詞呼ばわりされる中、現実的な振興策やマネタイズ策として実現した方々がいます。たとえばメタスカ。

このコンテンツは地域振興も兼ねています。無料プレイするだけでなく推し活したいよね。なので一人で横須賀旅行してきました。

https://twitter.com/TDontacos/status/1720407662280785969

こういったVRと現実リンク施策で両方を楽しむ「VRと現実の反復横跳び」はとても楽しく、企画成果の可視化としてもとても重要と考えています。
みんな横須賀旅行しよう！一人でもたのしいよ！

遭遇トラブルのnote記録

Unity・Blenderを使っていると、いろいろな悩みやトラブルに遭遇します。そのときどうしますか？まずネット検索しますよね。
トラブルを記録すると誰かが同じ悩みをしなくてすみます。これまでそういう情報がなくてとても苦しみました。 なので自分が苦しんだ点をnoteに記しています。書いた記事の数は数えたら44個ありました。

BlenderとUnityができればおそらく一生の盆栽

「VRChatは無料」とよくいいますが、BlenderもUnityも個人利用は無料です。Blenderで3Dモデリングを、Unityで3Dモデリング以外のすべてを行います。両方がつかえれば、おそらく一生の盆栽趣味となりえると思います。
またデータなのでリアルショーケースを必要としません。積みプラならぬ積みアセットしても空間圧迫しません。 でも自分でモデリングできるようになりたいよね。

そして人はそれを沼と呼びます。4回目です

いくつかの警告

大半のVRChatterが言わない言いにくいことを言います。

VRChatで人間に依存すると必ず病む

どんだけ楽しそうに煌びやかに見えても、VRChatプレイの理由が人間への依存だと、必ず絶対に100%病みます。人に依存し破綻を迎えた人は必ず次の人を探します。お砂糖は麻薬です。
あなたの周りで病んでいない人がいたら、病みつつもプレイし続ける人がいたら、そのひとは実は何かのクリエイター/プランナーではありませんか？
人間に依存しない自分だけの理由を見つける、それが大事です。

レベルが上がれば上がるほど、VRChatにログインしなくなる

VRChatterはログイン時間を自慢する風潮がありますが、ログイン時間が長ければえらいってものではありません。 なぜならUnityとBlenderを扱う時間ばかり増えていくからです。クリエイターは口をそろえて「レベルが上がれば上がるほど、VRChatにログインしなくなる 」と言います。
裏技として、つよつよクリエイターは作業配信という、VRChatと作業を同時に行う手法をとることもあります。

睡眠大事

VRChatプレイヤーのメイン活動時間はおそらく22時～26時(翌午前2時)です。ふつうの生活を持つ人たちとは生活サイクルが違います。これにあわせると健康と人生が破綻します。意識して引きずられないようにする必要があります。睡眠をおろそかにすると必ず病みます。それでVRChat内の流行に乗れないようなことがあれば、縁が薄かったとあきらめるまで必要です。

「子どもたちに見せられますか？あなたの姿！」

広くメタバースが認知されたときに、あなたはどのような姿と行為で認知されますか？友人を招き入れることができますか？ 一切の笑いとノリを排除したときに残るもの、それがあなたの姿です。
ときどきQuest単騎でログインして回ることがありますが、とうぜんPC専用アバターはfallbackして見えます。fallbackした黒マントとバナナがpublicで密着して雄の猫なで声でニッチャニッチャしている姿は滑稽通り越して嫌悪感を抱けます。
ストレートに言います「気持ち悪い」。プラベでやれ。

まとめ：自分にとってVRChatとは

●「Create,Share,Play」を忘れずに
デジタル創作において無限の可能性をもつ、品質不問の共通サンドボックスです。

●最高のHMDコンテンツプラットフォーム
パーティクルライブ最高！運転ワールド最高！VR現実間反復横跳び最高！

●GameVKetちゃんkawaiiﾔｯﾀｰ
そのためならUnityもBlenderも泣きながらでも練習するよ。

●ほら一人でも過ごせてるじゃん
ね？さみしさは確かにあるけれど。

とはいえ、このようなクリエイション沼にはまるのは稀かもしれません。なので普通のひとにはせめて、好みのワールドを見つけ、アバター着せ替えを楽しんでもらえたら、続ける理由になったらいいなと思います。

好みのワールドがなにかってたとえば。「普段運転させられている人が、自動運転車のなかでひとり助手席に座り、流れるライトを横目で見ながら音楽を聴く」そんな過ごし方とかはきっと喜べると思えます。

生き方としてフレンドとの過ごし方を上げる人が多い中、こんなひともいるということを知ってほしいと思いました。おわり。