【読書】喪失、そして再生と祝福の書【木皿泉】
泥棒猫です。
私はお気に入りの本は何度も読み返す派。
その時その時で、ハッとする箇所が違うので自分の精神状態が判るのも読書の良いところだと思う。
ここ数日で、木皿泉著の2冊を読んだ。
「昨夜(ゆうべ)のカレー、明日のパン」
「さざなみのよる」
どちらもドラマになっているのでご存じの方も多いと思う。
「昨夜の・・」はそのままのタイトルで、ストーリーも原作に忠実。
「さざなみの・・」は【富士ファミリー】というタイトルのドラマだ。【富士ファミリー】の続きとしての小説が「さざなみの