スカーレット112~114話

第19週「春は出会いの季節」後半


そういや初見でこのタイトル見たとき

喜美子に何やら艶めいた出来事でも!?と

思ったりもしたなぁ…でも、恋バナ以上に

刺激的な出会いでしたよね✨

ほな、いきましょか!


喜美子ひとりの生活


せっかく京都から武志が帰ってきて

これからやっと2人暮らしかぁ〜良かったなぁ喜美子…と

思いきや、武志一人暮らし始めるってさ!

バイトでやりくりして、節約してやってくという武志…

それにしても、喜美子がひとりで食事をするシーンが

何度か出てくるわけですが…これがね、わたくし

本当に好きなのです。たったひとりでも、

ちゃんとご飯と汁物、おかずをきちんとよそって

背筋伸ばしていただいてる姿…!

こんなきっちり過ごしてる喜美子…偉いなぁすごいなぁって。

わたくし、朝こそ自分だけのために…ってお茶漬け生活してますが

昼はテキトーですもんw最近お気に入りなのは

フライパン1つで作るパスタなんですけどね。

お湯とパスタとトマト缶とツナ缶入れて煮込むだけってやつ。

そこにコンソメや塩コショウで味整えてできあがり!みたいな。

インスタントラーメン並みのお手軽さなので、よく作っとります。

仕上げにオリーブオイルも入れるとええですよ…って話逸れました💦

とにかく、一人分のご飯って手を抜ける部分であるのに

そこもきっちりしてるの、ええですよね✨


小池アンリさんついに登場!


え〜スカーレットの登場人物の中で

第一印象と最後の登場で、いっちゃん印象が変わったのは

間違いなくこの人…小池アンリさんです。

喜美子の初めての穴窯作品を

なんぼで売ってくれます?って全然引き下がらず

最終的に800万まで用意してきたという人。

初見では、これ相当な業突く張りのBBAやんけ!

売れんっていうの聞こえとらんのか!ヲォッ!?

…と、いささかイキりながら観てましたが

再見で見ると、アンリさんの人となりがわかってるので

ちょっと違って見えました。


それは、喜美子と初めて会うシーンなのですが

喜美子が陶芸家川原喜美子本人と気づかず

「はよ先生呼んできて!」とか

割と大仰な態度をとってたアンリさんが

喜美子が本人と知るや

小さく「うそ…」と呟いて視線がゆらゆらってするんですよ!

ここ!ここがね…

激推ししてる人に会った時の反応そのもので!

わたくしにも、何人か推してる方々がいるので

あぁ…なるわ、そうなるわ…と思って観てました。

その後も、ちょくちょく工房に来て

作品を鑑賞してるんだけど

指で触って音を感じるという独特さ!

ドラマの中では、アンリさんが聴いてる音楽が

さらさらっと劇伴として流れてたけど

再見ではより音楽が際立って聴こえた気がしました。



ちや子さん市会議員に


ちや子さんとの交流も途切れずに

続いてるのがまた嬉しいですよなぁ。

しかも市会議員になって、記者のときよりも

いっそう女性たちの声を拾って生かそうとしてくれてる。

ちや子さんにスポット当てても、いい朝ドラができそう…!

そんなちや子さんに、自分の作品が何万と言う値で売れ

ストッキングの内職をして、お金をもらって父と喜んでた頃を

思い出す…と言う喜美子に

変わらへん、大丈夫、喜美ちゃんは喜美ちゃんや

と声掛けが出来る人…ちや子さん。

誰から言われるより、ちや子さんが言うてくれるのが

説得力あるなぁ。これまでのふたりの関係性が

ちゃんと続いて繋がってるから…ですね。


有能な住田さん


それにしても、ちょくちょく出てくるようになった

キュートなおじさん:住田さん!

初見でも再見でも、この住田さんがとにかく

癒やしの存在でありますッ!しかも有能!

喜美子の作品に「こんな値段なめられまっせ!」と

喜美子が提示した額より丸一個増やした額を付け

ちゃんと売っちゃう住田さん!

ちや子さんや百合子と言う、喜美子にとって

気の置けない人たちに混ざって

ちらし寿司ごちそうになってる住田さん!

アンリさんが訪ねてきた時も、即座に元女優の小池アンリと見抜いて

過去のスキャンダルを嬉々として喜美子に知らせる住田さん!

聞けば「芸能ゴシップ大好き♥」だし!

セリフに絶対♥ツイてたやろ!っていい方だったしw

どんな経緯があって、住田さんが喜美子の後援会会長になり

事務処理を担うようになったかは謎だけど

住田さんがいたからこその、陶芸家喜美子のポジションも確立できたの

あるんじゃないかなぁ…にしても、住田さん、今後もちょくちょく出てくるけど

ほんとにね…画面に居るだけで空気があったかくなるんですよね…w


肝っ玉母ちゃん照子


武志と同じ窯業研究所に通う照子の長男:竜也

見た目ど金髪だし、態度もあんまりよろしくないけど

照子は全然気に病んでる様子ないのがいいですなぁ。

以前喜美子と長男連れて鉢合わせした時にも

「どうしよう、竜也こんなになってしもた(かわいい)」

…だったんですよね!全然悲観してないの。だけど

ドアをバーンって閉めた時には

何やっとんじゃぁ!ってすっ飛んで行って追いかける。

で、今回も高校を勝手に中退したのにもかかわらず

「そういう大胆なとこ、うちに似てしもてん(ニコニコ)」

…これですよ!照子のこういうとこ、すごいなぁって。

夫と息子が言葉足らずでギクシャクしてるのに

そこを気に病むわけでもなく、敏春さんのそういう

不器用なとこも好きだって言うし、竜也にしたって

可愛くて仕方ないのが透けて見える…でも、甘やかしはしない。

なんちゅういい妻、いいお母さんなんですか!

照子が主人公の朝ドラも絶対面白そう…w

終盤、喜美子が武志に言うセリフで

「お母ちゃんはお母ちゃんっていう生きもんや!」って言うのが

確かあると思うのですが、この時の照子はもうすっかり

お母ちゃんという生き物なんですよね…w

喜美子のことも好きだけど、わたくし、こういう照子大好きです。

髪型も、どんどん変わってくしねw


バナナトシャール!


一方で、息子竜也とすれ違いの生活を送る敏春さん…

叱りつけたりしてばっかりだったんじゃ?と思ったら

初めてできた息子だから、めっちゃ甘やかした上に

不用意な一言で息子に嫌われて、なんちゅうか災難です💦w

(怪我で野球続けられなくなった息子に、丸熊陶業継いでほしいからって

「よかった」って言っちゃったらしい…そらアカンわ💦)

だけど、こっそり窯業研究所覗きに行って

武志や武蔵丸先生が親切にしてくれてるの見て、小さく会釈したり

涙を浮かべながら、バナナ(敏春さんの好物らしいw)を置いていく…

一本自分のものにして半分食べて胸ポケットにインする敏春さん…!

あれきっと、そのまま洗濯に出して

照子に雷落とされるやつや…とTwitterのタイムラインは賑わったものです✨


5万の価値と巡り合い


それにしても、アンリさんという人は

喜美子の周りには今まで居なかったタイプの人…ですよね。

喜美子の作品を見て、どんな人だろう?って好奇心をうずかせて

最終的には会いにまで来てしまう人。

喜美子はほとんど家と工房から出ない生活だから

アンリさんは、いわば真逆と言うか…


そんなアンリさんが、喜美子の作品を5万、やっすい!って

悪びれもなく言っちゃうところも、これまでお金で苦労してきた

喜美子とは生きてる世界が違う人だなぁ…とこっちにも

よく伝わってくるんですよね。

喜美子はそれをうちとは違う世界や、すごいな…って

関わらないような線を引きかけてるのに

アンリさんと来たら「おもろいやん」ですもの。


おもろいやん!

違う人生を生きてきて、交わることのなかった人間が、

こうやって先生の作品によって出会うんやで。

先生の作品がなかったら、うちは今ここにおらん。

芸術はな、見知らぬもの同士を引き合わせんねん。

ほら、現に今ここで、2人の美しい女性の人生が交錯してるやん。


…いや、アンリさんのこういうことを

さらりと言えるところ…心が豊かな人だからこそ、って気がします。

考えてみたら、こういうnoteでも、またTwitterなどの

SNSでも、本来なら交わることのない人間が

出会っちゃってるんですものね…!(ありがたや…!)

いやぁ…アンリさんの「何でも楽しむ心」わたくしも

見習いたいッ…!

だけど、夕方までに戻るっていいながら

数日後にひょっこりは、あかんで!アンリさん!!


おまけ【過去絵】


わたくしもアンリさんに触ってもらったよ!の妄想絵↓↓

スカーレットを観ながら発してる奇声に気づかれた模様…w

スカレ74


てか!3300字超えちゃったよ!ごめんやで!

しかも今回、後半時系列がいろいろ違うけど

堪忍したってや!

とにかくアンリさんと住田さんが大好きだから

ついつい伸び伸び書いちゃったよ!

ここまで読んでくださり、ありがとうございましたァッ✨!!!









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