スカーレット70~72話

第12週「幸せへの大きな一歩」後半

いやぁ…後半も幸せに満ち満ちてはいたんです…

いたんですけど…再見だからこその

「違和感」が見えてしまって、唸っております…!


裏切られた!(いい意味で!!)


伝説の69話…キスするの?しないの?ってとこで

終わってたんで、初見の時は

「どうせ電話かかってくるとか、誰か突然くるとかで

キスはお預けなんでしょ?そうなんでしょ!」なんて

斜に構えてたのを思い出しました…

お花をカップの中に描く…ええな、それ…からの…

(↓↓過去絵で匂わせるスタイル)

スカレ51

いやぁ…心震えました✨

そしてその後の青空パーン!

これは、各々で余韻を楽しめってことですよね!

そうですよねッ!

スカレ50

↑↑↑こんな絵も描いてましたわ…!

しかし初登場の頃の素朴な青年が

ここまで沼になるなんて…思ってませんでしたわ…!


ちょっと気になったこと

喜美子と八郎が、家族とともに結婚記念写真を撮ろうという時に

橘さんという女性から「コーヒーカップを80客注文したい」と言う

依頼を受けます…それが八郎じゃなくて、喜美子のコーヒーカップが

気に入ったからってことで、喜美子に電話が来たんだけど…

8客作るのがやっとだった喜美子は

そこまでの力はないからと、この注文を断るんですよ。

で、わたくしが気になったのは

貴美子への注文を聞いてる時の、八郎さんの曇った表情…なんですよ。

初見の時は、喜美子ががっかりしてるであろうのを

一緒になって辛くなってるのかな?喜美子思いだもんな…って

考えてたんですよ…だけど、この表情の暗さ…

八郎の夢は「自分が作ったもので相手が笑顔になってくれること」

だったはず。だけど、コーヒーカップの注文は

自分にではなく、喜美子に来た…!

あれ?これ…もしかして「嫉妬」じゃないのかな?

初見の時も、後半はそんな意見が出てましたが

わたくしは「いやいやいや、ハチさんは己の

うまくいかないとこにモヤッとるだけのはず!」と

考えてたんですけど…再見では

自分の夢を、経験の浅い喜美子がかっさらって

行った悔しさとか、もどかしさとか、

なんで俺じゃないん…みたいに見えました。

なんだろ、こういうちょっとした「モヤ」が

初見の時は喜美子のがよく見えたけど

再見すると、話運びを知ってるからか

「あれ?これひょっとして?」が出てくるんですよね…!

絶対的仲良しに見えてたキミハチ夫婦だけど

始まった当初から、こういうモヤはあったんだなぁ…

そうそう、八郎のお姉さんも

「優しそうに見えて頑固なとこがある」って

笑いながら言ってたのを見て

「あ…知ってます…」とその後のことを思って

肝が冷えたのでした…

いやでも、こういうの、初見じゃわたくし

絶対気づかないやつだわ…💦


紅い大皿美しい…


ナレも言ってたけど

喜美子の笑顔があったからこそ、出来た器…!

八郎が陶芸展の新人賞を見事勝ち取った大皿が

ここで出てきたんですけど…ね…なんか再見して改めて

何という美しい器なの…と涙ボロボロでした。

終盤、この大皿は木っ端微塵になるわけですが

再見して改めて強く思ったのは

欠片でもいい!それ売ってくれないか!!!

…でした。

ふたりが、心通じ合って、いい影響を与えてる時の

この大皿…それこそ喜美子の拾った欠片のように

お守りにしたい…と涙涙でした…!

いやもう、再見のほうが泣いてるんですけども!!!


父と息子のサシ飲み

新人賞のお祝いと

結婚のお祝いを兼ねた宴会の後

縁側に佇む常治に、酒瓶とコップ2つ持っていく八郎…

もうね、ここでもボロ泣きでした。

常治が「喜美子のこと、よろしゅうたのんます」と

頭ゆらっと下げるとことか

「息子が欲しかったんや…」とか聞こえるか聞こえないかで

言っちゃうとことか…

お前のことはまだ認めてへんけど

俺の娘が選んだ男だから

ここはしゃーないから頭下げたるわ

…みたいな、The昭和の不器用親父☆ですよ…!

平成や令和世代から見るとDVにも見えかねない感じの常治の

不器用でも娘の幸せを祈ってるのがビッシバッシ伝わってきて

もうね…常治沼があるのも、再見でわかる気がしました。

削ぎ落とし方半端ねぇ!


朝ドラならば!主人公が女性ならば!

絶対省かれないであろう、長子を出産して

赤子を抱くシーン…!

スカーレットじゃまるっとカットですよ!

急にそこそこ大きな子が出てきたので

初見では????!!!ってなりましたよ!

NHKは赤子調達能力半端ないのに!

そこを敢えて使わずに、工房持ちました、

喜美子は夫を支えてます〜って展開に持ってっちゃうの!

いやもう…凄いですって!!

全て観てきてこそわかる景色…

喜美子の半生を描いてるからこその

いい意味での偏り…こういうの、やっぱ再見だと際立ちますね!!


そしてちや子さん


琵琶湖大橋の取材もこれで最後やなぁ…と

工房を訪れたちや子さん。

喜美子に「作品作ったら」とか

「女性陶芸家として」とか言うのも

決して気まぐれで言ってるわけじゃないですよね…

恐らく年1は必ず訪ねてて、喜美子のモヤモヤも

誰よりも感じ取ってたはず。

「作品作らないの?」とちや子さんが言った時に

八郎がすかさず自分もそう言ってるけど…って言ってたけど

作品を作ることより子育てに時間を取られてるし

なのに、自分が育児のやろうとしたことを

「いいよ俺がやるから」って持ってかれても

逆にペースが乱れるだけで、自分ができない子みたいで

喜美子みたいなタイプはしんどいよなぁ…と

再見でゴチャゴチャ考えてしまいました。


( ゚д゚)ハッ!書き足りないけどもう2000字越えてしもた💦!!

今日はここまでにいたしますッ!

ここまで読んでくださってありがとうございましたッ!

そして次週…キツイです…予告で…あ、これか…って

ちょっと(いやだいぶ)沈みました…

皆様、お覚悟を…!!






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