堂坂由香

1982年生まれ。牡牛座。編集したりイラスト描いたりetc... instagramは…

堂坂由香

1982年生まれ。牡牛座。編集したりイラスト描いたりetc... instagramはこちら→ https://www.instagram.com/dosakayuka/

マガジン

  • 徒然なるままに

  • 買うおしゃれ、買わないおしゃれ

    新しい服を買って着ることはおしゃれの楽しみ方の一つ。でもあくまで一つであって全部ではないはず。買うおしゃれもあれば、買わないおしゃれもある。「買う」に偏りすぎてしまったおしゃれの楽しみ方を、本来の楽しみ方に戻すための工夫を探します。

  • お砂糖ひとさじの往復書簡

    • 86本

    千田あすかと堂坂由香のエディター2人の雑誌編集者ユニット、お砂糖ひとさじの往復書簡。ほのかに甘くて儚いものやことを形にします。 instagram: @osatouhitosaji

  • No Edit, No Life

    • 21本

    私たちが10数年、出版社での雑誌作りを通して身につけてきた「編集のコツ」をお伝えするマガジンです。「編集する」という頭の筋肉の使い方、スイッチの入れ方をなんとなく感じていただけたら、そして必要なエッセンスを自由に取り入れていただけたら嬉しいです。

  • 40歳からのmyルールブック

    40歳からの生き方、働き方、ファッション、美容、お金のことetc...。ミニマルでシックに生きていくためのマイルールを作っていく過程の記録です。

最近の記事

自分の戦闘能力が落ちてきたときは椎名林檎の曲を聴くようにしている。椎名林檎さんが何かのインタビューで、自分の曲が「女の子たちのサントラになってほしい」と言っていて、私はもう女の子じゃないけど、でもちゃんと届いてます。高校生のとき初めて聴いたときからずっと。

    • 自信の正体

      目の前の仕事を次から次へとこなすような日々が続き、このままではダメになると思いながらも、どうすることもできなくて夢の中でも仕事の調整をするようになっていた頃、高熱が出て体が自分にストップをかけた。(仕事でご迷惑をおかけした皆様本当に申し訳ありませんでした…) 10日間くらい家から出ずにほとんどベッドの上で過ごしていたら、だんだんと本来の自分の感覚が戻ってきた。そしてすごく当たり前のことだけど、自分の心が動く感覚、ときめく感覚をこれからのすべての判断基準にしていこうと決めた。

      • 服の好みが変わるとき

        数年に一度、服の好みが変わる。好きなアイテムが変わるというよりは、テイストが変わる。そのタイミングが今また来ている気がする。 気に入っていたはずだった服がしっくりこなくなる、好きだったはずのブランドの服にときめかなくなる。それは寂しいし、戸惑う。だけど自分の体が常に代謝しているように、好みが変わることも自然の摂理。 私の場合。具体的には、どこか少し甘めのテイストは変わらず好きだけど、そこに少しエッジの効いたスタイルが今の気分にしっくりくるようになった。それはもちろんトレンド

        • 似合う色だけ着ればいい

          この冬あまり手に取らなかった服を取り出して、理由を考えてみた。デザインは素敵だし、形もベーシック。身体もきれいに見える。それでも着ない理由はおそらく色にあった。 前から薄々気づいていたけれど、私はなぜかグレーとブラウンが似合わない(たぶんオレンジとか山吹色も似合わない)。この冬着なかった服の色も、やっぱりグレーとブラウンだった。 似合う似合わないの基準は、着ていてしっくりくるかどうか。パーソナルカラー診断で似合うと判断されても、誰かから悪くないよと言われても、しっくりこない

        自分の戦闘能力が落ちてきたときは椎名林檎の曲を聴くようにしている。椎名林檎さんが何かのインタビューで、自分の曲が「女の子たちのサントラになってほしい」と言っていて、私はもう女の子じゃないけど、でもちゃんと届いてます。高校生のとき初めて聴いたときからずっと。

        マガジン

        • 徒然なるままに
          86本
        • 買うおしゃれ、買わないおしゃれ
          5本
        • お砂糖ひとさじの往復書簡
          86本
        • No Edit, No Life
          21本
        • 40歳からのmyルールブック
          10本
        • #堂坂本棚
          7本

        記事

          もしもあの時

          Netflixにたまたま『オレンジデイズ』があることに気づき、昨日の夜からなんとなく見始めたらやっぱり面白くて、つい一気見してしまった。大学4年生のキャンパスライフが舞台で、このドラマが放送されていた頃、私もちょうど大学4年生だったので、ドラマに出てくるファッションとか東京の街並み、流れる音楽が当時の思い出とリンクして、とても懐かしかった。 主人公の二人がついに両想いになったとき、柴咲コウ演じるヒロインが「生まれてきてよかった、あなたに会えたから」的なセリフを言うシーンがあ

          もしもあの時

          40代のバッグは布トートくらいがちょうどいいのかもしれない

          私は服は何着しか持たないとか、部屋に全然モノがない部屋を目指しているわけではないけれど、最近また自分の持ち物を精査して手放す作業にハマっている。 今朝は10年以上使っていた、ベッドルームに置いていた収納棚を手放すことにした。朝起きて部屋を見回してふと、「もうなくても大丈夫なんじゃないか?」と思ったから。 いろんな場所の物を整理していくうちに、少しずつ収納スペースに空きができてきたので、試しにこの棚の中に入れていたもの(マスク、薬、トラベルグッズ、カイロなど)を移動してみたら、

          40代のバッグは布トートくらいがちょうどいいのかもしれない

          手入れされたネイルは最高のジュエリー

          ネイルサロン代は固定費に入れている(ちなみにピラティスと美容院も)。確かに爪にマニキュアを塗ることは自分でもできるけれど、ネイルサロンで過ごす時間やネイリストのルミちゃんと話す時間、仕上げのハンドマッサージ、1ヶ月キレイな手元でいられること。どれも自分じゃできないことなので、私にとってはやっぱり固定費。 最近自分の持ち物を精査していて、所有物が多いほど身動きが取りづらくなるから、身軽でいられるために所有はなるべく小さくしたいと、これまで以上に思うようになった。 以前はその

          手入れされたネイルは最高のジュエリー

          「得意なこと=もっと上手くなりたいと思ったことがないこと」説

          かぜのたみさんという方の『低コスト生活』という本を読んでいて、ついでにYouTubeやnoteもちょこちょこ覗くのが先週からの密かな楽しみになっている。noteの記事でかぜのたみさんが、「得意なこととは、もっと上手くなりたいとすら思ったことがないことなのではないか」、と書いていて、私にとってはその視点がすごくヒントになった。 自分の得意なことほど当たり前すぎて自分ではなかなか気づけない。というのはよく言われていることだし、自分自身の実感としてもある。自分の得意なことってなん

          「得意なこと=もっと上手くなりたいと思ったことがないこと」説

          20年、ずっと仕事を中心に生きてきたけれど…

          大学時代に付き合っていた元彼と近所のスタバで20年ぶりに偶然会って、少しお茶をした。「この20年何してた?」と聞かれた私は、20年を咄嗟にうまく要約することなんてできなくて、苦し紛れに出てきた言葉は「ずっと働いてた」だった。 ずっと働いてた。 女性誌の編集者という、自分の好きなことと近い仕事に就いたことはとても幸運なことだった。ファッションや美容、ライフスタイルについての企画を考えることも文章を書くことも、自分には向いている仕事だと今でも思う。 だからなのか、いつだって

          20年、ずっと仕事を中心に生きてきたけれど…

          おしゃれって必要?

          この仕事をしていながらこんなことを書くのも妙なのですが、最近よく、おしゃれって何なんだろう?ということをよく考えます。 最新のアイテムや有名ブランドの物を身につけている=おしゃれではないし、なんとなく時代のムードをシルエットとかで取り入れることがおしゃれな気がするけれど、そもそもどうしておしゃれでいなきゃいけないんだろう。 服に関して言えば別にダサくたっていいし、万人に好かれる正解なんてないのに、私は何十年もおしゃれかどうかに振り回され続けていて、ファッションについての記事

          おしゃれって必要?

          尾道と静かな贅沢

          犬を両親に預かってもらって、久しぶりに旅に出た。 行ってみたい場所リストにいつも入っていた尾道のホテルLOGに泊まること。それだけを決めて飛行機に乗った。 100段ある階段を登った先にそのホテルはあった。ピンクのようなベージュのような柔らかい色に包まれた、レトロさを残したアパートメントのかたち。 建築家のBe gentleという言葉通り、一歩足を踏み入れるだけでやさしさに包まれる感覚になる。 全体的に内と外の境い目がゆるやかで、手入れしすぎていない庭の自然ななりが美しい

          尾道と静かな贅沢

          朝、犬の散歩をしていると、早起きの人たちと朝帰りの人たちが交差しておもしろいなっていつも思う。9月に入ったからといっていきなり景色が秋になるわけでもなく。 昨日と今日、夏と秋、境目はいつも曖昧で地続き。何でも白黒つけたがる世界で生きているからこそ、余計に曖昧さに惹かれるのかも。

          朝、犬の散歩をしていると、早起きの人たちと朝帰りの人たちが交差しておもしろいなっていつも思う。9月に入ったからといっていきなり景色が秋になるわけでもなく。 昨日と今日、夏と秋、境目はいつも曖昧で地続き。何でも白黒つけたがる世界で生きているからこそ、余計に曖昧さに惹かれるのかも。

          「自分さえよければ」からの脱出方法

          最近はほとんどテレビを見なくなってしまったけれど、先日久しぶりに見たあるテレビ番組で、SMAPの中居くんが「自分さえよければっていう考えだと、エンターテイメントの世界は濁ってしまう」と言っていて、その言葉がなぜかずっと心の中に残っている。 エンターテイメントの世界だけでなく、すべてに当てはまるこの言葉。自分自身を振り返ると結構「自分さえよければ」っていう考えが行動に出てるなぁと思ってそんな自分に嫌気が差す。そうは言ってもいきなり善人になれるわけではないけれど。 どうして自

          「自分さえよければ」からの脱出方法

          ただ存在しているだけで

          犬と暮らし始めてもうすぐ丸5ヶ月が経つ。一緒に昼寝をしているとき、あまりにも幸せすぎる時間のせいか、私はよく泣いてしまう。悲しいわけじゃないのに、犬から日々与えてもらっているやさしさや安心感の大きさに、心が震えて自然と涙が溢れてしまうのだ。 何か特別なことをしてくれなくても、犬がそこに存在することが私にとって最大のしあわせであり、そのために仕事をがんばろうと思えるし、自分の心身の健康も大切にできる。 そして本当は、私自身もただ存在しているだけで十分なのかもしれないと、犬は

          ただ存在しているだけで

          (おまけ)イラストや描き文字について

          「No Edit, No Life」マガジンの最後はイラストや描き文字について書いてみたいと思います。 イラストや描き文字はなくてもいいけれど、あるとデザインに温かみが出たりするので、雑誌を作っているときも私はイラストや描き文字を入れるのが好きでした。 Canvaにもフリーイラストや手描き文字がたくさん入っているので、それらを組み合わせて使うのもとても素敵ですが、自分で描いたイラストや文字は世界でひとつだけのもの。下手かもしれないけれど、既存のフォントやイラストにはない自分

          (おまけ)イラストや描き文字について

          作ったZINEをプロモーションする

          たった1冊のZINEを自分のためだけに作るのも十分素敵なことだと思います。ですが、一生懸命作ったZINEを自分以外の誰かに買っていただけることはすごくすごく嬉しいこと! なので、今回は作ったZINEを販売したいときに個人でできそうなプロモーションについて、私たちがやったことをまじえながら書いてみたいと思います。 ちなみに私たちのZINEの販売場所はBASEを使っています。売れたタイミングで手数料が引かれるシステムなので、初期費用なしで簡単にオンラインショップが持てるってすご

          作ったZINEをプロモーションする