もともと音楽を聴くことがすきで、弾くのはすぐ諦めちゃったけど、中学生のときから登下校はずっとMDウォークマンが友達だったし、週に一回TSUTAYAに通っていたわたし。
高校生からひとりでライブに行くようになってかれこれ......うん。いろんなところ行ったな〜。

ライブに行くことが生き甲斐で、ライブのために服を新調するし、化粧品も買うし、髪を切りに行っていた。バイトもライブに行くため。社会人になっても、休む理由はほぼライブだった。あと旅行。

そんな徒然音楽ライフを送っていたわたしもこのコロナ禍の末端の末端の被害者。
ライブを何十回見送ったか。チケを流したのもあるし。それこそ、ラブヌーだって。

でもそんな中、わたしを救ってくれたのがよかろうもんと財部さんでした。
彼らはアーティストであり、音楽系エンターテイメントグループという肩書きかもしれないけど、ここでは、出会ったのがYouTubeなので、仮にYouTuberと呼ばせてください。

YouTubeのアカウントを作ったのはもう10年以上前になるけど、利用目的としては、海外のMVを見るためと、違法アップロードされたお笑い番組を見るために使っていたくらいだった。

コロナ禍で家に引きこもってたら、必然的に彼らに出会った。財部軍団、のちの上京MNTIブラザーズに。自分がYouTuberにハマる日がくるとは。

昔から自他共に認める根っからのオタク体質。これは母親に似たところ。一度好きになったものはとことん突き詰める。こんなに距離の近い推しができたのは初めてで、正直勝手がわからなかった。

とりあえず推し垢をつくる。名前は適当。もちろん本名じゃないよ、今更だけど。途端に推しを通じて、SNSで友達の輪が広がっていった。


東京生まれ千葉育ちのわたしに地方在住の友達がたくさんできた。すごい。この歳で。

なんか、YouTuberを推すって、こういうことなんすね〜。ネット環境さえあれば、世界中どこでも彼らのことを推せるじゃないですか。すごい世界だな〜と、沼の深みに沈んでいってることに気づかず、そんなことを考えていたのです。

(いつになるかわからないけど)続く