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非モテに必要なのは恋愛教育 その1

はじめましてこんにちは、モテゴリと申します。元非モテの視点から非モテがモテるようになるためのnoteを書いています。

親の恋愛経験が子どものモテに大影響!?

 早速ですが、みなさんの親は、恋愛結婚ですか?お見合い結婚ですか?ぼくの親はゴリゴリのお見合い結婚でした
 今の時代、昔ながらの両親同席でお見合いみたいなものはだいぶ少なくなりましたが、結婚相談所はある意味ではライトなお見合いと言えるでしょう。そんなお見合い結婚ですが実はその子ども、特に息子に影響を与えることが分かっています。

親の結婚形態は子の結婚率に影響を与えてしまう

    引用元:東洋経済オンライン 親が「見合いか恋愛か」"子の結婚"に与える大影響

 この記事でも述べられている通り、男性は親が見合い結婚だった場合と、恋愛結婚だった場合とで子どもの未婚率に大きく差ができています。まとめると男性の未婚率は以下の数字になります
  生涯未婚率(国勢調査2020年)・・・28%
  親が恋愛結婚の時生涯未婚率・・・23%(平均マイナス5%)
  親がお見合い結婚の生涯未婚率・・40%(平均プラス12%)
明らかに親の結婚形態が子どもの結婚に影響を与えていると言えます。しかもこれ男性だけなのです。女性の場合は、20代では親がお見合い結婚の方が子どもの未婚率が低く、30代では反対に親がお見合い結婚の方が子どもの未婚率が高い。40代以降では差なしという結果になっており、有意差はほとんどないという結果になっています。

 元記事の中では、女性は男性からアプローチをされる側であるから親の結婚形態に影響を受けにくいとされていましたが、本当にそうでしょうか?ぼくは違うと思っています。ではなぜ、親が見合い結婚だと息子の未婚率が上昇するのでしょうか、その答えは教育、それもただの教育ではなく恋愛教育です。

見合い結婚の家庭にはモテ要素がない?

 恋愛教育と言っても、子どもに対して「女の子にはこうやって話すんだよ」「こういう事をするとモテるよ」とか「こういう髪が流行ってるよ」「この服がオシャレだよ」といった具体的に親などから教えてもらう事ではありません。そんなことしてる家庭は1割未満でしょう。そうではなく、両親が仲良くお互いコミュニケーションをとっている、オシャレにしている姿を子どもに見せること。それが恋愛教育なんです。

あなたの家両親の仲は良かったですか?父親は母親のことを褒めていましたか?両親とも見た目に気を使っていましたか?オシャレはしていましたか?ぼくの家は全滅でした。超コミュ障の父は家でも「うん」「おぉ」くらいしか喋らず(昭和おやじのメシ!フロ!すら言いません)母が一方的に話しているというか、もはや母の独り言とそれを聞き流す父という状態でした。さらに両親ともド田舎戦後生まれなのでオシャレなんて当然無縁。しまむらどころか、スーパーの洋服売り場の安い安い服を着ていました。ぼくが着る服も母が選んだもので基準は安さのみ。よく「この服いくらだったと思う?200円!」みたいなことを言っていました。

 こういった親の日常や価値観というのは、恋愛結婚か見合い結婚かによって形成される部分が非常に大きいのです。親同士が恋愛していれば例え年をとっても、ある程度の会話はあるでしょうし、褒めたり感謝したりといったこともあるでしょう。また、恋愛を経ているということは、服や身だしなみに気を使っているでしょうし、仮に結婚後オシャレをしなくなっても経験はあるため、子どもに対して変な格好をさせることは少ないでしょう。かたや見合い結婚組はどうでしょうか。ぼくの両親のようなコミュニケーション不足、オシャレとは無縁という家庭は見合い結婚組には決して珍しくないと思います。

 そしてこの親の日常的価値観はそれを間近で見ている子どもに確実に影響を及ぼします。具体的にはコミュニケーションやオシャレという概念が存在しなくなるのです。相手を対等に認め合う事、相手に好かれようとする事が分かりませんしできません。服も気温に対応していればなんでもいいですし、そもそもオシャレな服など与えられません。なぜなら子どもに影響を与える親自身がコミュニケーションやオシャレの概念を知らないからです。自分が知らないことを子どもに直接でも間接でも教えることはできないのです。

 つまり子どもは、モテるという概念を知らずに育つ。成長し概念を知っても方法が分からない。その結果非モテが完成し、見合いという制度が少なくなってきた現代では結婚もできないということになるのです。まさに親世代から生まれる負のループです。

 それに対し恋愛結婚の家庭に生まれた子どもは、自然と相手に好きになってもらえるようなコミュニケーションやオシャレという概念を学ぶことができます。両親を見ていれば自然と身についているのです。なので当然モテるようになるし、結婚もできるのです。うらやましい限りですね。


まとめ

 見合い結婚と恋愛結婚で子どもに大きな差ができるメカニズムは理解してもらえたと思います。いわば我々見合い結婚の家庭に生まれた子どもは、物心つく前から非モテの英才教育を受けていたと言えるでしょう。
 でも少しまってください。親の結婚形態に影響をうけるのは男だけ。なぜ女の子どもは、見合い結婚の家庭に育ってもモテるようになるのでしょう。もちろんその答えも恋愛教育です。

 長くなってしまいそうなので今回の記事はここで終わりにして、次回の記事で男女における恋愛教育の差について書こうと思います。

 今回の記事が気に入ってくれたら、スキしていただけたら喜びます。コメントもバンバンお待ちしております。読んでいただいてありがとうございました。次回の記事も読んでいただけたら嬉しいです。

 

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