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ちいかわ好きの男は地雷?モテ視点から考えるちいかわのリスク

先日、Xであるポストが少し炎上気味に話題になりました。


こちらです。これについてどう思いますか?正直ぼくもちいかわの絵柄は好きです。でもこのポストには賛成です。以下にその理由を考察していきます。

 まずちいかわについてですが、ぼくが書くのもおこがましいですが、一般的にはシンプルにかわいく書かれた動物のようなキャラクターがある意味人間のようにシビアに暮らしている日常を描いた漫画となっています。人気の理由はこのシンプルな絵柄のかわいさと意外と現実的な日常のシュールさ、ちいかわ達の頑張っている姿への自己投影などがあると思います。

次にちいかわの歴史ですが、ちいかわはイラストレーターのナガノさんによって生み出されたキャラクターで、2017年に原型となるものが誕生しており、2020年からTwitterで投稿され、2021年に書籍化されています。

このちいかわの歴史が大事です。なぜなら2023年現在仮に30歳だとしたら、ちいかわが生まれた時点で24歳、一般的に認知されだした時点では27歳になります。つまり、30歳の人間にとってちいかわは20代半ばころから出てきたキャラクターなのですが、20代半ばであれば大半は立派な社会人です。立派な社会人がファンシーなキャラクターにアンテナを張っている状態。その時点で幼稚な人とみなされる恐れがあります。これがリスクその1です。

次にちいかわのキャラクターですが、どこか人間味があるようなキャラクター、しかもちょっと弱者や陰キャと言われる人が親しみを覚えるような設定です。
ちいかわ…優しい。引っ込み思案。人見知り。努力家。あがり症。食べることが好き。

ハチワレ…明るい。ポジティブ。楽天的。喋れる。写真が好き
うさぎ…マイペース。好奇心旺盛。運動能力が高い。

どうですか、自分はどのキャラに近い?って聞かれたら「ちいかわ」って答えませんか?きっとみんな答えますよね。そんな自己投影できそうな魅力的なキャラクターこそが罠なのです。ちいかわに自己投影している=自分は弱者である。そう宣言しているようなものなのです。これがリスクその2です。

そして、これらのちいかわ好きのリスクを踏まえたうえで、最も重要なのが、ちいかわを好きと公言する(グッズを身に付ける)ということです。はっきり言ってこれが最大のリスクです。

上で述べたようにちいかわのイラスト的かわいさは幼稚さを、キャラクターは弱者性を象徴しています。そのうえでちいかわを好きと公言する、公言せずともグッズを身に付けるという行為はすなわち

 相手に自分がどう見られるかを考えていない

ということなのです。最初にこの件のきっかけとなったポストに対しては「誰が何を好きでもいいだろう」「アラフォーだけどちいかわ好きですが何か?」みたいな反論が沢山きていました。そうじゃないんです。反論の通り何歳になっても何を好きでも本来全く問題はないんです。ただそれを公言する事を考える必要があるのです。

女性はかわいく男性は強くかっこよく。これは世の基本原理です。基本なので例外はありますが、大半の人はこの基本原理に則った価値観を持っています。なので女性がちいかわ好きを公言するのはなにも問題はないのですが、男性、特に社会人男性がちいかわ好きを公言するというのは、「私は弱くてかっこよくないです」と公言するようなものなのです。はたしてそんな男に女性は魅力を感じるでしょうか?答えはノーだと思います。

ちいかわ好き、果てはキャラクター好き、かわいいもの好き(動物そのものは除く)という面は基本的にある程度仲が良くなってから見せるものなのです。そうすればギャップ萌え、あばたもえくぼという言葉もあるようにちいかわ好きも受け入れてくれる人が大半です(もちろん限度はありますが)。なので、普段の生活ではほんの少しだけ節度を持つということを意識したらよいかと思います。

ちいかわ好きというだけで地雷扱いされてしまうのは本来あまり好ましくないとは思いますが、こういった側面もあるということを理解していただけたらと思います。

今回のnoteは以上となります。気に入っていただけた方はスキしてもらえたら喜びます。読んでいただきありがとうございました。

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