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建国高等学校伝統芸術部 韓国伝統音楽の夕べ

■2024年度、どすこいでは、障害の有無や程度・国籍・言語・年齢・ジェンダーなどあらゆる条件を超えて認め合い、多様性を包摂する(インクルーシブな)環境を創るため、また地域と連携した支援を目指し、様々な取り組みを計画しています。
その第一弾として、韓国系インターナショナルスクール・建国高等学校伝統芸術部のみなさんのご協力により、2024年4月22日(月)15:30~16:30 長池連合会館(大阪市阿倍野区長池町19-1)にて、韓国伝統音楽・演劇の公演を開催させていただきました。
普段からどすこいにご寄附をいただいている地域の方にも来ていただくことができ、心温まるひとときを過ごさせていただきました。

■第一部は太鼓・鉦などの打楽器を使った演舞
コーチや顧問の先生が「聴覚過敏な子どもたちが多いと聞いていますが大丈夫でしょうか?」と心配されていました(私たちもパニックにならないか心配していました)が、ほとんどの子どもたちが激しい演舞に集中し、じっと観入っていました。

■第二部は「ハングルで名札を作ろう!」
ハングルの文字盤を見ながら、マンツーマンでご指導いただきました。
緊張気味だった子どもたちがすっかりリラックス。

■第三部は「皿回しに挑戦!」
名札作りで、伝統芸術部のお兄さん・お姉さんたちとすっかり打ち解けた子どもたちは、次々と皿回しにチャレンジしていました。普段は失敗を怖れて「いやー!絶対やらない!」とパニックになる子が何度も挑戦している姿を見て、感動しました。
気持ちの熱さ・優しさ、溝や垣根を越えて仲良くなろうという思いが、子どもたち・スタッフの心を解き放つのだなぁ、私たちも繋がり続けていきたいなぁと思いました。

終演後、伝統芸術部のみなさんから「次はぜひ、学校での練習を見に来てくださいね」とお誘いをいただきました。みなさんと一緒に作った名札を付けて、お兄さんお姉さんに会いにいきます!
驚きと発見と感動のひととき、ほんとうに有難うございました!!

■建国高等学校伝統芸術部のご紹介

「韓国と日本、アジアの懸け橋となることを願い、韓国の伝統打楽器や民族舞踊の習得に日々励んでいます。
校内の行事や他校との交流を始め、 地域の人々との交流にも積極的に参加し、日本の方々に韓国との深い繋がりを感じ取ってもらいたいと思っています。
韓国で行われた世界サムルノリ大会で、在日では初めての「大統領賞」を、また全国高等学校総合文化祭 郷土芸能部門で、「文化庁長官賞」を受賞しました。
今年で9 年連続大阪代表として全国高等学校総合文化祭に出場し、
これからも日本の中で韓国伝統芸能を披露しながら幅広い交流を続けていきたいです。」
※建国高等学校伝統芸術部HPより抜粋

https://keonguk.ac.jp/school/club/traditionalart/

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