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だからエンタがやめられない

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感激の観劇備忘録。だってエンタが好きなんです
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記事一覧

【革命とは】 宝塚歌劇団星組公演 「RRR x TAKA"R"AZUKA」

ご縁がありまして、宝塚版を生観劇することができました。今回も、ライブストリーミングの時と…

いしまるゆき
1か月前
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【人の闇とは】 舞台 「輪廻転生∞楽園ダイバー」

人の闇を生み出す最大の要因は、「寂しさ」や「悲しみ」だ。それを餌にして、妬み嫉みを含めた…

いしまるゆき
1か月前
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【元カレーとは】 舞台 「元カレごはん埋葬委員会」

小説の販売が12月。舞台が2月。どこよりも早いメディアミックスの名は伊達ではありませんでし…

いしまるゆき
2か月前
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【革命とは】 宝塚歌劇団星組公演 「RRR x TAKA"R"AZUKA」ライブストリーミング

RRR x TAKA"R"AZUKA、参戦して参りました!TOHO新宿シネマズの2列目センター!かぶりつき!な…

いしまるゆき
2か月前
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【第四の俳優とは】 舞台 「オデッサ」

こんなに感想が書きにくい舞台が、これまでにあっただろうか。ものすごく面白かったのだけれど…

いしまるゆき
2か月前
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【オトナとは】 読書記録 「キャベツ炒めに捧ぐ」

「オトナ」になったら、何事に対しても「大人げある」対処ができるようになるのだと思っていた…

いしまるゆき
3か月前
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【心を揺さぶられるとは】 2023年 月別作品振り返り

年末ですので、今年の作品振り返りもしてみよう。そうしよう。 今年も様々な作品に出会うことができました。心が疲れている時には、しばしの現実逃避を、心が元気な時には更なるエナジーを頂きました。 その中でも、私的に、一番心が動いた/衝撃だった/ガツンときた作品を月毎に振り返ってみたいと思います。 1月 「ピカソとその時代展」 おおっと、いきなり舞台でも映画でもないやーん!なチョイスですが、この月一番心がフルフルしたのがこちらだったのです。仕方ない。年初にパウル・クレーを心

【クリエイティブの可能性とは】 ミュージカル 「The Little Big Things」

兄2人と一緒に旅したポルトガルの海で事故に遭い、第4脊椎を損傷してほぼ全身不随になった17…

いしまるゆき
4か月前
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【ご挨拶とは】 舞台 「My Neighbo(u)r Totoro」 2回目

一回目はこちら。 意図的で野心的とも言える試みの1つに、「日本語」の盛り込み方がありまし…

いしまるゆき
4か月前
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【自分を信じるとは】 ミュージカル 「Back to the Future」

同年代で観ていない人がいないほどの社会現象となった「Back to the Future」がミュージカルに…

いしまるゆき
4か月前
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【恋に落ちる瞬間とは】 ミュージカル 「Crazy for You」

ガーシュインの音楽と、珠玉のダンスナンバーたち!!!!ハッピーな作品が見たくてのチョイス…

いしまるゆき
4か月前
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【森の主とは】 舞台 「My Neighbour Totoro」1回目

制作発表の時から絶対に会いに行く!と心に決めていたのに、様々な理由から初演は涙を飲みまし…

いしまるゆき
4か月前
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【お焚き上げとは】 増田太郎さんのクリスマスライブで、改めて

12月半ばにして夏日があったり、それ以外にも目が回るような毎日が絶賛続行中で、年の瀬?何そ…

いしまるゆき
4か月前
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【世界のネジを巻くとは】 舞台 「ねじまき鳥クロニクル」

中身なんて、分からない。人のことも、世界の理も。知っていると思っていることは、相手の皮膚から上だったり、自分たちが知っていると思い込んでいる社会を覆う、牛乳の膜のような部分だけだったりする。 だけど、苦しみや辛さは、その肉体に反映される。内面で起きていることが、皮膚の上に表れる。精神世界で殺された綿谷ノボルが、脳梗塞を起こしたように。 内面と外面、表と裏、肉体と精神。見える世界と見えない世界は、思ってもいないほど繋がっている。 肉体的な痛みから解放されたいと願い、肉体の