【観戦初心者】First Strike Japanを楽しむために【プレイ経験者向け】

明日からFirst Strike Japanの決勝トーナメントが始まります。Valorantはプレイするのも楽しいですが、競技シーンを観戦するのも楽しいゲームの一つです。

ただ!初心者はまず"どこ"を見ていいのかわからん!という壁があるかもしれないです(自分は別のゲームの競技シーンを見慣れてしまっていた)

なので日本最強を決める大会でどこに注目すべきか?おすすめをまとめてみます。

注:筆者の偏見と意見が沢山含まれた記事になります、指摘等ありましたらお嬢様言葉でお願いします!

1.日本最高峰のプレイイング

細かいポイントをおすすめしがちなのがオタクの性なのですが、まずは圧倒的フィジカルを感じるのがおすすめ!

日本のシーンにおいて花形はやはり【ジェット】でしょうか。理由としては、無理なポジションをテイルウィンドウ(いわゆるブリンク)を保険としてキルを発生させやすいこと、高価な武器であるオペレーターと相性のいいこと、アルティメットがとにかくクラッチ映えすることでしょう。

各チームのジェット運用にもカラーがあり、その違いを感じるようになるころには観戦オタクになっていることでしょう。

注目選手はREJECT所属のDep選手,Sengoku Gaming所属のpepper選手。とりあえず両者のチームの試合はこの二人のジェットに注目しましょう!なにかしてくれるそんな選手です。

2.構成による戦い方の違い

さっきと打って変わりオタク要素な視点。

今の構成は大きく分けて2種類あります。

まず一つ目は、KR構成と呼ばれる現在アジア最強のVision Strikers(以下VS)の使用している構成を指す事が多いと思います。イニシエーター2の構成ですね(デュエリストはジェット固定が多数派)(スプリットは特殊なので除外して…)

スクリーンショット 2020-12-02 221609

この構成の強みとしては情報量の多さセットプレーの多彩さにあります。セットプレーは自分たちの強みを相手に押し付けることができますし、『こっちにはセットプレーあるんだから対策しろよ』という圧もかけれる強みもあります(ex.ヘイブンCセットプレーで押されていたら①Cを空けて別サイトを詰めてリテイク重視②C中を2人で守って前目で1pick等)

ヘイブンCセットの動画(KR構成ではないけどセットには大きく影響がないので…)

最初の1pickはパワーですが、サイト奥リーコン・右パラ・手前フラッシュ・ジェットがスモーク&ブリンクで右のチェック→サイト奥フラッシュ&レイナの目(これはKR構成だとないですね)→CT側にフォールトラインみたいな感じですね。サイト奥までの情報を取りながら有利な状況でプラントまでスムーズに行っています。

ちなみに僕は、KR構成がめちゃくちゃ好きです。綺麗なValorantって感じですね。今大会ではSZ・SG・BBI・CR・DNGがこの構成を用いています。特にBBIはVSのセットを早くから取り入れていたことからセットプレーへの自信を感じます。

そしてもう一つのメジャー構成であるNA構成はデュエリスト2構成、いわゆるパワー系です。こちらはイニシエーターを1にする代わりにデュエリストを2人にする構成ですね。ブリーチを抜く事が多いですが、FAV Gamingは裏取り警戒系のエージェントであるキルジョイ・サイファーを抜いてイニシエーター2にしています(JUPも同様の構成を別大会にて使用しているが本大会では未使用)

キャプチャ

デュエリストの特徴である自己完結力の高さ、連戦向きのスキルを活かした撃ち合いに勝っていくスタイルです。小話としてNAの競合TSMは最近デュエリスト3の構成を用いています。個人的にはREJECTなどが採用してほしいなとは思っています。

今回決勝初戦の組み合わせがパワーVS知性構図になっているのが3試合あるので、今のValorantシーンはどちらが強いのか決める戦いになるかもしれません。

3.各チームのストーリーを知る

競技シーンは単純に試合を見るだけでも熱くなれますが、選手やチームの小話を知っていると楽しいことも増えます!

まず決勝の組み合わせで注目はBBIvsCR。BBIはValorant参入時から2人が選手交代しているのですが、その一人が現在CR所属のneth選手。BBIでもエースアタッカーだったこともあり、古巣との対戦はやっぱり面白いところですね。しかも個人配信で『BBIと当たる気がするねんな~』と言っていて本当に当たったのも面白いところです。

2つ目はSGvsJUP。こちらはミルダムマスターズという大会での決勝のリベンジ戦。SengokuGamingはミルダムマスターズ中にOdenkunn選手からShuzz選手に交代し、その勢いままミルダムマスターズでは決勝まで進出しました。しかしその決勝では大敗を喫しています。(リンク

大会全体でいうとやはりSZとJUPの優勝候補チーム2つでしょう。Scarzは日本初オフライン大会であるEVCでJUPを圧倒し優勝したチームです。

その直近のミルダムマスターズでは最下位に沈んだこともあり、驚いたファンも多かったかもしれません。今大会ではその活躍がフロックなのか本物なのか証明する場、なのだと思います。

そしてJUP。Valorantを始めたら最初に出会うプロチームなのではないでしょうか?他チームよりも早く解説動画やプレイ動画を上げて広報にも力を入れているチームですね。そして今大会ではXQコーチ、アナリストにgya9さんを迎え入れスタッフを強化して挑んでいます。

EVCで負けた雪辱を晴らすのか、それともValorantリリースからJUPの時代であった日本競技シーンをSZの時代に変えていくのか楽しみなポイントです。


長々と書き綴りましたが、とりあえずみんなでFSを楽しみたい!という旨の記事でした。明日からの大会は目が離せませんね!早めに仕事を終わらせたり課題を終わらせて集合ですよ!集合!




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