「Virtual to LIVE」がズルい(歌詞も書き起こした)

心のどこかで、どうしても生主に絵が加わっただけと斜に構えてしまうのだけれど、やっぱりにじさんじという箱が好きなんだなと感じてしまう。

以前から楽しみにしていた「Virtual to LIVE」が公開されました。


僕自身この1年ものすごく心が疲弊していて、毎日時間の消費できるVtuberというコンテンツにはすごく救われてきました。

誰の声も聞こえない時間に、誰かが自分(達)に話しかけてくれるという安心感。キャラクターという"ガワ"があるからある意味"壁"があり、楽でもありました。今回の曲良すぎる&古のオタクなので、歌詞を書き起こして考えてしまった。

どうしようもなく今を生きてる 
この声が届く未来が 幸福だと言えるように
ただ謳おう Virtual to LIVE 

進む先が見えなくたって 手探りでも歩き続けた
泥だらけの足元のまま 肩を揺らす 
ぎこちなくて震えた声を 一つ一つ積み重ねてく
「大丈夫」と誰かの声が手を握った

遠くから聞こえていた 足音はいつの間にか
笑い合うこの近くに感じられるよ

君と僕を繋ぐこの糸 七色に掻き鳴らしてく
見てる明日がそれぞれでも 歩いていこう
どうしようもなく今を生きてる 
この声が届く未来が 幸福だと言えるように
ただ謳おう Virtual to LIVE


止まることのない時間の中で 窓に向かい笑い続けた
不格好に投げた言葉で日々を綴る 瞬くたび変わる景色を
一つ一つ刻みつけてく 「大丈夫」と明日の誰かに言えるように

少しずつ築いてきた たくさんの昨日たちと
飾らないこの気持ちで 明日も話そう

君と僕を繋ぐ境界 七色に響かせていく
向かう先がそれぞれでも 進んでいこう
どうしようもなく今を生きてる この声が届くかぎりは
幸福だと言えるように ただ願おう Virtual to LIVE

手を合わせた 窓の向こう 
君のその笑顔まで 少しでも伝えたくて
遠く遠くに叫ぶ 
いつまででも いつからでも
くだらない話で笑おう 
君の近く もっと近くに行くから

君と僕で作り上げていく 七色に輝く世界
見てる明日が それぞれでも歩いて行こう
どうしようもなく今を生きてる
この声が届く未来が 幸福だと言えるように
ただ謳おう Virtual to LIVE 

LaLaLa……

歌詞がエモ(語彙力)。順番に動画に照らし合わせながらエモいところ。

僕は一期生と二期生に関してはかなり特別視していて、その背景も歌詞にやはり感じてしまいます。

1:09のドーラ・クレア様・ほんひまの感じられるよ~がまずかわいい。3人共かわいい。特にひまちゃんは、よく見ることもあって近くに感じる事が多くていや「わかる」ってかんじだね。

そして号泣シーン1:16。「見てる明日がそれぞれでも 歩いていこう」。トリガーの3人は条件反射エモなのでしかたないとしても、OTN組はズル。にじさんじという箱の中でも、SEEDsは初期触れることが少なかったこともあってそこまで強い思い入れはないんだよね。ただやっぱりSEEDsの初期のこう……難しさみたいなのはリスナーとしても感じざるを得なかった部分もあり、そこを一緒に頑張っていた3人の一人が欠けるってのは箱推しとしても寂しいところがありました。

今もチャイカに飯テロ画像を送るだとか、MTGの高価なカードは何か教えろと社に質問したりとアズマは元気にしてるようなのでそんな悲しむのもあれなのですが……でもやっぱりこの業界における引退は「キャラクターの死」であるのは事実だと思うので、寂しさを感じました。

しかもアズマの引退理由は明確であり、それぞれの道を進むという歌詞のポジティブさにリンクしてしまって思わずきちゃいましたね。

1:56の鷹匠のリオン様かっこよくない?いやかっこいい。こういうギャップは「えっちだなぁ(CV.アンジュカトリーナ)」なんですよね。カーはあらゆる面で普通にイケメンなので、そんな普通に歌ったらかっこいいだろ!ってかんじですね。

続いて「瞬くたび変わる景色を」という歌詞はまさにこのコンテンツの流れの早さですよね。毎日のように、にじさんじだけでも消費できない量の時間の配信があって。ただ一つ一つ、配信者とリスナーの間には歴史が生まれていくんですよね。

しかもその後の刀かざはえっちじゃぁありませんかぁ……なに見つめあってんねん!好き!

3:10のかえみとはやっぱりレジェンドってかんじですよ。一期生のJK組の安定感は別格ですね……でろーん有識者じゃないのであれですが、でろーんって傍から見るとエネルギッシュでちょっとやんちゃな感じですがすごく周りに合わせるタイプだったりするんですよね(後方おじさん)対称的に我が道を行く委員長との組み合わせは感情がどうしても高ぶってしまう。しかも遠く遠くに叫んで、本当にKANA-DEROを成功させたんですもんねー。エモ。

3:18の「くだらない話で笑おう」は僕みたいに心が疲れちゃった人や、人間関係が下手な人をたくさん救ってるであろうにじさんじの根幹だと思うんですよね。

にじさんじライバーのコンテンツって、ものすごく目新しいことをやっているか?といわれると生主の焼き直しと言われても仕方ない部分も多々あると思うんです。ただ彼らはライバーという皮を被っているから、バーチャルであって、だからこそ僕みたいな人間も近くにいたいと思えるんです。

おそらくわかりにくい感覚だと思うんですが、肉体がそこにあることを常に感じたくない。都合のいい相手でいてほしくて、どこか異世界にいてほしい。でも彼らの温度を感じていたい。そんな相反するワガママの中で彼らの存在は多くの人の救いになっていると思うのです。

全部は追えるわけもないし、にじさんじの箱だからといって無条件に彼らを愛せるわけでもないけれど、にじさんじの彼らは僕にとってもう大事な存在になっているんだと認識してしまった歌でした。

照れくさくて面と向かって好きとは言えないけれど、ありがとう。

これからも何が起こるのか楽しみにしています。






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