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iOSDC Japan 2023でLTしてきました

プロポーザル

今回はLT1本だけ応募して運良く採択されました。
応募のタイミングで「こういうの作ってみようかな〜」と思ってたアイデアがあり、iOSDCで発表することになったら絶対に実現しないといけなくなるので、己に制約と誓約を課すことで念の威力を向上させる意味で応募しました。

ガチャ演出の開発

どう実現するか全然わからない状態から始めたのですが、まあ無理なら無理だったでそれをおもしろく話せばいいだけなので気楽に取り組んでいました。

Xcodeでの開発自体は2~3時間で、パーティクルに使う画像やAIで使う生成して吟味する作業が全体の95%ぐらいの時間を使ってました。
私が画像加工などにブランクがあるので普段からAdobe製品を使ってる方ならもっと短縮できたと思います。

発表準備

私が目指している発表の方向性は
iOSの上級者でなくても楽しめて、ほんのり学びがある
という感じです。
(例年のLTでもそこだけは外していません)

準備の流れとしては

ガチャ演出開発
   

発表の構成考える
   

スライド作成
   

トークスクリプト書く
   

発表練習

という流れです。

まず誰に伝えたいのか、伝えたいことについて考えて、削ぎ落とします。
5分で伝えられることは本当に限られてるので。

次にスライド作りで、ネタやヒキの強い絵を要所で入れつつ、テンポよく最後のオチまでたどり着くという流れで組みます。

そしてスライドに合わせてトークスクリプトを書き起こします。
まだまだ修正がはいるので完成度50%ぐらいの内容でどんどん進めます。

そして書き上がったら同僚に聞いてもらってフィードバックを受けて改善して、一旦寝かせて、本番1週間前になったらトーク練習を開始します。
本番1週間前から練習するのは前もって練習しすぎるとライブ感が失われて笑いを取るのが難しくなるからです。

iOSDCのLTは強制打ち切りがあります。これは本当にプレッシャーなので、スライド何ページ目まで何分でたどり着けるかを把握しておく必要があります。
一人でiPhoneのボイスメモアプリを使って何度も録音と視聴を繰り返して さらにブラッシュアップしていきました。
LTの良いところは5分なので通し練習と振り返りがすぐにできるということです。

発表

どれだけ練習してもやっぱり発表前はある程度緊張します。
今年もやっぱりBGMのドゥンドゥン音に心臓が同期していました。

発表自体はちゃんと時間に収まって笑いも取れたので良かったと思ってます。

失敗談

発表しながら酸欠になったこと
これに尽きます。

私はマスクを装着して登壇したのですが、練習時はマスクをしていなかったのと、当日はマスクが湿りがちで息継ぎで入ってくる空気が少なくなっていて、最後の方は息も絶え絶えという状態でした。

  • おしゃれマスクじゃなくて通気性重視のマスクにしておけばよかった

  • 練習のときからマスクしてやっておくべきだった

(来年は収束してるといいなぁ)

余談

day2だけオフライン参加して、昔一緒に働いてた方々や教え子たちに会えて楽しかったです!

そういえば若者から
「…シカタさん、まだコード書いてるんですか?」
と聞かれました。
30代後半で子育て真っ盛りですが、ばりばりコード書いてます。
もちろんマネジメント業務もしてますが。

アプリ開発楽しいです。ゼルダの新作が出て1週間ぐらいはゼルダしますが、その次の週からはゼルダよりアプリ開発の方が楽しくなります。

来年のiOSDCはスピーカーかスポンサーブースかわかりませんが、なんらか参加はしたいなーと思ってます。

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