ドラマ 推しを召し上がれ がもったいない
ドラマ 推しお召し上がれ、継続して見ています。
もう次回で最終回だそうで。最初興味持ってそのまま見ています。で、先日の9話。すごく良い内容だった。
ただねぇ、予告をみてもそのシーンに触れないんですよ。公式でSNSに上げてくれないだろうか。
良かったと思うシーンは、その9話で主人公 由寿が岩手の実家に帰るんですが、兄のコスプレが家族にバレたこととか、由寿本人が、まだ仕事を頑張りたいし、結婚は興味がないからするつもりがないと母親に伝えに行くんです。
母親はどうしても昔ながらの「普通」とか「幸せ」が自分の中にあるから、子供にもそうなって欲しいと思っている。だけど、由寿や兄はちょっとその価値観とは違いがある。
それについて、由寿が母親に訴えるんだけど、その内容が無理やりわかってくれっていう感じではなく、とりあえず理解してくれっていう感じですごく良かった。
個人的に自分もいろんなことで「納得はできないけど、理解はする」っていうスタンスがあるんだけど、それにすごく近いなって思った。
ちょっとTVerとかで見直して、文字起こししようかな。
しかしなんです、これこの回のメインではないのです。その後由寿が東京に帰ってきて、推している小説の作家の人が判明するのですが、そこが話としてはメインになります。
自分がこのドラマがもったいないなぁと思うのは、なんか要素を詰め込みすぎている感じがするんですよね。
「新卒社会人の成長ストーリー」「それを見守る乳酸菌の擬人化」「推し活」がこのドラマの基本要素だと思っているのです。これで十分かな思うのですが、「阪神淡路大震災」「東日本大震災」が関係し、「推し」から「多様性」も反映されます。
いわゆる1時間ドラマならまだ盛り込めるかなって思うのですが、25分の半分なんです。なので、なんかそれぞれの要素を活かしきれいないっていう感じがしてしまうのです。
原作小説を読んでいないので分からないのですが、ある程度小説の方もそういう感じなのかな。
「乳酸菌の擬人化」とか「ミュージカル強そうな配役」っていう感じだったから、もう少しシンプルな要素で、振り切ってほしかったなぁと思ったり。
でも、とりあえず最終回を楽しみにしたいと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?